サガ スカーレットグレイス「産業開発(特産品)」所要時間と結果は?


PS Vita「サガ スカーレットグレイス」ただいま3周目です。ここまできたらトロコン(トロフィーコンプリート)目指してやってみようかと目論んでいるわけですが、なにやら新たな機能が出てまいりました。「産業開発」とな。
「藁(わら)」から少しずつ豪華な特産品に交換していく機能のようですが、本家わらしべ長者よろしく最終的にはとんでもなく強い武器や防具、はたまた技や術に変わるのでは?と続けてみるも、思わぬ結果となりました。
一体どんな機能なのか、そして全てやり尽くした果てに一体何が起こるのか?レポートいたします。

産業開発はただトロフィーが獲得できるのみ!

ストーリーが中盤程まで進み、北東界外の「知られざる村」に入ると、村の少女が「夢みたいな話かもしれないが、ここに帝国文化を復興させたいんだ。」と話し、なぜか「藁(わら)」を渡してきます。以降街のコマンドで「鍛冶屋」と並んで街のメニューの一つになる「産業開発」ですが、さぞかし心強い機能なのでは?

そういえばかつて名作「ロマサガ2」で、出資することで武器・防具を開発し、次世代への継承時の装備を強化する機能がありましたが、そんなニュアンスなのか?と思いきや、結論を先に申し上げるとパーティー強化には何の役にも立ちません。
実際のパーティー強化等には一切影響を及ぼさないので、トロフィー獲得に関心の無い方は、無理せず無視してしまっても問題ないかと思われます。

基本一個ずつ交換の苦行につき、「ながら作業」をお勧めします。

ここまで話して「それでも俺はやる、やってやるんだ!」というサガ好きのみなさま。この産業開発、はっきり申し上げて苦行です。素材となる特産品は一度に100個単位で交換する事も少なくない割りに一度に複数個を交換することはできず、まさかの一個ずつ交換するという不親切な仕様。ひたすらボタンを押し続けます。通算何万回ボタンを押したことか。

不親切な仕様も「まあ、サガっぽいよね(笑)」と笑い飛ばせる度量が必要

馬鹿正直に画面を見ながら一つ一つ数えていくと、目は疲れるは肩はこるわしんどいと思いますので、テレビや何か他のことをしながら片手でひたすらボタンを押し続けるのが良いと思われます

まずは藁を他の特産品と交換してみよう。

それでは早速産業開発を始めてみましょう。最初に北東界外の「知られざる村」で藁を貰い、さあ始めるぞと意気込んでみても、世界中の街へ行けども行けどもどの特産品もグレーアウトしているため、何特産品とも交換できそうにありません

実はこの産業開発、交換できる特産品は決まっているため、最初に知られざる村で手にはいる特産品「藁」と交換できるのは「ニュウ族の集落(メグダッセ辺境州)」の「コンポスト」と「ニューワイズ(イルフィー海)」の「藁網」の2つのみになります。まずはこの2つの特産品を交換しに行きましょう。

やっと特産品を交換するという手順が掴めてきたのではないでしょうか。所持している特産品が増えると、他の街で交換できるものも少しずつ増えていきます。
また、特産物の交換をしていると、一定確率で「名産品」を閃くことがあります。産業開発できる街ごとに3つずつの名産品があるので、必ず集めるようにしましょう。

