その３：論理性の無い直感的なアイデアは通用しない！大胆で独自のゲームを作りたいならば我流でリリースできる時代
Ｔ「正直自由に（ゲームを）作りたいんだったら、自分で作っちゃえばいいと思うんですけどね。UNITYとか使えるくらいならそこそこ立派なもの出来そうですけどね。」
私「しかも無料でね。」
Ｔ「そう。あとはデベロッパー用のアカウント作ってAppStoreに置いちゃえばいいわけだし。」
私「Ｔ氏はやらないの？」
Ｔ「絶対やらない。面倒だから(笑)」
Ｎ「まあそうですよね。結局コード書けても絵が書けたり音楽作れたりしないとゲームとして成り立たないですからね。」
私「Ｔ氏の絵は画伯だからね。」
Ｔ「はい。無理。」
Ｎ「結局色んなクリエイティブをマージする必要があるから、一つの才能だけあってもゲームって出来ないですよね。時々有志を募ってゲーム制作している団体がありますけどね。結構立派なもの作る人たちもいてびっくりしますけど。」
私「たしか「ソルトアンドサンクチュアリ」なんかもインディーズでしたっけ。あれ何人くらいで作ってるんですかね…？」
Ｎ「いや、相当かかっていると思いますよ！でもやろうと思えばPS4のマーケットに置くこともできますよね。確か法人登録さえされていればライセンス契約できたような。本当に一からオリジナルの自信作を作りたいのであれば、起業するのが良いかもしれませんね。」
私「ギャンブルだな。」
Ｔ「ギャンブルだね。」
Ｎ「まあでも正直アイデア勝負なところはあると思いますけどね。」
私「でもクリエイティブって大事ですよね。やっぱり見た目の印象って大きいです。」
Ｎ「もちろん。」
私「ウチでやってても思ったけど、ゲーム作るのって時間も、やっぱりお金だってかかるわけじゃない。高い金額投資するからには売れるっていう確証が無いと厳しいから、大手のパブリッシャーだってナンバリングしか出さないじゃない。」
Ｔ「全く新しいものは売れるっていう保証は無いからね。こないだの「モンハンダブルクロス」みたいに。あれは酷かった。」
Ｎ「もともとクロスの続編は出しませんって公言しておいてですからね。」
Ｔ「ユーザーを舐めてるとしか思えない。」
私「でもカプコンよっぽどヤバいんだろうなあっていうのが伺い知れますよね。」
Ｎ「開発費も高騰してますからね。今までみたいに売れるかどうか分からないけれども「自分たちを信じて！」的な勢いでなかなかできなくなっていますし。全く売れなくて大赤字になったら一発で倒産とか可能性として無くはないわけですし。ちょうど先日「フォトカノ」とか「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト」とかを開発したディンゴが倒産したらしいですよ。ペルソナ4 ですよ！？」
私「マジですか？世知辛いですね。」
Ｔ「やっぱり本当に自分がやりたいゲームを作りたいなら、無料のゲームエンジン使って自分で絵を描いて、音楽作って…ってやれば個人でもできますけどね。あ、でも音楽作れるじゃん(笑)」
私「え、面倒くさい(笑)」
Ｔ「(笑)」