洋ゲーはなぜゾンビばかりなのか?その理由を海外のゲーマーに聞いてみた


HITMAN:SNIPER」が面白すぎて没頭しまくっています。おかしい、家庭用のリッチゲーならまだしもまさかのスマホアプリでここまで時間を費やすことになるとは…。
そしてサブモードでゾンビをバッサバッサとなぎ倒す「死の谷」も本編の隠密行動と違ってまた楽しい。


時は変わって例の如くヘビーゲーマーの同僚「T氏」、「N氏」とランチをしている時のこと。FPSの代表作「Battle Field」プレイヤーのT氏が、N氏に勧められ「Call Of Duty」も始めたところこちらもかなりハマっているようで、おまけ要素の「ゾンビモード」もまた楽しいと話していました。
それにしてもまたゾンビか。FPSもゾンビ、Fallout4もゾンビ、気がつけばPS4の洋ゲーはゾンビゾンビでゾンビだらけです。なんでこんなに海外の人ってゾンビ好きなんでしょうか?
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まさかあの硬派なFPSからもゾンビが出てくるとは…

ゾンビは定番モンスター。日本でいう「無双の一般兵」の立ち位置?

旧ブログで過去に何度か話に挙げましたが、私にはボスニア出身のアメリカ人というちょっと珍しいゲーマーの友人がいるのですが、彼が日本に来た時の話です。彼は日本の女神転生シリーズが好きで、「出てくる敵が八百万の神様という所がクール。」(自身はキリスト教徒だけど、特に気を悪くしたりは無い模様)と話していました。
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キリスト教もイスラム教もなんでもあり!

そこで実は既に尋ねていたのですが「アメリカのゲームってゾンビが多くない?だってbattle fieldとか硬派なFPSでもゾンビモードが出てきちゃうし、Playstation3、4のアメリカ産ゲームってなんでそんなにゾンビが好きなの?」と聞いたところ「悪の対象にしやすいんじゃない?姿を見たらどう見たって悪者でしょ?(笑)JRPGにも割と定番の敵がいるでしょう?スライムとかドラゴンとか、大抵のJRPGには出てくるじゃない。」と突っ込まれたことがあります。確かに日本のRPGってたいていスライムとかドラゴンとかゴブリンとか定番の雑魚敵がいる!そして「既にある程度弱っているから雑魚の象徴でもある。相手が人間だと過激になるけど、それがゾンビだったら何体も遠慮なく殺せるでしょう?」だそうです。
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無双みたいに何体も遠慮なく倒せる悪の象徴。納得!

アメリカのゲームはリアリティ追求型!

また彼曰く、日本のゲームとアメリカの物とで大きく異なる点として「日本のゲームはカトゥーンであり芸術作品に近いけれど、アメリカのゲームはリアリティを高めている物が多い。リアルな動物を敵に仕立ててもいいんだけど、ほら、可哀想じゃない?」だそうです、ごもっとも。そして日本のゲームが「芸術」だなんて恐れ入りますが、確かに洋ゲーってリアルなゲームが多いですよね。
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アニメーションを「芸術」みたいな見方で見てくれているとは。

それから露骨な言葉で言うならば、アメリカは主に自己防衛や護身を目的とした銃の所持が可能(州によりルールは異なる)であったり、国のスタンスから戦争や武器が日本よりも身近。銃で撃つ相手は人の形をして然り。でも武器で攻撃する相手が人間だとちょっと倫理的に問題がありそうなので、「遠慮なく倒せる人間に近いクリーチャーを用意してみました。お持ちの様々な武器を駆使して殺戮、無双を楽しんじゃってください」といった感じかもしれません。(PCゲームやGTAなど勿論あることはありますが)
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PS4、Vitaの「The Walking Dead」も様々な武器を使ってゾンビを蹴散らすのが壮快?な名作

文化、習慣、歴史の違い

文化や歴史の角度からゾンビを見てみると、アメリカやヨーロッパでは土葬の習慣があり、日本人よりもゾンビが身近に感じられているのかもしれません。またアメリカは元々インディアンの暮らす土地だったところに色々な人種の移民が集まって言わば侵略のような歴史的背景もあり、ゾンビのような侵略者に対する意識、危機感が我々日本人よりも強いのかもしれません。
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自分たちの領土を侵略者から守りたい意識が強い?

つまりゾンビに対する価値観の違い

ネイティブのゲーマーの意見や習慣に目を向けると、日本でのゾンビのイメージとはやや乖離があるようです。日本でゾンビといえばグロい、不死身でなかなか倒せないみたいな存在かもしれませんが、アメリカでは雑魚の象徴、でも集団で襲って来て人間社会を侵略しようとしている印象があるのではないでしょうか。
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開発する側としては何もバカの一つ覚えなどでゾンビモードをとりあえず作っているのではなく、「雑魚を蹴散らす無双モードを用意してみましたので、遠慮なく殲滅させちゃってください!」といった、別の楽しみ方を提供してくれている意味合いがあるのかもしれません。それで言うと、確かに最初に例に挙げたアプリ「HITMAN:SNIPER」も「CALL OF DUTY」も、本編の楽しみ方とは別に雑魚であるゾンビ(たまに大物あり)を蹴散らすモードという位置づけにしっくりきます。
そう考えると、洋ゲーのゾンビモードやゾンビゲーはそれぞれで違う楽しみ方や目的が見えて来て楽しいものですね。


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