普通に交換していれば、回数的にも無意識に集まると思いますが…。

行脚のコツ。特産品を交換しながらグルグル世界を回り続ける

まずある程度交換できる名産品が揃ってくるまではひたすら世界をぐるぐる回りながら交換していきましょう。それがおそらく一番手っ取り早いです。

慣れてくるとある程度無駄足や遠回りが減っていきます

この産業開発が実行できる街は、各州で一つだけです。2~3周程回っているうちに、次の州に入ったら向かうべき街の場所、ルートをはじめ「帝都アスワカン」「南東界外」「ヌマディカ辺境州」「リーア辺境州」には産業開発ができる街が存在しないということが分かってくるので、ある程度時短を図ることができるようになります。
※たとえば私は下記のような半時計回りで特産物を交換しながら世界を行脚していました。
北東界外(藁補充)⇒トラキニ⇒テルミナ⇒ノルミ⇒モウレワ⇒サンドリア⇒ケイ⇒メグダッセ⇒ヤクサルト⇒ケイ⇒サンドリア⇒グラディオン⇒ハイバーニア⇒ユシタニア⇒ビキニロ⇒ロニクム⇒セレナイフ⇒イルフィー海⇒トラキニ⇒北東界外(藁補充)

ただし最初のうちは先述の通り「ニュウ族の集落(メグダッセ辺境州)」、「ニューワイズ(イルフィー海)」と「知られざる村(北東界外)」との往復を強いられるかもしれません。また交換する元となる特産物は、ある程度残しながら交換していくと効率的に進めることができます。

「はちみつ」⇒「はちみつ酒」⇒「労働者」を生成しまくる!

産業開発の特産品は大きく「鉱物」「芸術」「食品」に分けられますが、いずれの名産物も素材は元となる特産品?「労働者」と交換できるものが多いです。

物の様に扱われる労働者

そこで、ある程度交換が進んできたら、一気に労働者を増やしましょう。おすすめは藁⇒藁網⇒蜂の巣⇒はちみつ⇒はちみつ酒⇒労働者です。トータルで1000個?以上は労働者が必要だった気がします。
その後特産物がある程度が出揃い、足りない特産物が限られてきたら、穴抜けの名産品をピンポイントで収集して終了です。

ついにトロフィーゲット!所要時間と獲得率は?

どうにかこうにか世界中を行脚して、ほぼ全ての特産品を獲得。そして全ての始まりであった北東界外の「知られざる村」へ入り、最後の特産品交換を行います。

遊技場やら病院、サロンなどと都会的な施設と交換(建てる?)ことができます。

知られざる村でも特産品交換を行うことで、「名産品」も3つひらめきます。これで全ての街の特産品(一度でも獲得して詳細が見られる状態になっていれば、所持数は0でもOK)、名産品を集めた!

ついにトロフィーゲット!

ついにトロフィー「壮大なる道草」を獲得しました!これは嬉しい!が、それ以外には何も発生しません。マジなのか。何かあるでしょう〜。村の娘から感謝される、とか、せめて仲間になってくれる、とか…。ところがそれらしき兆しが全く無いため、律儀にも一度村から外へ出て、再度娘さんに話しかけます。すると…。

仲間どころか、お礼の言葉も無ければセリフも一切変わらず。

冒頭で申し上げた通り、最強の武器・防具・技なんて手に入りません。ただちょっとした達成感のみ。

最終的に北東界外で「藁」12〜13回ほど補充し、時間にして約15時間ほどかかりました!凄まじい作業!
ちなみにこれだけ労力を使ったトロフィー、さぞかし獲得率は低いであろうと見てみると…

…そりゃそうだ。

その獲得率は2017年2月現在、たったの1.3%です。「たった」と言うべきか、100人に一人二人は獲得していると捉えるべきか。…我々って結構暇なのか?いずれにせよ誰でも持っているトロフィーではないことは確か。

おい、ちょっと待て…。

これは…ブロンズ!?

この獲得率と労力を持ってして、レアリティはまさかのブロンズ!これはショックがでかい。
右手で2歳の娘のアンパンマンごっこをしながら左手はボタンを連打。妻から今日一日の話を聞きながら、左手はボタンを連打。家族との時間をないがしろ?にしてまで獲得したトロフィーがまさかのブロンズでした、ズコー!!!
周回プレイはやっても、もうやることはないでしょう、産業開発。

※運やテクニックを必要とせず、とにかく時間をかけてコツコツやれば獲得できます。必要なのはとにかく根気!トロフィーコンプリートを目指している方はぜひ頑張ってみてください!

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