スキあらばGAME 2019年発売のオススメゲームTOP10 前編に続き後編、5〜1位になります。
第5位:アストラルチェイン(NS)
第5位は、8月30日に発売されたアストラルチェイン。夏に発売されたにも関わらず、やっと始めました。するとどうだ、面白いじゃないか!なんでこれを放置していたんだろうか。主人公と相棒であるレギオンとを同時にどちらも操作するというかなり特殊なシステムなので、アクションを応用しようとすると当然かなり複雑で難易度は高め。ただ本作のうまいところは、これらの複雑な操作を活用できなくても、十分に攻略可能どころか、Sランククリアも可能という秀逸なバランス。
もちろん下手くそなりに特殊な攻撃が偶然発動された時のビジュアルや爽快感たるや。「俺、上手くない?」と言わんばかりに動画でも取ってtwitterか何かに上げたくなってしまいますもん。
世界観は、謎の生物兵器であるレギオンを特殊な鎖で繋ぎ、使役する者と精神を共有しながら、これまた謎の侵略者であるキメラたちと戦うというもの。さらにコントロール不能になるとレギオンは暴走し、使役する者へも攻撃を向けます。どこかで見たことある感じですね。エヴァンゲリオンだったか。でも、男の子ってこういうの大好きなのよね。
ただし、据え置きモードで家の大きなテレビに映してプレイした結果下痢をするほどの3D酔いになりましたので、基本は携帯モードでプレイし、少しずつ慣らしております。
第4位:妖怪ウォッチ4(NS)
第4位は、6月20日に発売された妖怪ウォッチ4。
どうせポケモンの二番煎じか二匹目のドジョウを狙ったようなゲームでしょうよと思って舐めていました。過去に3DSで妖怪ウォッチはプレイしたのですが、今回システムがガラリと変わってここまで楽しいとは正直思っていなかった。妖怪を集めて仲間にし、敵と戦って育成して…みたいな楽しみ方はそのままに、これまでのコマンド型戦闘からアクション寄りになり共闘感、臨場感が大きく進化。だけどこれはあれだ、ポケモンのノリで子供が遊ぶゲームじゃない、おっさんがノスタルジーに浸るためのRPGだわ。
本作の世界は、現在、未来、過去、そして妖怪の世界を行き来しながら親玉を見つけて倒すというもの。で、それぞれフィールドの造形がまたリアルに作られていること。小学生の時の友達とこんな冒険したかったな。いや、していたような気がする。道なき細道を探検したり、虫や魚を探し歩いたり。そんなノスタルジックな心をくすぐられつつ、今度は自分の娘と未来で一緒に冒険するだなんて。実際にクリアしたのは数ヶ月も前なので、ストーリーのディテールは忘れてしまいましたが、とにかく面白かった印象が強いです。へたすりゃ泣いたかも。
第3位:Bloodstained: Ritual of the Night(PS4/Xbox One/NS)
第3位は6月18日に発売されたBloodstained: Ritual of the Night。キャッスルヴァニアの生みの親である五十嵐孝司氏が独立後にクラウドファウンディングで資金を集めて開発。これこそがキャッスルヴァニアですよ。
メトロイドヴァニア系RPGは数ありますが、本作の魅力は大胆且つ幅広いスキルや武器の種類。剣、大剣、鞭、槍、体術、銃などの武器の他に、ドリルのように回転しながら多段攻撃をする武器や光の衝撃を発する杖などとにかく多彩。武器はもちろんスキルの種類も豊富。よくありがちな遠距離の飛び道具や主人公を中心に回転するシールドのようなスキルはもちろん、いきなりギタリストを召喚してギターから炎を爆発させたり、本当に真面目に作っているのか分からなくなるようなものからチート級のものまで遊び心豊富。シリアスなのかふざけているのかよく分からなくなるほど。
残念だったのがバグの多さや処理落ちなど作りがやや大味な部分。最初は私もそれすらまあ可愛いものとしてプレイしていましたが、後半になるにつれて
背景がグリグリと動く臨場感溢れるステージで処理落ちが酷くなり、レアなアイテムをやっとの思いで敵から入手したと思ったら、セーブしないままエラー落ちというケースも何度か発生。表現も豊かでレアアイテムの収集が楽しいだけに、本当に勿体無い!
第2位:SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE | 隻狼(PS4/Xbox One)
第2位は3月22日発売のSEKIRO。
知人に勧められてハマったダークソウルですが、あの難易度はもうこりごりだと避けていたにも関わらず、同じフロム新作である本作をプレイしてしまった結果やはりこちらもどハマり。ダクソっぽいしんどさかなと思いきや、手触りはかなり異なっている印象。ていうかダクソより難しいよ。またしんどい思いをするのは嫌だなと不安視しつつも、始めてしまったら少しずつ上達してしまうもんだから止められない。完全にフロムの思う壺。
敵の攻撃を見極めて反撃するという緊張感溢れるスタイルは、攻撃ボタン連打ゲーばかり楽しんできた私にとって本当にキツかった。でも、ボスを倒した時のあの感動は、ダクソのそれ以上のものをもたらしてくれました。ダクソはいかに隙を突いて攻撃を加えるかが重要かなと思いましたが、このSEKIROはいかに攻撃を見切って弾くか?という全く別の価値をフロムは提供してくれました。あんたたち、本当に凄いわ。アクションが苦手な私でも楽しめたけれど、死にゲーに免疫が無いプレイヤーは序盤で投げ出してしまうかもしれない。
でも、このキツさは2年に一回くらいで良いかな。発売を控えているエルデンリングも、もうちょっと先で大丈夫です!