7/18は海の日でございます。間もなく梅雨も明け、夏本番。夏本番と言えば水着、水着といえばムダ毛が気になる季節でもありますが、みなさま、お毛けの処理は大丈夫でしょうか?
私は特に体毛が濃いわけではないのですが、実ははるばる静岡から出てきて東京で暮らすようになってからというもの鼻毛が伸びる伸びる!その後バイクを購入し、通勤に東京の主要道路である国道246号、通称「246」をバイクで通勤するようになってからというもの、それまでは特にボーボーにならなかった私の鼻毛ちゃん達が、まるで水を得た鼻毛の様にボーボー伸び始める始末。これはあかんと思い、鼻毛くらいはカッターでケアしています。
そんな矢先に「ダウンタウンDX」で東幹久さんが愛用しているという「鼻毛ワックス」(ブラジリアンワックスとも呼ばれるらしい)なるものを知り、鼻毛ケアラーとしては居ても立ってもいられず、試してみることにしましたよ。
レンジでワックスを溶かして鼻にイン!
早速説明書に従って準備してみます。まずは水をカップに入れ、紙コップの中にワックスを適量入れたものを乗せて、レンジでチン。非常に簡単です。
ワックスを溶かすのは2分程で完了。
さてドロドロに溶けたワックスを専用の棒に巻き付けて、鼻の中にイン、ちょっと固めの水あめといった感触です。レンジから出してドロドロに溶けた物質を鼻の中に入れるなんて火傷するんじゃないか!?と思いきや、レンチン後数秒で生暖かい程度になるので、煮えたぎった見た目ほどマグマのような熱さではありません。
ただしいきなり突っ込まずに熱さを確認しながらお試しください!
鼻の中に入れたら、少し回したりしながらワックスが鼻毛全体に行き渡るようにします。説明書に記載された時間(私の場合は3分程度)が経過すると、ワックスが固まって鼻毛をぐっと掴んだような感覚になります。さて、続いていよいよ鼻毛をぶっこ抜きます!
抜く時は痛い!そして鼻毛が根こそぎゼロになる!
鼻毛たちを掴んで離さないワックスをいよいよ鼻から引っこ抜きます。はっきり言って物凄い緊張感です。
痛いっ!!
ズボーンと景気よく抜きます、問答無用に痛いです。鼻毛を抜いた事のある方、一度想像してみてください。いいですか?想像できましたか?そう、その通りの痛さです。鼻毛のケアも人それぞれでしょうが、やってみた中でこれがその人の得策であるとすれば、なんと大変なケアなのでしょうか。
当然涙目になります
そしていかほど抜けるかというと、一度の行為で鼻の中の鼻毛が産毛だろうが本毛だろうが容赦なく8~9割は抜けます。本数にして軽く100本単位で抜けていると思います。「ああ、鼻毛って、こんなにたくさん生えているんだね」と思う程。鼻毛をぐっと掴んだワックスはちょっとグロテスクな絵のため掲載は割愛いたしますが、「釘バット」みたいなビジュアルです。後はワックスが行き渡らなかった場所に残る感じです。この残ってしまった場所、どうしよう?と、躊躇するほど痛いわけですが、一か所だけボーボー生えていても不自然なので、しぶしぶもう一度トライします。
イテーーー!!!
やっぱり痛いです。敢えて擬音で例えると、「メリッ、メリッ、メリメリメリッ!!」という感じです。これで片方の穴のほぼ全ての鼻毛がなくなりました。これをさらに反対の鼻の穴に施すことを考えると憂鬱以外の何物でもありません。が、終わった後は鼻の穴がツルッツルになります。鼻の中って、毛が無いとこんなにツルツルしているんだ!と感動するほどです。
鼻毛ゼロは危険?季節によっては注意!(医師に怒られます)
さて、飛び出しているとちょっとカッコ悪いムダ毛とはいったものの体の組織の一部に当たりますので、鼻毛にもちゃんと役割というものがあります。鼻毛はウイルスや埃、粉塵などが気管支や肺など体内へ侵入するのを防いでくれています。風邪の予防はもちろんですが、なんといっても花粉の季節。この時期に鼻毛ちゃんを引っこ抜いてしまうのは自殺行為にあたります。
ありがたいことに私は特にこれといった持病もなく、それだけが取柄であるほど健康なのですが、唯一フィジカルで弱点があるとすれば、それは花粉です。過去にシェーバーを使って鼻毛たちを根こそぎ伐採した後とんでもない目に合い会社を早退し耳鼻科へ駆け込むと、医者の先生にこっぴどく怒られたことがあります。「フィルターの役割である鼻毛をゼロにしてしまうのは危険、せめて長さ調節する程度にしなさい」と、鼻毛をなびかせながら叱られました。そう考えると、鼻毛を引っこ抜いてしまうのは体にとっても良いものではないかもしれません。
「お前はなんて事をするんだ!」張りに、耳鼻科の先生にこっぴどく叱られました。
効果の持続は約一か月。コスパは月100円弱?
この鼻毛ワックス、種類は数ありますが、概ね1000円前後で購入できます。私が購入したものは900円ほど(送料別)です。薬局で買えそうなケア用品の割には少々高めに思えますが、ひと箱で10回分使えるとの記載があり、使ってみるともうちょっと使えそうな分量が入っています。
使用からひと月程経ちましたが、そろそろ使ってみようかな程度にまた伸びてきました。ひと箱で10回ちょっと、一回でひと月ほど効果が持続すると考えると、ひと箱でおよそ1年は使えるかもしれません。もちろんハサミやカッターなどを使用すれば基本的にお金はかかりませんが、エチケットとして月80円程度の出費と考えればそこまで高級なものでも無いのかな?という気もします。興味がある方は是非トライしてみてください、ツルンツルンになります。