ニンテンドースイッチ版「ロックマン11」クリア!と言ってもクリア後に楽しめるコンテンツが無数にあるので、網羅的に楽しめたわけではありませんが、主要なものは一通りプレイしました。
古典的でありながら、ロックマンの本質的な楽しさは昔と変わらず。ということで、このロックマン11の10の楽しさを挙げてみようと思います。
これはオススメ。買って良かった!
これに尽きる!自身の上達を実感!
私はアクションゲームがビックリする程ヘタクソです。あまりにヘタクソ過ぎて、何でこんなもの買ってしまったんだと心折れかけること数え切れず。
そんな私でも何度も繰り返すことで越えられなかったステージをひょいひょいとクリアできるようになり、無理だと思っていたボスのパターンも見極め、気が付けば軽やかにボスを倒せるまでに上達。確実に上手くなってるぞ、自分!
今風のアプローチが程よく採用されている
人気シリーズも回を重ねればやれ3Dになり、機能はますます複雑化していくもの。ところが本作は横スクロールのステージ制という基本的なロックマンの仕様はそのまま、いつものあのロックマンの触り心地。
と思いきや、3Dモデリングされた奥行ある攻撃や時間の動きを緩める「スピードギア」システムなど、今風の技術が程よく採用されています、新鮮。
初心者からベテランまで、万人が楽しめる!
初心者向けの難易度「NEW COMER」はとにかく至れり尽くせり。穴に落下してもお供の鳥型ロボット「ビート」が何度でも助けてくれたり、トゲで即死しなかったり。でも敵のパターンを見極めて攻略するロックマンの醍醐味はしっかりと楽しめる。高難易度設定は言わずもがな。
これは普段ゲームに馴染みの無い子供や妻でも楽しめるんじゃないか?と思い、その昔妻に訪ねてみたところ「戦って勝っても特段嬉しくない」との回答が我が家ではありましたが、ロックマンをちょっと気になっている人はきっと楽しめる!はず!
直観操作で様々なアクションが応用できるように!
ファミコン時代のロックマンと違い、ボタンひとつで即座に特殊武器に切り替えたりスピードギアで時間を緩めたり、あるいはパワーギアでブーストさせたり、人によってはラッシュコイルのジャンプでピンチを切り抜けたり。シンプルな操作で様々なアクションが直感的に楽しめます。
プレイヤーの動画なんかを見ているとなんとまあ軽やかに操作するもんだと感心しますが、いつの間にか実は自分もそういった動きができるようになっています。俺、凄い。
一つだけではない、自分なりの攻略パターン!
ロックマンのボスは、基本弱点となる特殊武器で戦うのが一般的ですが、時にはステージのショートカットに活用するようなラッシュコイルのジャンプや飛行技を活用して避けたり、あるいは自身のテクニックで補ったりと、攻略パターンは決して一つだけではありません。
他プレイヤーの戦い方を見ていると、目から鱗な技の活用術に驚かされることがあります。
ロックマンの強化、カスタマイズが楽しい!
シリーズ中でもロックマンエックスはパーツをポコポコ付けて派手にパワーアップできるイメージでしたが、このナンバリングにおいても、ステージ上で入手できるネジを集めてパーツを購入、カスタマイズできる要素があるのは嬉しい。
ラスボス撃破後にはゲームバランス崩壊のパーツも入手でき、クリア後にも1周目とは違うテイストで俺TUEEプレイを楽しむことができます。
ワイリーとライトの馴れ初め?が描かれている
過去作で描かれていたかどうかわからないけれど、今更ながらDr.ライトとDr.ワイリーの馴れ初めみたいなものって知らなかったかもしれない。
いつもDr.ライトが「行くのじゃ!」なんつってロックマンを派遣し、ワイリーを懲らしめるこの関係性はシリーズ通して平行線なので、もはや様式美というかあまり気にしてきませんでしたが。
やり込みの指標アチーブメントの収集
PS4版にはトロフィー機能があります。が、トロフィー機能の備わっていないスイッチ版にも特定の条件で入手できるアチーブメントといったコレクション要素があるのは嬉しいです。
あ、過去のシリーズにもあったっけ?なかったっけ?覚えていませんが、とにかく楽しいですよ。
クリア後のオマケ要素が膨大!
クリア後に解放されるスペシャルコンテンツがとにかく膨大。タイムアタック、ジャンプや攻撃回数の縛りプレイ、スコアアタック、ステージに設置されたプレート集め、ボスラッシュ、ボスを含む特定の敵と何度でも戦えるプレイグラウンドいった様々なコンテンツがそれはもう数多くあります。
ただし、上記のアチーブメントの収集に必要なものは一部。コンテンツは無数にあるけれど、無理してやらなくても良いよというところは、なかなか時間を作れない多忙なお父さんやライトなプレイヤーにも嬉しいのではないでしょうか。
激ムズ!新名物「ライトシミュレーション」
スペシャルコンテンツの中でも特に、様々な仕掛けや敵の出現するステージを30ひたすら進んでいく「ライトシミュレーション」は、シリーズの中でも特に難易度が高く挑戦的。ネットでは「一番凶悪なのはDr.ワイリーではなくDr.ライト。」という声も多く見られました。発売から1週間時点では、クリアできたプレイヤーは全世界100名いない程度だったという説も。
ちなみにクリアタイムをサーバーにアップしてランキング化されますが、ここに表示されている上位者のスコアはもはや異常なレベル。
以上、ロックマン11の面白さになります。特に「ライトシミュレーション」のクリア後は物凄い達成感があり、なんとも清々しい気持ちになりました。
こんな潔い横スクロールアクション最近全くやってなかったなあ。特にニンテンドースイッチ版はサッと手に取って、短時間サクッと楽しむことができるあたりも長く続けられた所以かもしれません。気になっている人はぜひプレイしてみて欲しい一本です。