「ニンテンドースイッチ」発売から一年。買って良かった3つの理由


早くもNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の発売、購入から1年経過しました。過去一年間を振り返ると、猫を飼い始めたり電子レンジを新調したり、娘が転園、習い事も始めたり、大なり小なり我が家でも様々な変化がありました。

既に多種多様なゲーム機を所持しており、半ば呆れる妻の目をよそに購入したスイッチですが、もはやタンスの肥やしと化したPSVRと同様に使わなくなってしまうのでは…?

と思いきや、これまでメインで使っていたPS4、3DSに取って代わり、気が付けばこの一年間で我が家のハードの中でも圧倒的に起動頻度が高かったです、買ってよかった。

起動が圧倒的に楽。対価に見合った利用頻度!

パッと手に取って遊べる。これがもうとにかく楽。

グラフィックを犠牲にして手軽さを取るか、手軽さを犠牲にしてリッチなコンテンツを取るか?いつも私にとってゲーム機の定義は二択でした。

据え置きにも携帯にもなるスイッチは、当初私の中で凄く中途半端な印象がありました。そこそこ手軽でそこそこ綺麗な映像なのでは?ところがその「幅」が絶妙だった。

ローンチ「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」をプレイして、そもそも私が求める映像は実写のようなリアルさではなく、表現であることを確信しました。もう見ていてとにかく楽しい。

そして子供がまだ4歳と小さい我が家では基本的には全員リビングに集合していることが多く、子供が「ハグッとプリキュア」なんかを観ている最中は携帯型に切り替えて遊ぶことができる。

この絶妙なバランスによって据え置きのリッチさを保ちながら携帯型の快適さ、起動にかかる負担の軽減も兼ね備えています。

ただし携帯モードでは2時間程度で充電が切れてしまい、3DSのようなポータブル性を期待してプレイするのは少し厳しい。このバッテリーの持ちは課題かも知れません。

「ゲーム屋」任天堂のソフトはやっぱり面白い!


この一年間でプレイしたスイッチのゲームはとにかく止め時がありませんでした、特にゼルダの伝説。

200時間遊んだ後に、ゲーム仲間とARMSやスプラトゥーン2などマルチプレイメインのゲームに泣く泣く切り替えたけれど、まだまだ遊び足りな買った。500時間は楽しめた自信がある。「なんでこんなに楽しいゼルダを止めてまでスプラトゥーンなんてやらなきゃいけないんだ?」と渋りスプラトゥーンを触り始めると、今度はスプラトゥーンで平日も連日朝3時頃まで夜更かししてしまう始末、スプラトゥーンも楽しい。

スプラトゥーンが片付く頃にはマリオオデッセイ、そしてゼノブレイド2。どちらも100時間単位遊んでもまだ楽しめている。もう任天堂信者と言われても構わない。けれど、どういったアプローチで、どういった体験をどのタイミングでプレイヤーにもたらすか?緻密に計算され尽くした任天堂のゲームの策にまんまとハマッてしまうけれど、それがまた心地良い。まるでライバル企業のハードに触れさせる一切の機会を奪われているみたい。

スイッチの脱着可能なJOY-CONにはジャイロセンサーといった任天堂らしいインタラクティブさがありながら、ゲームそのものの操作はスタンダードに寄せたところも良いです。

ジャイロ操作は直感的で面白い。だけど、ゲームは画面とコントローラーとで遊ぶものと広く普く認知されている中で、突然想定していない操作を求められるのは戸惑いやストレスになるのも事実。

ゼルダもマリオも、ジャイロ機能は通常の持ち方や操作の延長で動かせるくらいの、この控えめさが良いです。これで押し付けがましく「タッチペンを使って操作しましょう!」なんてものがところどころに発生したら、ちょっと萎えてしまったかもしれません。

家族で一緒に楽しめる、共通の時間を持てる

私の妻はゲームにまるで関心がありません。仮にゲームという娯楽がこの世界に無かったとしても、彼女の人生には何ら影響なかったことでしょうが、関心の無い人にとってゲームってそういうものみたいです。

そんな妻でも、かわいらしいサイズのジョイコンを持って一つの画面を一緒に見ながら単純操作でマリオブラザーズが遊べたのは、どこか懐かしくてちょっと楽しかった模様。相手の鈍臭い動きを笑ったり、勝ち負けとは違う二人プレイを楽しむことができました。

そもそもハードにコントローラーが二つ備わっているので、二人で楽しみやすいのは強み。現在4歳の娘にゲームの勝ち負けのルールを理解させるのはちょっと難しいけれど、もしかしたらマリオくらいの操作であればそのうち一緒に楽しめるのかな?なんて考えています。

ゲームボーイアドバンスからニンテンドーDSに買い換えた時よりも、PS3からPS4に買い換えた時よりも起動頻度は極めて高く、決して無駄にすることなく楽しんでいます。

無駄にするといえば、Playstation VR。

ぶっとくて長いコードを繋いで重いヘッドセットを装着し、物理的にも気持ち的にもとにかく起動にかかる労力が大きく、ソフトも見た目に依存する内容が多くてイマイチどのタイトルも続かず。まさにスイッチとは対極に位置するハード。結果的にすっかりタンスの肥やしと化してしまいました。

それでも素晴らしい体験ができるのもまた事実。牛歩の如く少しずつラインナップも増えているようなので、深夜に並んでまで購入した努力が報われる程度には利活用できることを期待しています!

義父も感動!だけど準備にとにかく時間がかかるPSVR。

この記事へのコメント

  1. ハードにコントローラーが二つ…
    ファミコンじゃん、それ

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