転売屋の正体、悲惨な末路は?現役転売ヤーに取材してみた。


批判に対する転売屋の意見は?

私「これまでに失敗したことについて教えてください。大損したとか酷い目に逢った…とか。」
転「今までは売れてたものが全く売れなくなったものや、少し安めで売ったら後から高くなったりなどはしますね。基本的に大損しないために色々保険をかけてます。一個単位ではマイナスでも年間トータルで利益取れてれば問題ありません。酷い目にあったといえばSNSで叩かれることですかね。まぁ特に気にしてませんが(笑)」

私「それはフォロワーの方にということですか?「転売なんてやってんじゃねーよ!」みたいな。」
転「まぁそうですね。お前のせいで買いたい人が買えないって言われますね(笑)全く知らないFF外からです。」
私「まあ我々ブロガーも見ず知らずの方から散々なコメント頂くことは少なくないのでお気持ちよく分かります(笑)ちなみに「お前のせいで…」の意見についてはどう思われますか?」
私「僕が買わなくても他の人が買うので結局あなたは買えませんよって思ってます。逆に全員本当に欲しい人が買ってしまったら市場に流れないのでお金出しても手に入らなくなります。僕たちバイヤーがいるから金で買えます、逆に感謝するべきです。恨むならメーカーだと私は思いますね。ただメーカーも消費者を限定で煽りたいので仕方のないことです。」

私「賛否はさておいて、一理あると思っています。多高くなっても転売業者が確保しているから「それでも買いたい」ある意味「本当に買いたい」人の手に渡る、という意味合いですね。」
転「僕も欲しいものがあれば転売価格で買います。資本主義とはそういうものです。」
私「転売業そのものが問題視されるのであれば、それはメーカーの生産量や見通しに問題があるということがそもそもの原因ということですね。」
転「そりゃそうです(笑)でも誰もが手に入るものを欲しがりますか?世の中そういうものです。」

転売屋の大損、悲惨な末路というケースは?

私「ちなみに転売業をされている方で時々大損したという話も聞きますが、同業者の中で大損したケースって何かご存知ですか?」

転「アニメグッズの転売とかですかね。イベント限定がイベント後受注生産と運営が切り替えた時はかなり損しました。僕と同業者です。」
私「いくらくらい損したのでしょうか?」
転「まぁ言って数万ですよ。定価下では必ず売れるので私の扱う商材では損しにくいです。
私「そう考えればそもそも転売というもの自体そこまで大損はしにくいということでしょうか?物にもよるでしょうけど。」
転「飲食店やったり、株やFX、不動産とかのビジネスに比べれば損はしませんよ。中には無在庫転売なども世の中にはありますのでリスクヘッジの出来ない人間はどれやっても損します。」
私「それでは最後に今後の転売の展望、転売市場はこうなっていくみたいな将来像を教えていただけますか?」
転「今後は少しずつ難しくなってくると思います。消費税の問題で消費者の購買意欲、ヤフオクなどのECサイトの手数料値上げ。色んな面で転売が難しくなってきてます。しかしその都度バイヤーはやり方を変えると私は思いますね。初心者は難しくなると思います。

私「転売屋を目の敵にしているような人が思い描く「転売屋の悲惨な末路」みたいなことはそうそうないかもしれないけれど、ただ単純に転売しただけでは売れる時代ではなくなってくるかもしれないということですね。」
転「そういうことです。目の敵にするくらいなら稼ぎましょう(笑)怒ってる時間が無駄です(笑)」

リスクは少ないものの、転売市場は厳しくなりつつある

今回現役の転売ヤーにお話を伺う中で、転売業を生業としているような方はマーケティング、環境分析を継続し、場合によっては新たなビジネスチャンスを求めて住み慣れた日本を離れ、将来を見据えて別の事業を模索するといった相当な覚悟と努力をされているように見受けられます。その姿は、楽して金を儲ける行為からは大きくかけ離れた印象がありました。

定価より高値で販売する経済活動そのものに対し何か違和感のようなものもありますが、例えば事情があって熾烈な争奪戦に参加できず、多少上乗せしてでも買いたいような「本当に欲しい人」たちにとって取り置き代行と捉えれば、また解釈が違ってくるのかなとも思いました。

さらに今後は法律や政治動向、メーカーやプラットフォームの対策や規制などのマクロ環境の変化によっても転売業者には厳しくなっていくのでは?との見解を伺いましたが、やはりメーカー側には努力していただき、転売業者を経由せずとも誰もが定価以下で購入できるようになってほしいものです。


この記事へのコメント

  1. コンサートチケットとかはどうなんでしょうね

    売れなかった爆死はいいですけど客は入らないがチケットは売れたのでガラガラの場所でパフォーマンスは行わないといけないと言うのはアーティストとかイベント会社が悪いんですかね?

    0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。