[写真あり]伝説のゲームショップ「ゲームズマーヤ」営業最終日に行ってみた。


そして閉店へ。

思わぬサプライズゲストに座談会は延長。17:30頃から休む間もなくレジへ立つ店長。開店時からペースを下げることなく懐かしいお客さん、ご家族、業界関係者に丁寧に挨拶をしながらの接客。店内は繁華街のドンキホーテよろしく通路を通るのも困難なほどの満員に。

あの小島秀夫監督から贈与されたシャンパンが。

閉店1時間前の夜9時になると、現行機はハード、ソフト共にはほぼ完売状態。あとはなかなか実用性の薄く大胆な値下がりのないファミコンやPS1などのレトロゲームが残るのみ。

店長は場所を移してお店の奥に立ち、お客さんひとりひとり順番に挨拶に並びます。それは店の外から長蛇の列になり、どこが最後尾なのかよくわからない状態に。しかし店長のトーンは朝と変わることなく。本当にドクターストップがかかっているとは信じがたいほど溌剌と振る舞う姿に震えました。

やがて店内外からお客さんのカウントダウンが始まり、いよいよ閉店時間の10時を迎えます。

挨拶をしていた店長へ花束が贈呈され、最後の挨拶。「「おもちゃのマーヤ」から数えると約38年になりますが、本当に長い間お世話になりました。今日で閉店するなんてとても思えないくらいです。 本当に皆様には感謝しかありません。やってきてよかった。最後はやり切った気分でいっぱいです。本当にありがとうございました! これからもしっかりゲームを楽しんでください!」

ファンたちが一斉に労いの言葉と惜しみない拍手

店長は買い物を終えて外へ出るお客さん一人一人に声をかけます。最後の一人は愛知県から駆けつけたとのこと。感極まって涙ぐむその姿にもらい泣きするファンも散見されます。それに対し「なんで最後のお客さんが葛西の人じゃないのよ!」とここでも秋谷店長節。本当に店長の体調が閉店の理由なのか、まだ信じられないほどのエネルギー。

最後はお客さんに向けて投げキッス

店長はもう一度挨拶をしてくれ、深々とお辞儀をしてシャッターを閉めます。その姿を改めて目にしたファン達からは感嘆の声が漏れます。改めてファンが拍手を送り、惜しみながら帰路へ。それでも名残惜しいファンが数十名お店の写真を撮り続けていました。

ゲーム店の閉店を目の当たりにして。

改めて、街のゲーム屋さんの閉店を目の当たりにして、そういえばつい2年前、東京都調布市にある近所のゲーム屋さん「フォーラム調布店」が同じく閉店したのを思い出しました。何を買うわけでもなく仕事からの帰り道に立ち寄ったものです。

当時私は調布に住んでまだ3年経たないほどでしたが、閉店の知らせを聞いて、まるで昔から通い詰めたお店が無くなってしまうような感覚に名残惜しくなり、店員さんを捕まえて話していたことがあります。

そのお店もやはり営業最終日当日、店員さんが総出でお客さんを見送ってくれました。近所の子供の寺子屋みたいな存在で、我々大人にとっては図書館のような、童心に戻れるオアシスのような存在。そんなお店の閉店が寂しいのはマーヤだけではありませんでした。

ふと前回マーヤの店長に伺った「そういうお店(ゲームショップ)が無くなるわけじゃないと思うけれど、その中で生き残っていくためには余程の個性が無いと。」という言葉がよぎりました。

環境の移り変わりなど外的要因に対して小売店は我々には考えも及ばないような苦労や努力もされていることだと思います。とはいえ周辺に暮らす我々にとってはとても貴重な存在。今生き残っているお店にはどうにか売れる活路を見出して存続してくれることを願って止みません。

改めて秋谷店長、本当にお疲れ様でした。体調不良の中終日休むことなく来店者全員に優しく応対してくださったこと、本当に尊敬の念でいっぱいです。あの姿を見てこの閉店に対して咎める人は誰もいないはず。まずはお体を第一にゆっくり静養していただき、またどこかで秋谷節を効かせたゲームの話をしてくれることを楽しみに待っています!


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