【画像あり】ファミコン初代「北斗の拳」エンディングへの道-後編-


「北斗が如く」発売日延期記念企画「ファミコン初代「北斗の拳」エンディングへの道-前編-」に続く後編は、全5ステージのうち、ステージ3からのレポート。

小学生だった当時、決して為し得なかった同作のエンディングについに到達 !果たしてケンシロウの許婚ユリア奪還の旅の末路は…?

ステージ3「ジャギ」、ビジュアルに反して攻撃は地味。

30年前当時、ステージ1も満足に突破できなかったファミコン北斗の拳も、レトロフリークによって難なくステージ3に到着。初めて目にする中間地点です。

ステージ3にもなると方々から飛んで来る武器や突進してくる暴徒の攻撃は激しさを増し、かわすのがやっとの状態に。

そんな時でもレトロフリークは優しい。いつでも安心クイックセーブ、ロード機能によって、ノーダメージでクリアすることだってできてしまう。どんな時でもレトロフリークは優しいのだ。

暴徒を蹴散らしながら、ステージ3のボス「ジャギ」の元へ到着。

ケンシロウの義兄であり、かつて修行中にケンシロウに執拗な嫌がらせを重ね、北斗神拳伝承者を辞退するよう促すという小悪党。

原作のジャギ、フルフェイスのヘルメットの下にはかつてケンシロウにボコボコにされ歪んでしまった顔が。

ステージ1のハートもステージ2のシンもかなりの強敵だったので、続くジャギはさぞかしキツい戦いを強いられるであろうと踏んだものの、その攻撃は地味。ピョンピョン飛び跳ねては何かを飛ばしてくるのみで恐るるに足らず。

このジャギに対して飛び蹴りを4発、相手の着地に合わせてパンチを当てると…。

醒鋭孔!

「醒鋭孔」という技が発動し、これまでのボスや原作と同様やはり木っ端微塵に。ステージ中間にしてレトロフリークの力を借りることなく撃破。

ステージ4のボス「サウザー」、原作とのギャップが凄い

いよいよゲームも折り返しを過ぎ、ステージは4へ。さすがに後半に入ると暴徒の攻撃は激しく、ステージは長いです。このあたりからレトロフリークのクイックロード機能の頻度が増していき、レトロフリーク無しではまずクリアは困難であると実感。

立ちはだかる敵はイケメンだろうが悪党だろうがお構いなしに爆発させてきましたが、次に登場するボスは「サウザー」。原作においてはその強靭な身体能力と、心臓の位置、そして秘孔の位置が通常の人間と左右逆という特異な体質から南斗聖拳最強説もあり、ケンシロウが初見で敗れた数少ない相手。

原作ではケンシロウからこれほどの蹴りを浴びながらも余裕の表情

ところが出てきたのはパツパツの衣装に身を包んだエアロビクスのような男。サウザー、こんなだったか?ビジュアルはさておいて、ステージも後半になると、さぞかし激しい死闘になるかと思い腹をくくったものの…

やっぱり飛び跳ねて何か投げてくるだけ

基本ステージ3のジャギと同様、ヒラヒラと落ち着きなく跳ねては何かヘンなものを投げてくるのみ。攻撃のリーチはやや長いものの、攻撃パターンの少なさにこれといった苦戦は強いられず。

ジャギと同じ要領で、空中でパンチを4発当て、相手の着地時に蹴りを一発当てると「北斗有情猛翔破」が炸裂。

北斗有情猛翔破!

原作において「北斗有情猛翔破」がどんな技かは分からないけれど、サウザーはその場にパタリと倒れたと思いきややっぱり爆発。お疲れっス!

ラスボス「ラオウ」が強過ぎる!そしてついに感動のフィナーレ!

ついに最終ステージ5へ到達。背景はなんとも宇宙を思わせる空間。白黒漫画の背景は実はこんなにもスペイシーだったことに驚かされます。この先にあの最強の男「ラオウ」が待ち構えている、コントローラーを握る手にも力が入ります。

さすがに最終ステージだけあって、暴徒の攻撃は留まることを知らず。これ、本当にクリアした人いるの?というレベルで難易度は高め。その上ステージ構造はとにかく長く複雑で、レトロフリークのテクノロジーを持ってしてもボスへの到達までダメージを抑えることは困難。慎重に慎重を重ねつつクイックセーブ、ロードを繰り返し、どうにか体力の半分をキープし、ついにラオウ登場!

デカい!

原作同様にデカいです。ちなみに原作のラオウは身長210cm、体重145kgというもはや化け物並の身体を持ち、驚くべきはその26歳という年齢(諸説あります)。

26歳、現在でいうと「おのののか」と同い年のラオウ。

26歳で既にこの貫禄

当然ラスボスだけあって、これまでのボスとは桁違いに強い。近づけば超協力なアッパーで、離れれば放たれるオーラで吹き飛ばされ、隙が無いです。

ところが後々知ったところによるとハメ技が存在している模様。リーチの長い飛び蹴りを絶妙な距離から連続で当てることで、ラオウからの攻撃を受けることなくノーダメージで撃破することができることが判明。なんだ、簡単じゃん、早く言ってよ。

そんなハメ技を知るまでの間、レトロフリークのセーブ、ロードを繰り返すこと15分。最新のゲームもそっちのけで一体自分は何をやっているんだと自問自答しつつ、どうにかラオウを撃破。すると突然ラオウの動きがピタリと止まり、腕を大きく天に掲げ…

「我が生涯に一片の悔いなし!!」

超カッコいい名言出ました、26歳でなかなか口にできる言葉ではない。ここだけ切り取ると、ケンシロウに倒されてなんで悔いが無いのか?よく分からないけれど、とにかく一生で一度くらい使ってみたい言葉であることに違いありません。

そしてついに感動のクライマックスが!

ケンに駆け寄るユリア!

ラオウの手からユリアを救い出したケンシロウ。二人は駆け寄って「AND… HISTORY REPEATS ITSELF.」の文字が。「歴史は繰り返す」その文章の通り、続くステージ6はステージ1の繰り返しになります。

たったワンシーン、エンディングと呼ぶにはちょっと短いけれど、ちゃんとラストシーンが存在したことに感激!

ファミコン「北斗の拳」クリア後の感想。

初プレイから30年の時を経てファミコン「北斗の拳」をクリアしてみると、思った以上にこみ上げるものがありました。

先日クリアした「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境」も然り、当時のアクションゲームにはそもそもエンディングなどという概念は定着しておらず。いかにハイスコアをたたき出せるかどうかが優劣の指標となっていた当時のゲームにおいて、ケンとユリアが駆け寄ってくるそのワンシーンがあるだけで得られる達成感の度合いは違います。

それにしてもこの難易度。レトロフリークフル活用でどうにかたどり着いたものの、当時普通にプレイして本当にクリアした人間は果たしているのか?余程の動体視力が無い限りは敵の攻撃をかわすこともボスに攻撃を当てることもなかなか容易ではないはず。

北斗の拳をクリアした今、ラオウのように「我が生涯に一片の悔いなし!!」と言い切れるかと聞かれれば疑問ではありますが、いずれにせよ30年前の雪辱を無事に果たすことができ、大変満足しております。

また21世紀になり、当時あんなに難しかったファミコンソフトも技術の力でクリアできてしまうそんな時代が来ようとは、30年前の少年は想像だにしなかったことでしょう。

よかったね、自分!


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