任天堂「ポケモンGO」っていったい何!?遊び方は?


アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで先行してリリースされ、日本での公開も今か今かと巷で話題になっている「ポケモンGO(Pokemon GO)」ですが、各種メディアで取り上げられたり、知人がSNS等で呟いたりとその露出が増えています。普段ゲームに無縁の方は「どいつもこいつもiphone掲げて呟くこのアプリは一体何なんだ?」という気持ちでいらっしゃるかと思います。

公式サイトでの説明では「『Pokemon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりすることができる」と記載していますが、一体何ができるのか?そもそもゲームなのか?エンターテイメントアプリなのか?「ポケモン」の事前知識の無い人にはいまいちピンと来ないんではないかと。ということでこの話題となっている「ポケモンGO」一体どんなアプリなの?というのをざっとまとめてみました。

ポケモンGOはゲームです。

まず「ポケモンGO」はスマートフォン(iOS/Android)で遊べるゲームです。もう少しカテゴリーを絞ると、「位置ゲー」と呼ばれる、GPSつまり位置情報を利用したゲームになります。
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現実の世界と連動したマップを移動します

プレイヤーはポケモントレーナーとなり、現在位置と連動したアプリ上のマップを移動しながら、各地で出現する野生のポケモンをゲット(捕獲)して強化、鍛えたポケモンを使って他のプレイヤーのポケモン達と対戦することができます。

ポケモンをそのへんで捕まえて、鍛えてバトルすることができる!

例えば近所の公園の砂場、例えば家の駐車場などにポケモンがランダムで現れます。実際にその場所まで行き、ポケモンが近くにいるとスマートフォンが振動し、アプリ内のカメラを向けるとそこにはかわいいポケモンが!この画面に表示されているポケモンを「ポケモンボール」なるアイテムを使って上手く当てると捕獲できるというわけです。
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オリジナルのようなバトルでHPを減らして捕まえるというルールではなく、画面のポケモンボールをポケモンに投げつけて捕まえる仕様

捕まえたポケモンに名前を付けたり、専用のアイテムでHP(体力)やCP(攻撃力や防御力などの総合力)などのステータスを強化して、全国の他プレイヤーのポケモンと対戦します。この強化アイテム等の購入に追加課金要素があるようですね。またポケモン自体には個体差もあり、同じポケモンであっても強さに違いがあるようです。
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ポケモンの強化アイテムを追加課金で購入

日本でもちょっとリテラシーの高い人は海外のアカウントを使うなどして既にダウンロードし始めています。その中の一人である会社の私の上司が、アメリカのアカウントで既にダウンロードしたものを見せてくれたのですが、オフィス、ビル内でもゲット(捕獲)することができたようです。
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「そのへんの廊下でフシギダネをゲットしたよー」とのこと。

なんでこんなに話題になっているの?

なんといっても海外でも高い「ポケモン」の知名度と、デバイス所有率の高さが大きな話題の理由でしょう。ゲーム機であるニンテンドーDSは生活する上で必需品にはなり得ませんが、スマートフォンについてはほぼ全ての方が所持している上に本アプリ自体は無料、しかもマップ、位置情報という実生活に密接な関係のあるカジュアル性によって、一気に利用者が広がっているようです。
すでにリリースされているアメリカでは、 子どもが遅い時間まで外を歩き回っていたり、(実際に出歩かないとゲームが進まない)入ってはいけないところにポケモンを見つけて入ってしまったりと「流行っている」だけではない話題、問題も多く耳に入ってきています。
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レアなポケモンを捕獲すべく集団で道路に飛び出して交通の妨げになっているケースなど。

ただでさえ「歩きスマホ」が迷惑と言われている中、どこまで安全に、迷惑をかけずに、このゲームが広がるかは気になるところです。

SNS等での盛り上がり具合はステマなのでは?

SNS等をやっている方は既にタイムラインにその記事をご覧になっているかもしれませんが、アメリカに住む私の友人曰く、「動画で投稿されているような盛り上がり具合は嘘じゃない!実際に街行く人の多くがポケモンGOをやっている」とのことです。都会では道行く同士がすれ違いざまに所属チームの話をしたりしているようで、大きな社会現象になっているとのことです。いくら人気のあるポケモンとはいえ、日本において街行く人々がせっせとポケモン集めに勤しむのかは分かりませんが、電車など公の場においてこれだけ皆せっせとモンストやツムツムなどのゲームをプレイしている姿を見ると強ち想像できない話でもないかもしれません。
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「ポケモンGO」の開発を手がけたのはあのgoogleのスタートアップ企業であるナイアンティック社となっているので、かなり本気のプロジェクトのようです。一方ゲーム自体は単純なので、出歩くのが億劫になって運動が不足している年配の方の外出のきっかけになったり、普段ゲームに関心の無い方が話題づくりや家族、知人との付き合いでポケモンに触れるきっかけなったりと、日本においても盛り上がりを見せたら面白いかもしれません。

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