プレイ中の3DS｢世界樹の迷宮X(クロス)｣で、前回は経験値をあっという間に稼ぐDLC「冒険者育成計画」を試してみましたが、今度は「冒険者開運計画」について。

なにせこの世界樹シリーズは経験値はもちろんのこと資金や素材についても重要で、貯めることもそう容易ではなく。そこで、同じく公開されているDLC「冒険者開運計画」について。冒険者…が経験値稼ぎ用であるのに対し、こちらは資金、そして敵がドロップし、装備品の生成に必要となる素材稼ぎ用のDLC。

一体どの程度効率的に資金稼ぎ、素材集めをすることができるのか？試してみましたので、結果と感想についてご報告です。

DLC｢冒険者開運計画｣の内容は？

「冒険者開運計画」は前回ご紹介した「冒険者育成計画」同様、追加購入後に新たなクエストとして酒場で受領することができるようになります。クエストの内容は、そもそも達成報酬の資金である円(en)が多いことに加えて、入手条件の無い敵からの素材ドロップ率が100%になってしまうというまさにチートDLC。

低確率ドロップアイテムを狙って獲得に一喜一憂することこそ世界樹シリーズの醍醐味ですが、どうしても欲しい素材は欲しいわけで。私のようなモノグサなプレイヤーにはぴったりじゃないか！

DLC｢冒険者開運計画｣をダウンロードする方法

続いて「冒険者開運計画」のダウンロード方法について。こちらも「育成計画」と同じく3DSをインターネットに接続した状態で、タイトル画面の「DOWNLOAD」メニューから購入画面に進むことができます。価格は税込300円也。

購入後、セーブデータをロードしてゲームを再開するとDLCに関する説明が表示され、一番最初のミッション「遺跡を調査し詳細な地図を描け！！」クリア後、クエストとして酒場で受領することができます。

酒場でクエストを受注

クエストが受注できる酒場でリストを見てみると「冒険者開運計画」というものが追加されています。

依頼の内容としては、マギニアに住む発明家が作ったアクセサリを付けて普通に樹海を探索して欲しいとのことで、その場で「ドロップカメオ」を受け取ることができます。このアクセサリをパーティ内の誰かが装備して敵と戦うと、魔物が所持している素材を必ず落とすようになるとのこと。

ここでメンバーのうち誰かひとりにアクセサリ「ドロップカメオ」を装備させ、任意のエリアで適当な敵を討伐しに行くことに。

戦った敵は「グラスイーター」４体。数は多めですが、同じくDLCの「冒険者育成計画」での経験値稼ぎによってあっさり撃破。すると…

獲得アイテムドッサリ！

クエスト受注時の説明の通り、レアリティを問わず、出現した敵の数だけ所持している素材全てを入手することができました！倒した敵の数もあって、このアイテム獲得数はなんとも壮観。

クエストをクリアして報告した結果…

そういえばこのクエストクリア時の報酬に「到達迷宮に応じた退勤」と表示されていたはず。一体いくらのエンが獲得できるのか？酒場へ報告しに行ってみると…

一番最初のミッションをクリアした時点での獲得金額は2,000エン。一見地味に見えますが、現在ダンジョン探索で宝箱から200エン獲得すると大喜びし、ショップで変える最強武器が150エンほどで売られる進捗。この時点でこの報酬金額はかなりの大金。またこの報酬額は、ゲームの進捗によって変動するようです。一見バランスを取っているように見えて、やっていることはそれに反しているような、複雑な気持ちです。

クエスト「冒険者開運計画」自体のクリア条件はドロップカメオを装備して一回戦闘をするのみ。何度でも受注ができ、やはり3分程度であっさり終了。クリア時に獲得できる経験値は500とこちらは妙に妥当性のある数字。

30分クエスト「冒険者育成計画」を繰り返した結果と感想

このDLCによってかなり効率的に資金稼ぎができることが判明。30分ほど試してみた結果がこちら。

あっという間に資金は30,000エン。アイテムも武器も買い放題の強化し放題、もうお金要らないですというレベル。

ミッションの進行に伴って、このクエストで獲得できる金額も増加していくとのことなので、ゲーム終盤にもなればカンストしてしまうのでは…？

特に、装備する武器や防具によって大きくパーティーの戦力が左右されるこの世界樹の迷宮Xにおいて、好きなだけ素材を入手でき、装備品やアイテムを購入できるようになるこのDLCはまさにチート中のチート。

何度かクエストをクリアして装備を整えた結果、現在進行中のHARD的位置付けの難易度「EXPERT(エキスパート)」においても、はっきり言ってEASYレベルに。後半になるに従ってゲームそのものの難易度も高くなっていくのかもしれませんが、楽しさそのものもガラリと変わってしまうので、ご購入の際にはくれぐれもご注意ください！