シリーズを初めてプレイしたのはPS4のフリープレイでした。

当初そのビジュアルからやや抵抗感があったものの、人知れずこっそりとダウンロード。するとどうだろう、面白いじゃないですか！無双シリーズの爽快感と、連れて歩ける仲間「従魔」たちの育成要素、ゲームの楽しさいいとこ取りの作品を非常に楽しむことができました。

このゴシック感漂う百合アクションRPGの続編「よるのないくに2 ~新月の花嫁~」が2017年8月31日にPS4、PS Vita、Nintendo Switchからリリース。前作は楽めたものの、パイパイの大きな女子がイチャイチャするゲームをしている姿を妻子に見られてしまう事を案ずると、どうしても食指が伸びず。せめてプレイヤーの感想を聞きたいなと思っていた矢先、いました。

身近なゲーム仲間が購入したと聞き、早速感想を伺ってみました。

メンバー紹介

私
38歳
男性
既婚（娘３歳）
趣味：ゲーム、楽器
職業：企画職
好きなゲーム：JRPG全般、レトロゲーム等
前作プレイ済み。申し分なく楽しんだけれど独特の百合感に家族の目を案じて今回は未だ購入しておらず。

M氏プロフィール
42歳
男性
未婚
趣味：ゲーム、音楽
職業：技術職
好きなゲーム：FPS、死にゲーアクション、JRPGなど
よるのないくに２プレイ中。ECサイトでの評価は低いものの、果たして本当につまらないのか？聞いてみました。

Ｏ氏プロフィール
34歳
男性
未婚
趣味：ゲーム、サッカー、スポーツ観戦
職業：営業
好きなタイトル：JRPG、スポーツ、アクション
M氏の会社後輩。元スポーツマン。前作も未プレイにつき、今回はややにぎやかし要因です。スマイル。

Amazonの評価がメチャクチャ低いのですが？

Ｍ「そういえば「よるのないくに２」を買ってみました。」
私「おお、どうですか？前作かなり楽しかったんですけど、今回なんかAmazonの評価がメチャクチャ低くて。」
Ｍ「どのくらいですか？」
私「こんな感じらしいです。」

Ｏ「低！」
Ｍ「ないですね。全然そんなこと無いっすよ。」
私「前作もそんな感じでしたよね。Amazon評価えらい低くて。実際やってみたら普通に楽しかったです。」
Ｍ「今回も楽しいですよ、今のところ。まだプレイ時間10数時間でクリアしてないですけど。なんでそんなに低いのか。」
私「てことは今中盤くらい？」
Ｍ「うーん、なんか終盤の兆しっぽさが見え隠れしています。もしかしたら結構短いのかも。」
私「レビュー見ると時間制限がネックみたいですね。」
Ｍ「ああ、ありますね。宿に泊まったり、時間が経つと月が見えなくなっていくんです。で、全部隠れるとゲームオーバー。」

Ｏ「そうなるとどうなるんですか？一番最初からやり直しですか？」
Ｍ「章に分かれていて、その章の最初からスタートになる。だからまたゼロからスタートっていうことは無いよ。まあ確かに同じところで何度も何度も経験値とか稼いで…みたいなプレイは難しいけどね。あまり気にならないかな、俺は。」
私「周回プレイもあるんでしたっけ？」
Ｍ「あるんじゃないですかね？前作も相当やり込めましたし。で、２周目に足りないパラメータを補うとかになりそうじゃないですか？キャラ同士の親密度とか。」

Ｏ「親密度とかあるんですね。女同士で？」
Ｍ「そういうゲームだからね(笑)多分、前回とちょっとそういうところで仕様が変わったから、やっぱり違和感は少なからずあったんじゃないですかね。」
Ｏ「爽快感とかどうですか？」
Ｍ「あるある、バシバシ攻められるよ。」

私「BGMとかグラフィックとか動きとか？」
Ｍ「良いです。モデリングとか映像も十分奇麗ですし。もうこのレベルで映像面で指摘されても俺にはもう分からない(笑)」
私「音楽は前みたいなメタルですか？」
Ｍ「そうです(笑)やってるうちに違和感全然無いですけどね。」
私「前作もそうでした。」
Ｏ「じゃ特にこれといったマイナス点無いじゃないですか。」
Ｍ「俺はね。でもやっぱり前作のファンは、さっきの制限時間は違和感あるかもね。特に特定の場所でやり込んだり強化したりってのがある種このゲームの主軸なのに、それができない。「２周目ありきで作ってくれるなよ！」っていう人はいると思う。」

