魅力的なスペックでありながら、不遇な評価を受けてきたハードがある。
セガのゲームギアがそのひとつだと思う。
当時白黒ゲームボーイの対抗馬として登場したカラーの携帯機。鳴り物入りで登場したものの、単三乾電池6本に対し、その稼働時間わずか3時間足らずという燃費の悪さからほとんど携帯されず、200本弱の対応ソフトをリリースし、静かにその幕を閉じたのだった。
あれから約30年が経ち、なんとバックライトをLED化するというとんでもない改造キットが発売。あのカラーではあるもののぼんやりと淡い画面からくっきり鮮やかな画面に変わるのはもちろん、なんとバッテリーの持ちも倍近くにまで改善するのだそうな。
ゲームギアの時代がやってきたのではないだろうか?