第1位:ファイアーエムブレム 風花雪月(NS)
2019年最も楽しんだのは、7月26日ファイアーエムブレム 風花雪月。
こちらも最初はパッケージのイラストに抵抗感がありました。これまでのシリアスでハードなシリーズに対し、なんだか線の細い優男風キャラや、ギャルゲーよろしい萌え感漂う女性キャラなど。ファイアーエムブレム、これで良いのか?
結果良かったです。ファイアーエムブレム、ここに極まれり。
風花雪月は何だこれは、学園モノのギャルゲーなのか!?硬派なファイアーエムブレムじゃないのか!?と思ったものですが、何周かしてみて(ていうか序盤で)完全に分かりました、学園モノのギャルゲーです。ただしその一方でストーリーは超硬派。言ってしまえば、親密度アップやキャラクター間のその後の展開なんてのは、キャラクターに愛着を持たせるためのオマケのようなもので、実際には3カ国間と教団をめぐる覇権争いで、ストーリーはかなりハード。
肝心のゲーム性はさすがファイアーエムブレム。スパロボのように、強化したキャラクターで単身敵陣へ突撃するなんてしようものなら即死です(スパロボも好きですが)。周囲に気を配り、次の手を考えて一マス一マス慎重に動く。と、思いもよらない方向から突然敵の襲撃を受けて死亡の繰り返し。そんな時には任意のターンへ戻せる超便利な天刻の拍動なるアイテムがあるので、ファイアーエムブレムは温くなったもんだとおじさんは思うわけです。
ここは好みかもしれませんが、これまでのファイアーエムブレムはそういった一手一手考えて行動するシビアさが売りだったのですが、本作は自由な転職システムが採用されていて、強化の幅がとても広い。なので、過去シリーズではなかなか作れなかった超人的能力を持つ贔屓キャラを作り上げることも可能。さらに特定のデータを引き継いで周回プレイすることもできるので、時間が許せば単身突撃可能キャラを生み出すことだって可能。このあたりはちゃんと時代に合わせて作っているなという印象です。エンディングもパターンがいくつもあるので、遊びつくそうと思えば途方も無い時間になりそう。
未プレイの超有力候補タイトル5選
残念ながら今年プレイできなかったものの、触れておきたいタイトルも数多くありました。
まずは11月28日に発売された十三機兵防衛圏。バニラウェア社製でありながら、特徴的な映像表現はそのままに、ジャンルがアドベンチャー。まあ中学だか高校だかを舞台にした厨二的なお話かな。エヴァンゲリオンとか。とか思って舐めていたら、そのストーリーがとにかく良いようで、「今年のゲームオブザイヤーだ」という声も多く見られます。もしもプレイしていたら、本記事のランキングも変わっていた可能性も。
次に1月25日に発売されたバイオハザード RE:2。とにかく周囲の評価が高く、方々から勧められています。海外の大手レビューサイトmetacriticでも発売から一年弱でメタスコア91点、プレイヤースコア8.8点という文句無し高得点を叩き出し、これこそリメイクのお手本と評されているようです。来年発売を予定しているRE3はプレイしたい…!
9月13日に発売されたデモンエクスマキナも残念ながら未プレイ。体験版はプレイしましたが、特徴の異なるパーツをガチャガチャ組み合わせて戦う系のメカゲー好きにはたまらないでしょうね。メカゲー故に認知度こそ広くはないものの、プレイヤーからの評価も高く、アーマードコアを楽しめた身としてはプレイできなかったのが悔やまれます。トゥーン表現が採用されてビジュアル面でもインパクトがありました。
そしてデスストランディング、11月8日発売。メタルギアソリッドの小島秀夫氏監修で、今年世界で最も待ち望まれていたであろう作品のひとつでしたが、ネットで見ると賛否あるようですが、実際にプレイしている周囲の知人に感想を伺ってみると皆面白そうなんですよね。旬なタイミングでプレイできなかったのが残念。
最後に9月13日に発売されたボーダーランズ3。あのディストピア感溢れるなんでもありのヒャッハーな世界で俺TUEEプレイをしたい。でもボダランはやり出したら終わりが無いんですよね。なんてためらっているうちに、過去シリーズみたいな大胆なセールが開催されそう。え、ていうか今セールしてるじゃん。ボダランはセール化早すぎる!
以上が2019年に発売されたソフトのうち、私管理人の主観的なランキングとなります。今年も素晴らしい作品に溢れる一年でした、ありがとう2019年!
改めまして、本年も当サイトスキあらばGAMEをご愛顧くださいまして、ありがとうございました。2020年も名作に恵まれ、皆様にとって素敵な一年になるようお祈り申し上げます。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ!