先日「Sa・Ga COLLECTION(サガコレクション)」に収録されている3作品をクリアしたら何が起こるかが判明。
結果が判り、清々しい気持ちでいっぱいです。
だけど、このサガコレクションには英語版「FINAL FANTASY LEGEND」が同じく3作品収録されているのだった。この英語版も全てクリアした時、今度は日本語版以上に何かとんでもないことが起きてしまうのではないか?
そう疑問に思った時に既に体は動いていた。
まずは海外版サガ3「FINAL FANTASY LEGEND 3」から。
まずは、日本語版3作品をプレイした時に一番最後にプレイしたサガ3から始めることにした。記憶が新しいので迷うことなく進めるはず。
もう通算何十回クリアしたことかも知れないので、言葉が日本語だろうが英語だろうがスワヒリ語だろうが戸惑うことは無い、と思っている。
と、思っていたけど英語表記で戸惑う。
ここで英語表記だからとページを閉じてしまおうとしたら少し待っていただきたい。
英語というだけで、全く別のゲームみたいな新鮮な気持ちでゲームプレイの画面をご覧いただけるのではないだろうか。いや、言語意外はほぼ同じだな。
結論だけ知りたいせっかちな方はどうぞスクロールしていただき、余った時間で日本語版サガでもプレイしてください。
言語以外はほぼ同じと言っておきながら、多少敵キャラクターのデザインが変更されていたりする。
例えば、くいだおれ人形を模した敵なんかがピエロのようなビジュアルに差し替えられている。
「ピエロ」というモンスターでくいだおれ人形のビジュアルを持ち出されてもピンとこないからかもしれない。アメリカで寿司といったらカリフォルニアロールが出てくる、みたいな感じだろうか(ちょっと違うか)
ただし、モンスターの一部ビジュアル以外はやっぱり日本語版と同じなので、英語は適当に解釈してあっさりクリア。
通常盤(日本語版)とは別に、クリア時の勲章がつきました。
海外版魔界塔士SAGAは、名言の英訳が新鮮。エクスカリバーは有限に!
続いて全3作品の中でもボリュームが控え目な魔界塔士SAGAの英語版に着手。
「おれはいやだぜ」は「won’t leave(俺は抜けないから!)」
基本的に内容は日本語版と同じ。
がしかし、この初代には名言(迷言)が多いので、英語になったときいったいどんな表現になるのか?という視点でプレイしてみるととても有意義だった。
またそれも記事にしていこうと考えております。
衝撃だったのは、事実上最強となる武器のエクスカリバーが、回数無限ではなく50回という耐久度付き。
マジか。
勿体なくて、雑魚相手にはなかなか使えない
無制限という安心感から突き放され、勿体ぶらなければならないことに。
逆に、現地の型が日本語版をプレイしたら、「おいおいエクスカリバー何回でも使えるのかよ、ヌルゲーだな」と思うかもしれない。
結局後半はチェーンソー片手に(ラスボス対策)逃げる一辺倒でクリア。
「シー ユー アゲイン!」は、そのまま。
高速モードも手伝って、クリア時間は5時間かからないくらいだった気がする。便利。
そして無事二つ目の勲章もゲット!
日本語版、海外版3本ずつ全てクリアしても、特に何も無かった。
残すところあとサガ2秘宝伝説のみ。
強化にしてもストーリーにしても、このサガ2のボリュームが一番多いのだ。覚悟して臨む。
少しでもサクサク進むべくアイテム無限化を試した結果、海外版でも可能でした。
一気にヌルゲー化するアイテム無限化の裏技。
「◯○のもと」などのドーピングアイテムまで無限化、あっという間にステータスもカンストできてしまうので、こりゃひょっとするとタイムアタックできてしまうのでは?
と思ってYouTubeを見てみたら、1時間くらいでクリアしてしまう動画があったのですぐに諦めた。
それでも約7〜8時間程度、私のような一般人がクリアするには十分過ぎるスピードでラスボス撃破。
ぼうえいシステムの英語表記は「Arsenal」、直訳すると「武器庫」とな。
これで英語版サガ3作品全てクリア。
タイトルセレクト画面に戻ってみると…。
3つクリアマークが付いた。
これで日本語版、英語版どちらも収録されている3作品を全てクリアしたことになる。
長い道のりだった。
それでは、日本語版3作品クリア時に変化が見られたタイトル画面に戻ってみましょう。
まずは日本語版クリア時のタイトル画面。
日本語版3作品をクリアした時、黒背景のタイトル画面からゴールドに変化した。
そこに英語版3作品までクリアしたのだ。いったいどんな背景色になってしまうのか。
プラチナか、ビックリマンみたいなプリズムカラーなのか!?
それではご覧ください。
刮目せよ!
海外版までクリアしたけど、特に何も無かったよ。
間違え探し的に違いを探された方、そんな正直者を私は尊敬しますが、結論として、収録されている日本語版3本をクリアするとタイトル画面が変わるけれど、英語版を含む6本全部クリアしたからといって何かが起こるわけではありませんでした。
その昔、ときめきメモリアルというゲームで、登場する女の子全員を攻略すると、オールクリアおめでとう!という一枚絵が画面いっぱいに表示された。
この労いに私の苦労は報われたのだ。(好きでやってたのだけど)
以降これ系のゲームではコンプリートすると何か労いのひとつやふたつが用意されているであろうという期待してしまうようになった。
ところがこのたびは残念な結果となりました。
この鬱積した気持ちをどう処理して良いものか分からないので、気持ちに整理がつかないままとりあえずこの場を借りて藤崎詩織ちゃんに謝りたいと思います。
だけど、この3作品をクリアしたことは私にとって無駄だとは思っていないし、なんとなく英語が強くなったかもしれない。いや、そんな感じは一切しないな。
はにわの英語表記は「HANIWA」。
基本的にはゲームの内容は同じだったので、英語圏のキッズがかつて「サガのラスボスって、チェーンソー一発で倒せるんだぜ」とか「アイテム無限化のやり方教えてあげようか?」なんて会話が現地でなされていたと想像するとなんだか微笑ましい気持ちになるし、実は海外版だけ変更された敵キャラのビジュアルがあったりといった発見もあるので、無駄じゃなかったと思いたい。そう思わせてください。
何よりゲームとして面白かったからオッケー。
以上!