ゲームのソフトは、パッケージの店頭購入だけでなくダウンロード版を活用して久しい昨今です。
原則ディスカウント無し、売却ができないという不便さがありつつも、ソフトの入れ替えが不要だったり、売り切れの心配も無く購入時間も不問、そして購入後すぐに遊べるという利点もダウンロード版にはあります。
…すぐに遊べる?
違う、すぐにじゃない、長いダウンロード時間があるのだった。最近では数十ギガ、中には100GB以上というとんでもないデータ量のゲームもあり、夜にダウンロードしておいて翌朝起き、仕事から帰ってやっと遊ぶ、みたいなパターンが我が家では多く。これじゃAmazonとかで買うのと大差無いじゃん。という理由から、我が家はSwitchを有線化させたのだった。
ということで、今回は最近購入した「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」を例に、無線WiFi接続でのダウンロードにかかった時間と、有線でダウンロードした時の時間の差を検証したいと思います。
※管理人宅のおま環としてご参考になさってください。
ぴったり10GBのソフトをWi-Fiでダウンロードしたら、1時間半かかった。
まず我が家のインターネット環境について。
インターネット回線はマンションで契約されたもので、無線のWiFi接続は下りの速度がおよそ40Mbps。動画はもちろん基本的なインターネットの作業は十分快適にでき、オンラインでゲームするにはちょっと頼りないかな、という極めて普通の環境です。
そして今回ダウンロードするタイトルはこちら。
コマンド型から無双系のアクションRPGになりました。
ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ、面白いです。
このペルソナスクランブル、データサイズはぴったり10GB、意外とコンパクトだなという印象です。スーファミ時代に16MBのゲームが出た時には各メーカーそのデータ量だけでドヤ顔していたものですが、ゲームも凄いことになったもんだ。
ということで、早速ペルソナスクランブルを無線WiFiでダウンロードしてみることに。
1時間半…まあ、遅くは無い。
10GBのペルソナスクランブルのWiFi環境でのダウンロードにかかる時間は約1時間半。
深夜にダウンロードを開始して、朝起きたけどまだ終わっていない…なんてゲームに比べれば、そこまで時間はかからないかな。
だけど、せっかく今支払ったにも関わらずその時にプレイ開始できないというのはもどかしい。だって、スマホのアプリや何かは買ったその瞬間にダウンロードして使えるじゃないですか?と、データ量の小さなスマホアプリと比較するのは何ですが。気持ち的にはそういうもの。
そして、当初の見込み通り、ダウンロード開始から約1時間半後にダウンロード完了。
続いて有線LANアダプタで同じファイルをダウンロードした結果、30分に!
続いて有線でのダウンロード。
先ほどと同じく10GBきっかりのペルソナスクランブルのゲームデータを一度削除し、もう一度ダウンロードしてみることにします。
市販の有線アダプターをSwitchドックのUSBに繋ぎ、Switch本体をパイルダーオン。そういえばSwitchはLANのジャックが備え付けじゃないので、こういうアダプターを購入する必要があります。まあ無駄なものがガチャガチャついていない方が分かりやすいでしょうし、これで普段は全く問題は無いのですが。
それでは有線接続でダウンロード開始!
おおお、速いぞ…!
開始から速度が安定するまで30秒ほど経って表示されたダウンロード残り時間は約35分。ぐんぐん進捗が進んでいきます。WiFiでの無線接続と比べてパフォーマンスは約3倍、これは凄い。
で、30分とちょっとに時間が短縮されたらされたで「30分も待つのか〜」と思ってしまうこの人間のわがままさよ。
無線でのダウンロードが遅いと思ったら、有線化すれば3倍くらいパフォーマンスが上がるかもしれない
ということで、今回の検証にはトータル2時間以上の時間がかかりましたが、無事にダンロードも完了し、ペルソナ5スクランブルをプレイ開始。
昨今主流の「あらかじめダウンロード」は別として、買ったその瞬間から遊べるかというとなかなか難しいデータサイズのゲームが多くなってきましたが、やはり有線は速い!アダプター自体は安いものもあるので、まだ有線化しておらず、できるだけ短時間でダウンロードしたいという方はこれらを使ってみるのもおすすめです。設定自体は差し込んで終了なので。
また冒頭で書かせていただいた通り、接続するプロバイダや機器、同時接続している端末によってもダウンロードの速度は大きく変動するので、特に有線化までは必要性を感じていないけれどもう少し速くしたい場合は、スマホのWiFiを解除するなど同時接続している端末のWiFi設定を一時的に解除してみるのも有効な手立てですのでお試しください。