(にわか)ファンがやってみたスマホ版「どうぶつの森」感想。ここが楽しい!物足りない?


2017年11月22日、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」がスマートフォンに登場しました。

「どうぶつの森なんて、女子供のやるゲーム、男は黙ってDARK SOULSでしょう!」と男気溢れる姿勢でシリーズ始めてみるとあら不思議、とんでもなく面白いじゃないですか!そんな経緯でこれまでDS、3DSなどコンシューマー機でシリーズをいくつか触って参りました。

今回スマホゲーになったことで、より多くのプレイヤーと楽しむことができる?という期待の反面、バランスがシビアなこの基本無料システム、また課金地獄に貶められて大炎上しちゃうんじゃないの?という懸念も。

ということで、コンシューマー版をプレイしてきたにわかファンの視点から、本作の手触りや感想についてレポートさせて頂きます。

スマホ「どうぶつの森ポケットキャンプ」ってこんなゲーム

「どうぶつの森」は、村の管理人(村長)となって、そこに訪れる動物(NPC)やオンライン上のプレイヤー同士でコミュニケーションを取りながら、色々なアイテムや家具、洋服を集めたりデコレーションしたりするのが主な楽しみ方です。

この「ポケットキャンプ」においても同様で、キャンプ場の新しい管理人となって、テントや持ち込み家具を自由に設置して、ゲストが集まるキャンプ場を作り上げていきます。NPCだけではなく、レジャースポットにいる他プレイヤーに話しかけてフレンド申請をしたり、キャンプ場にお邪魔して模様替えの参考にしたりとライトなコミュニケーションを取ることができました。

最初に自信の分身となるキャラクターを作ります。髪型、顔、色を決めますが、後から変更することもできます。(名前は変更不可)服やアクセサリーは、今後NPCや他プレイヤーとの交換、お店での購入、採集した素材で、後に登場する「家具職人」に生成してもらうなど様々な手段で手に入れることができるようです。

自分自身のビジュアルと名前を決めたら、どんなキャンプ場にしたいか?ナチュラル、ファンシー、クール、スポーティーの中からテーマを選ぶことになります。こちらも最終的にはどのアイテムも入手することができますので、えいやっと決めてしまいました。


本作の舞台はキャンプ場、そこにやってくるNPCキャラクターとコミュニケーションを図り、頼まれごとを解決することで仲良くなっていき、遊びに来てくれたり、何か物品をくれたりすることもありますが、あまり親しくないNPCは時間が経つとキャンプ場から離れていってしまいます。

マップ上では、タップした場所、対象物に向かって歩き、タップしたまま指を動かすとその位置に向かって歩き続けます。慣れ親しんだ物理コントローラーとは違いますが、違和感なく直感的かつ快適に操作できます。

課金面は今のところ良心的。

ゲームを進めていくと家具を生成することができるようになりますが、ここで課金アイテム「リーフチケット」を使うことで家具の生成に関わる行動に様々な効果が受けられます。

家具の生成は、現実と連動して時間がかかり、ここでリーフチケットを使うことで生成時間を短縮させることができます。もちろん時間をかければ完成しますが、ある程度ゲームを進めると家具をひとつ作るのに6時間もの長い時間が必要になる場合もあり、一日に作ることはできる数は限られてしまうため、ここで課金するかどうかの見極めが必要になります。

また、家具の素材を所持できる枠、同時に家具を生成できる枠も、このリーフチケットを使って増やすことができるので、全体的な家具生成のパフォーマンスを向上させるためにはまずこれらの枠を優先して増やすことがオススメです。

そして、家具の素材となる鉱物が手に入る「鉱山」へ入るためにも、このチケットが必要になります。フレンドを何人か集めて一日一度だけ無課金で入る事もできますので、必ずしも課金しなければいけないわけではありません。が、一度の採掘で入手できる鉱物の中に必ずしも意図したものが手に入るとは限らないので、一日に繰り返し採掘する場合はやはりチケットを使用する必要があります。チケットの場合も現実時間の3時間に一度という条件があります。

本作の課金による効果は主に時短になります。ガチャのようなギャンブル性ではなく、そもそもゲームの特性上射幸心を煽るようなゲーム性でもないため、時間をかければ無課金でも楽しむことができそうです。

課金したからといって何か有利になるわけでも課金者だけが体験できるコンテンツがあるわけでもないので、やや良心的な印象です。

ログインボーナスや「カブトムシを捕まえる」「イカを9回釣る」といった期間限定のチャレンジ(クエスト)でもリーフチケットや様々なアイテムを入手することができます。

ここが物足りない?

一方で、コンシューマー版「どうぶつの森」ではできるはずの要素がなくなっている面もチラホラ。

例えば、村を自由に歩き回って、好きな場所に穴を掘って、自分の村には無い果物の木を植えて育てたり、家の周りに生える雑草を抜いて花を植えたり…といったシームレスなデコレーション、探索を本家では楽しめるのに対してスマホ版にはこういった自由度が無く、釣り、採掘、昆虫採集ができるレジャースポットへ移動して、それぞれ擬似的に楽しむ感が強いです。この辺りはどうしてもスマホゲーの粋から脱却できていない印象です。

またプレイヤー同士のリアルなオンライン活動も希薄で、どちらかのキャンプで自由に動き回ってアイテム採集や競争などのアクティビティを楽しんだり、チャットなどで会話したりすることもできず、これは非常に惜しい点です。

感想、少しでも面白さを感じたらぜひコンシューマー版を!

もともと「どうぶつの森」は現実時間との連動要素が強く、一日に実行できるコンテンツが限られているものや、何が出てくるかわからない楽しみがあったりと、ユーザーをアクティベートさせつつマネタイズさせる基本無料のスタイルと非常に相性が良いのでは?と期待しましたが、スマホ版では本家の醍醐味、真骨頂は味わうには少し物足りないかな…?と感じました。言わば「どうぶつの森ライト版」といった印象です。

とはいえ、スマホゲーの良いところはアップデートの頻度とイベントなど更新感があること、この強みがどのように丁寧にかつ良心的に運用されるかで今後の評価は大きく変わってきそうです。

飛ばし飛ばしとはいえ何作かシリーズを触ってきた人間の感想としては、このスマホ版「どうぶつの森 ポケットキャンプ」がシリーズ初体験で、ちょっとでも刺さる何かがあるようであれば、ぜひ3DSなどコンシューマー用タイトルに触れてみることを強くオススメします!


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