new3DSLLスクリーンショット「偽トロキャプチャ」代行業者に持ち込み依頼してみた。


2017年11月8日、Miiverseがサービス終了になります。

3DSやWiiUでプレイ中のゲームや、本体に機能として備わっている手描きイラストの画面をスクリーンショットで撮影してアップロード、世界中のプレイヤーに共有できるというSNS的サービスですが、体感的には今ひとつ普及している様子も見られず。検閲などSNSならではの運用コストとの採算性が合わなかったのか、残念な結果になりました。

このMiiverseは単なるSNSとしてではなく、ゲーム画面をより鮮明に映せるスクリーンショットこそが我々ウェブマスターにとって欠かせない機能で、サービスそのものの終了は死活問題なわけです。過去に公開したニンテンドーDSの画面写真(スクリーンショット)を簡単に撮る方法!(非3DS)で苦し紛れな対応もありますが、やはり限界はあります。

そこで、兼ねてより気になっていた「偽トロキャプチャ」とやらを当サイトにおいても導入することにいたしました。

代行業者「株式会社ケイティ」に問い合わせてみることに。

「偽トロキャプチャ」とは、元々スクリーンショットが機能として備わっていない3DS本体などのハードに対し、PCのモニターなどに外部出力できるよう端子を取り付けるというもので、物理的な改造を伴います。物理的な加工とやや高額な費用による抵抗感も強いようですが、我々のようにウェブを介して「こんな楽しいゲームがあるよ!?」と紹介するおせっかいな人間にとっては必要不可欠な機能です。

まずはこの偽トロキャプチャ取り付け代行業者である「株式会社ケイティ」の公式サイトに設置されているフォームから、具体的な手続きや簡単な使い方について問い合わせてみることに。

お気軽にお尋ねせさせていただきます

ところが。4日経っても5日経っても、待てど暮らせど返事は無く。こりゃ会社としてどうなんだ?言葉は悪いがやや胡散臭さも感じ始めます。何か触れてはいけない世界に足を踏み入れようとしているのではないか?

問い合わせから約一週間後の正午過ぎ。公式サイトに記載のあるフリーダイヤルに電話をかけてみると、営業時間内にも関わらず、「営業時間は午前10時から午後19時になります。」という自動音声の末に切れてしまうという事態。営業時間内ですけど、本当に営業しているのか…?お昼休みなのかしら…と、時間を置いて電話を賭け直してみると、繋がりました。

スタッフの電話対応はやや無愛想…

株式会社ケイティ(以下「ケ」)「はい、ケイティです〜。」
私「もしもし、偽トロキャプチャの導入を検討している者なのですが、手続きについて2、3お伺いさせて頂いても宜しいでしょうか?」
ケ「はい、どうぞ〜。」
私「機種はnew3DSLLで、ウェブサイトにスクリーンショットを貼る用で検討しておりまして。例えば実機を当日お店に持ち込んで施行して頂くことは可能でしょうか?極端な話、今日とか…。」
ケ「new3DSLLですね、少々お待ちくださいね…。」

保留15秒程度

ケ「あ、お待たせしました、大丈夫ですよ。何時頃にお見えになりますか?」
私「あ、お店の定時って19時ですよね?18時くらいでいかがでしょうか…。」
ケ「だいたい取り付けに1時間くらい頂くので、18時まででしたら大丈夫です。」
私「承知しました。あともう一点。取り付けて頂く前に、簡単な使い方、マニュアルの様なものをPDFなんかで頂く事って可能ですか…?先日ホームページのフォームから問い合わせたのですが…。」
ケ「すみません、メールは立て込んでて見ていないんです…。
私「あ、そうなんですね…。」
ケ「new3DSLLですよね?簡単なA4サイズの説明書であればお送りすることはできますよ。」
私「そしたらお願いできますでしょうか?」
ケ「それじゃ、メールアドレスをお願いします。」
私「はい。それでは、ABCDの”D”…」

ということで、簡単なマニュアルを送って頂きました。

new3DS版「偽トロキャプチャ」マニュアル

まさかのメールは確認できない宣言に腰が抜けそうになりましたが、結果的に知りたい情報は分かったので良しとします。

夜の秋葉原電気街の隅で、淡い光を放つ店に到着。

偽トロキャプチャ代行業者「株式会社ケイティ」がある秋葉原に到着したのは17時30分頃。この時間の秋葉原は、メイド服に身を包んだ呼び込みの女の子と外国人ばかりでかなりカオスな佇まい。ある種新宿の繁華街よりも得体の知れない不気味さすら覚えます。同社の店を構える住所は千代田区外神田3丁目6−11。そこは、電気街を抜けた先にある秋葉原の端の端。電気街の中心と打って変わった場末感溢れる通りは人も少なく、「ああ、女の子が一人で歩いちゃいけない場所って、こういう所を言うんだな。」という印象の薄暗いエリアです。

空が狭い。

目的地であるケイティへ到着すると、お店の入り口には「液晶ブラウン管 はんだ付け工房」と記載が。本来こういったお仕事を生業とされていたようですが、店内を見る限りでは、いつのまにかこの偽トロキャプチャが主なビジネスとなっていることがうかがい知れます。

暗い通りに輝く店の光に安堵。

お店に入ると、数々のゲーム機とその画面を映し出すPCモニターの他にも懐かしい筐体やコントローラーなどがポンと設置されていました。なるほどこれが偽トロキャプチャというものか、滲み出る裏稼業感。と、そこへ店員さんが近寄って来ました。

「お電話頂いた○○さんですね?」と声をかけてくださったスタッフの方は、おそらく30代半ばくらい。やや早口ではあるものの丁寧に、そして淡々と簡単な使い方をお店のモニターで見せてくれ、アフターケア、偽トロキャプチャの施工についての説明を話し始めました。その時間約1分。さっと終わらせたい感も感じ取れましたが、どうやら大量に施工されているようなのできっとお忙しいのでしょう。余計な時間を取らせても申し訳ないので、一旦1時間後に再度伺うよう取り付けて、支払いを終えてから秋葉原散策へ。もう後戻りはできない。

1時間後、受け取り。

夜19時頃の秋葉原。「歌舞伎町か秋葉原か、どっちか徘徊しなさい」と言われることがあれば、迷わず歌舞伎町を選んでしまいそうな独特の雰囲気がありますが、苦し紛れにレトロゲームショップ巡りをした後、約束の時間に再度ケイティへ到着。するとさきほどの店員さんが改造の終了したnew3DSLLを持って来てくれました。

悲しいかな、我が3DSに穴が開いちゃってますよ。

持参したnew3DSには出力用のUSB端子が取り付けられています。タトゥーを入れる人って、もしかしたらみんなこういう覚悟を持って彫っているのだろうか?などと脈略の無いことを考えつつ、受け取り。

改めてWindows、Macと各OSごとの使い方を簡単に説明され、既に頂いていたA4ペライチのマニュアルをほいっと渡されました。さらにPCと繋ぐUSBケーブルを付けてくれました。それから3DSのケースにも端子が繋げるようサービスで穴を開けてくださいました。

…気持ちズレてますけどね。

>次ページ:そして「偽トロキャプチャ」を使ってみた!


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