SwitchのゲームデータをmicroSDへ移す方法。セーブデータは?


Nintendo Switchのシステムアップデートバージョン10.0.0が公開され、Switch本体とmicroSDカード間でゲームデータの移動が可能になったらしい。凄いぞ!

と勝手に盛り上がってみたけれど、用途と使い方はどんなものか?

過去に動画が撮影できるようになっただとか、画面を拡大できるようになったとか、そういうインパクトのあるアップデートじゃないから利用シーンがまだピンと来てません。ということで、どういう使い方がなされるか?そしてどのようにゲームデータを移行するか?試してみることにしました。

ついでにセーブデータのオンラインストレージへの移動方法(バックアップ)についてもせっかくなので確認してみました。

※実施するSwitchのバージョンは10.0.3になります。

Switch本体⇔microSD間のゲームデータ移動の用途は?

改めて、本日はSwitch本体とmicroSD間でゲームデータの移行を実際に試してみる記事になります。

Switchのゲームデータは普段からmicroSD派だよという方、普段遊んでいるのはPS4派で必要ないよ、という方は、こういう機能もあるらしいぜというくらいで、普段通り楽しくゲームをされたし。

さて、このSwitchのゲームデータの移動というのは一体どんなことに役に立つのか?

パッと思いつくこととしては、これまでmicroSDカードを使っていなかったユーザーが、「ダウンロード版最強のメリットであるたくさんのゲームを一度に持ち歩けるようにSDカードを使いたい。だけど、わざわざ本体のゲームデータを削除して、新たにセットしたSDカードにもう一度何時間もかけてダウンロードするのは面倒!」という時に、インターネットに繋ぐ必要なくSDカードに移動できるということですね。

ソフトのデータサイズとインターネットの環境によっては、ダウンロードに数時間かかることも…

もとを辿れば、ゼルダの伝説BOTWが2本しか入らない32GBというSwitch本体のストレージがもっと大きければ良かったのだろうけれど、スペックと価格との折り合いがつかなかったんでしょうね。これはSwitch発売の際に散々突っ込まれていたことではあるのですが。

以上が本件の主な用途、私のリテラシーで思いつくのはそのくらいだけど、まだ便利な使い方があるのかもしれない。

が、結構地味 な機能である。

Swicth本体のゲームデータをmicroSDに移す方法は?

それでは早速Switch本体のゲームデータをmicroSDカードに移す作業を実際にやってみます。

私もゲーム実店舗の趣を大事にしたい派ではありますが、最近は持ち歩きの便利さとソフトの管理のしやすさからすっかりダウンロード版が主流になりつつあります。が、実際にこのゲームデータの移動はどのように行うのか?

まずはmicroSDをSwitch本体にセットした状態で、本体設定の「データ管理」から「本体/SDカード間のデータ移動」を選択。

次に本体保存メモリかmicroSDか、移動させる元と先を選択。

続いて移動させたいタイトルを選択して、あとは画面の案内にしたがって移動を実行。

データ移動の速さは、14.4GBのゼルダBOTWを初期Switchから市販のmicroSDカード200GBへ移動させた結果、かかった時間は約12〜13分。単純計算で1分で1GBちょっとの移動がされるようです。

手順は以上、簡単でした。

セーブデータの移動、バックアップの方法は、Nintendo Online加入者限定オンラインストレージ保存のみ。

データの移動で我々Switchユーザーが一番求めているのは、何と言ってもセーブデータのmicroSDへの移動(コピー)、つまりバックアップ。

2020年5月現在、Nintendo Switch Onlineに加入している場合のみ、Nintendoのストレージにのみバックアップ可能。つまり、今回のアップデートでセーブデータをmicroSDに移動、コピーできるわけではないので注意

毎度あり。

せっかくデータ移行について確認をしていたとこなので、ついでにNintendo Onlineのセーブデータお預かり機能(バックアップ)も確認しておくことにしよう。

未加入の場合、まずはNintendo Switch Onlineに加入しておきましょう。オンラインで遊べたりファミコンのゲームが遊べたり、楽しいよ。

Nintendo Online加入済みを前提として、まずは「すべてのソフト」から対象のソフトにカーソルを合わせ、+ボタン(オプション)を押下。「セーブデータお預かり」を選択。

初期状態は全てのゲームで自動バックアップがオンになっていて、インターネットに接続できる状態になっていれば、本体のスリープ中に自動でNinendoストレージに送られバックアップを行ってくれます。

自動バックアップをオフにしている場合は、ゲームプレイ中にセーブを行った後で「セーブデータお預かり」から「セーブデータのバックアップ」を選択。案内にしたがって操作することでNintendoのオンラインストレージにバックアップ完了。

続いて、オンラインストレージにバックアップしたセーブデータの復元について。

故障や何かで本体の交換が必要になった場合、まずは本体とアカウントの同機を行い、すべてのソフト一覧から任意のソフトにカーソルを合わせ、オプション(+ボタン)を押下。

先ほどのアップロード同様「セーブデータお預かり」から「セーブデータのダウンロード」を選択すれば、オンラインストレージから本体へセーブデータのダウンロードでき、ゲームを起動すればそのまま再開が可能。

今ここでSwitchがぶっ壊れてしまっても大丈夫な状態になった。いつでもかかって来い、故障!(実際壊れたら困るけれど!)

セーブデータくらいは外付けストレージに保存できても良くいないか?とも思う反面、サブスク収益というのが主流になってきた昨今、変わらずに楽しいゲーム生活を送るには多少の出費は致し方なし…?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。