FC「スーパーピットフォール」をやってみたら難易度が凄かった。-前編-


現代のシュッとしたゲームも触りつつ、時々レトロフリークを引っ張り出してはもっさりしたゲームを楽しんでいるファミコン世代です。

過去に「スーパーモンキー大冒険」というクソゲー代表格の一本をプレイしたところ、もっと凄いのがあるという噂が。

「スーパーピットフォール」。

インターネットでその映像を調べてみると、素朴な横スクロールアクションという印象。これは30分くらいでサクッと遊んでなかなか楽しかったですとレポートしようと思いましたが、一筋縄ではいかなかったのと、あまりにも不条理で心が乱れかけてしまったので、前編後編の2回に分けさせてください。

そもそも「Pitfall」の意味は何ですか?

そもそもpitfall(ピットフォール)の意味とは何か?

調べてみると、「落とし穴」「思わぬ危険」というものらしい。そこへスーパーを付けて意訳すると「激ヤバ」とでも申しましょうか。タイトルの意味とかネットで調べてからとか、ずいぶん遠回りから入りましたが、自信の無さのあらわれとも言えます。

ミントグリーンのカセットの色が、ファミコン初期感じさせます。

レトロフリークは便利です。

当時のファミコンやゲームボーイといったゲームが、4K対応のテレビで綺麗に遊べるのだから、今回ご紹介するスーパーピットフォールだって、HDリマスター版と言っても良い。ぜひ色んなファミコンのゲームをHDリマスターで楽しんでみてください。(HDリマスターの意味がよくわかっていない)

スーパーピットフォールってどんなゲーム?

まずスーパーピットフォールはどんなゲームなのか?

主人公である探検家ハリーが、地底人に囚われた姪のロンダと愛猫を救出するため地底人たちのうごめく地底王国へ赴くというもの。1986年製でありながらしっかりストーリーもある。

気持ちも高まる中ゲームを開始してみる。そして、開始早々地底人の洗礼を受けることに。

主人公ハリーのジャンプには魔界村のような独特の慣性が働くため、動きは極めて不自由。距離感を推し測らず気持ちのままにジャンプすれば、敵や罠にそのまま接触して一撃でミスに。

2〜3発当たるとミスになってしまうゲームを昨今「死にゲー」だとか「ソウル系」だなんて言われるけれど、2〜3発の猶予も許されないのがこのスーパーピットフォール。つまり、スーパーピットフォールはソウル系メトロイドヴァニアのはしりなのだ。

ソウル系メトロイドヴァニアは1986年既に存在していた

うごめく敵だけではなく、ダンジョンにはプレイヤーを翻弄するトラップも。

開始早々放り出されたダンジョンは広大で、画面に映らないその先にどんな強敵や罠が待ち受けているのか?未開のエリアに緊張しながら、ダンジョンの奥深くに足を進めていく。

スーっと落ちて…

そのまま落ちて…

はい、針の山でした

最近「バイオハザードヴィレッジ」で遊んだ。

様々なモードでかれこれ本編を4〜5回はクリアしたけれど、全体を通して難易度は高かった。けれど、バイオハザードではゾンビ(ライカン)に一発ぶん殴られたくらいじゃミスにならない。カエルやヘビに触れるだけでもミスになるスーパーピットフォールの方がよっぽど難易度が高いのだ。

そう考えると、バイオのゾンビがとても穏やかな顔に見えてきます。

穏やかには見えないか

なるほどダンジョンの構造は分かった。

それじゃ攻撃はどうなのか?というと、ハリーには銃という強力な武器があり、銃弾には弾数制限もある。

無駄撃ちした時の、どこかで感じたことのあるこの絶望感。

そう、バイオハザードだ。

外した…!

バイオハザードヴィレッジもまた左右に揺れるゾンビは照準を当てるのは困難で、貴重な銃弾を外した後で体制を整えたり、接近された時の恐怖感たるや、このスーパーピットフォールの感覚そのもの。

外した…!

次の弾を装填している間にもゾンビはジリジリとにじり寄ってくるし、スーパーピットフォールでも、蛇やクモがそのままペタペタとハリーに接近してくるのだ。

恐い。

ゴールに向かう道のりではトランプのマークが描かれた扉が点在。このマークと同じ鍵を所持していると、扉を開けて進むことができる。

だけどちょっと待ってほしい、よく考えてみると、昨今のゲームでも似たような仕様は多い。

例えば、バイオハザードだ。

バイオハザードにはダイヤの鍵だのスペードの鍵だの、トランプのマークの鍵が登場する。


バイオハザードの原点は、ホラーRPGであるファミコン「スウィートホーム」から着想を得た話を聞いたことがあるけれど、本当はスーパーピットフォールであり、スーパーピットフォールのパクリがバイオハザードなのだ。(多分違う)

スーパーピットフォールはBGMこそ楽しげだけど、仄暗い地下迷宮を進み、カエルはリッカーだと思ってプレイしてみて欲しい、俄然怖くなってきましたよ私は。がしかし、本当の難易度を実感するのはこの後だった。果たして私はこの先エンディングを迎えることができるのか?

ついに感動のフィナーレ!後編へ続く。


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