ベッキーとゲスの極み、落語家の桂文枝、米米CLUB石井竜也、五体不満足の乙武洋匡、ファンキー加藤、三遊亭円楽、中村橋之助と、2016年の芸能界は何かと乱れまくっております、けしからんことです。
私なんて妻に「浮気したところであなたはバレる。」とはっきり言われており、私自身もそれに対して何ら異存ないわけでございますが、ゲームにおいては浮気しまくり、「ペルソナ４ザ・ゴールデン」です。

特定の女子との親密度を高めていくことで様々な恩恵を受けることができる「コミュニティ」ですが、相手が女子の場合は親密度を深めると「特別な関係」つまり恋人になることができます。ところが、こちらもけしからんことに特定の女子のみならず、コミュニティ対象となる女子であれば何人とでも特別な関係になることができるというまさに不貞の極み。その上にゲーム上では全くもってお咎めなく、ペナルティも全く無いというゲスのメンズ達にとってはたまんねえ楽しみができます。

が。このゲスシチュエーションを作ることで、特定のイベント等で会話に変化が起きます。その代表とされる「バレンタインイベント」について内容をお伝えいたします。

バレンタイン、本命の相手には後で個別に渡すスタイル

まず今回の前提として「天城雪子」「里中千枝」「久慈川りせ」「マリー」「松永綾音」の５人と既に恋人同士になっており、概ね部屋へ連れ込んでおります。
さて、バレンタイン当日の朝、主人公に恋人たちからメールがいくつも届きます。おそらく放課後のお誘いの話だと思いますので、ここは最もヒロインぽい外見である天城雪子と時間を過ごすことを約束します。

放課後？参ったなあ。

学校に着くと、早速例のメンバー達によるバレンタインに関するトークが始まります。そして本命の人用のチョコは別で個人的に渡すという女子メンバー。その後後輩である久慈川りせもやってきて、同じく本命の人（主人公）は別で渡すと話して去っていきます。みんなから後で後でと言い寄られる主人公を見て陽介が「お前、大変だな…」と一言。

陽介から「モテるって案外ツライかも…」と言われます。

乱暴な千枝ちゃんも健気な態度に…。

さて、まずは屋上で里中千枝から本命チョコを貰いに行きます。普段粗暴な千枝ちゃんです、彼氏なのに他の女子からチョコを受け取りに行くなんてことがあった日には憤怒し、乱暴なことをされるのでは？と思いきや、「これからどこかに行くの？私は今日暇だし、一緒について行っちゃおうかな…？」と、ちょっとしたカマをかけてきます。主人公が曖昧にごまかすと、「今日のことも他の子のこととかも聞かない…」となんとも健気過ぎる態度をとります。そんな健気な千枝ちゃんを放置して、次の本命チョコを涼しい顔で受け取りに行くゲスの主人公です。

俺ってほら、チョコとかいっぱい貰っちゃう人じゃん？

泣きそうなりせちーも余裕の放置

続いて久慈川りせの教室です。本命仕様のチョコを用意して待っていてくれます。チョコを受け取ると、「で、今日は誰とドコ行くの？女の子でしょ。」と、明らかな疑いをかけられます。適当にお茶を濁すと「私、彼女なのにバレンタインにデートできないなんて…」と悲しい一言、そりゃそうだ。りせちーは何も間違っちゃいない、間違っているのはこのゲスな主人公でございます。

女の子？どうしてそう思うの？

泣き出しそうな女を部屋に残して去っていくあたり、とんでもない色男なわけですが、結局のところひどい男です。

一緒に過ごすと決めた相手とは海岸でランデブー

当日の朝に来たメールに対し、選んだ相手と放課後海岸で過ごすことになります。

家で経営している民宿を、主人公と一緒にやっていく夢を語る雪子ちゃん

その後一緒に旅館をやるという夢を語り出す雪子ちゃん。押し寄せる罪悪感に苛まれ、自暴自棄になって熱い夢にもふざけて返してみると…

優しく叱られます。

甘く優しく叱られます。放置してきた恋人達のことは気にも留めず、海岸で愛を囁き合います。「チョコレートの香りがした…」と、チューがあったことを思わせる台詞でその場は幕を閉じます。

何があったかはお構いなしのマリー

なかなかハードな一日だったこともつゆ知らず、自宅（堂島邸）で待ち伏せしているマリー。彼女は親密度が高ければ、直前に誰と愛を語ろうが関係なく自宅前で待っているようです。そしてぶっきらぼうにチョコを差し出します。何やらとんでもなさそうなチョコですが、その場で平らげる主人公に対して…

全部食べたの？バカなの？とかツンデレの極み。

全部食べちゃって、バカなの？と言い放つマリー。その直後に主人公に好きだと伝え、再びまさかのキッス。ついさっき海岸で別の女とチューしなかったか？まったく近年稀に見る色男ぶりです。

男冥利に尽きますな！

浮気プレイはゲーム上ペナルティは一切無し！（それどころかメリットたくさん！）

そいういえば上記の女子たちの他に、吹奏楽部の松永綾音とも親密度MAXの恋人状態になっているはずですが、出てきてくれませんでした。つまりプレイアブルキャラじゃないとバレンタインに登場してこないということか？まああんまりたくさんの女子と一度にイチャイチャするのは精神衛生上よろしくないのである意味安心。

そしてこのゲスい浮気プレイをしないことにはコミュニティコンプリートできないのである意味余儀なくされているわけですが、お咎めは一切無し。戦闘中にどさくさに紛れて切り付けてくることもなく、それどころかみんなが身を挺してかばってもらえます、どえらいヒモ野郎です。ここぞとばかりに遠慮なく不特定多数の女子と絆を深めまくりましょう。レッツ浮気！

ただし実生活では話は別、世間の女性は健気な人ばかりではありません。勇んで不特定多数の女性に手を出そうものなら末代まで恨まれるだけでなく、場合によっては刃物が飛び出すかもしれず、大変危険です。不倫、ダメ！ゼッタイ！

※その後自宅（堂島宅）に帰宅すると、忘れていました、菜々子ちゃん。彼女とのコミュレベルもMAXにしてあったのを忘れていました。

そんなキレイなお手てで、こんなヨゴレにチョコをくれるのはやめておくれ。