私「分かる気がします。」
Ｍ「そういう主立ったポイントにマイナス面が見えてしまうと、もう他の要素も粗しか見えなくなってきちゃうのかも。でも実際にはそんな事無いけどね。」
Ｏ「じゃあＭさんがAmazonで評価するとしたら何点ですか？」
Ｍ「え、普通に５点よ？」
私「高い！」

前作同様魅力は「育成」と「爽快感」

Ｏ「よるのないくに２どこが楽しいですか？」
Ｍ「前作と同じで爽快感と育成要素かな。」
私「前作爽快感ありました。無双？って思うくらい。」
Ｍ「今回も基本そんな感じです。あとは主人公とか仲間とか従魔とかの育成ですかね。」

私「やっぱりコツコツ鍛えた分だけちゃんと強くなって、次の戦闘に活きるのはやりがいありますよね。」
Ｍ「手塩にかけて育てた分だけちゃんと強くなる。こいつほんっと使えねーなっていう従魔もコツコツ育てると意外と強くなったり。あと攻撃だけじゃなくて、フィールド探索のサポートをしてくれる従魔なんかもいて。どの従魔を連れていくか、あるいは重点的に強化するか考えながらやるのは楽しいです。」
Ｏ「ポケモンみないな感じ？」
M「ある種ポケモンと楽しみ方近いかもね。あとは前回って仲間にモンスター（従魔）しか連れて行けなかったんですけど、今回からは人間の女の子を一人選んで連れて行けるんです。やっぱり人間は頼もしいですよね。モンスター３体でも賑やかで楽しいんだけど、やっぱり人間がもう一人いると孤独感が全然違う。」

Ｏ「コンビ技とか？」
Ｍ「ある。技もとにかく豊富。あと従魔を見つけるのも楽しいよね。それこそポケモンじゃないけど、従魔をダンジョンで見つけて捕まえて強化するのはやっぱり楽しい。」

私「育成要素前回も良かったです。」
Ｍ「育成要素が一番の売りじゃないですかね。」
私「あと割と短いの、僕は嫌いじゃないです。」
Ｍ「そうですよね。僕もなんですけど、割と色んなゲームに手をつけたい人とか忙しい人なんかはバーッと遊べて良いと思いますよ。」

「百合」要素に抵抗は？

私「結構百合要素強いですよね。Ｍさんってそっち好きなんでしたっけ？」
Ｍ「全く(笑)」
私「僕もなんですけど、なんで今回もちょっと手が出しづらくて(笑)」
Ｍ「お子さんもいらっしゃいますしね(笑)しかも前作よりも女の子いっぱい出てきますよ。」
Ｏ「大黒柱の威厳が(笑)」
私「最初から威厳とか無いけどね(笑)」
Ｍ「そればっかりは本当に分からない。でもまあ奇麗でかわいい女子同士がベタベタしているのは、まあ男同士に比べれば清潔感があるんですかね、分かんないですが(笑)。行動や選択で仲間のキャラクターと親密度が上がっていくんです。親密度が高くなると、そういったシーンが結構出て来ます。」

Ｏ「そっちに興味無いのに何でまた買ったんですか(笑)」
Ｍ「えー？前回が楽しかったから。百合要素とか別に意識しなくても全然遊べるしね。ストーリーも別に全然悪くないしね。いわゆるお涙頂戴的な狙った感じも無いけど。」
私「じゃ抵抗意識も特に無いですか？」
Ｍ「…ぶっちゃけ抵抗はある(笑)」
Ｏ「あるんだ(笑)」
Ｍ「ゲームは楽しいし動かしている最中は気にならないけれど、やっぱり女の子同士でイチャイチャしたり手を繋いだりキスとかしてるの見ると、正直引く(笑)実際そういう世界に偏見は無いつもりだけど。」

私「百合が苦手な人はやめた方が良いかもですね。」
Ｍ「どうでしょう、意図的に避けちゃうくらい嫌いな人は抵抗あると思いますけど、僕みたいにそんなに普段から意識していない人だったら普通に楽しいと思いますけどね。同じガストであったじゃないですか、あの青春グラフィティみたいなやつ。」
私「ブルーリフレクション？」

Ｍ「そう、そっちの方が女の子の私生活を覗き見しているみたいな、なんか破廉恥な感じしますけどね(笑)」
Ｏ「破廉恥(笑)」
Ｍ「あれ、映像に騙されて触りましたけど、ゲーム性もこっち(よるのないくに２)の方が断然面白いですよ。できます？奥さんの前でブルーリフレクション。」
私「無理(笑)」