ヴァニラウェアとアトラスのSFアドベンチャー「十三機兵防衛圏」が、日本での発売から遅れること約一年、ローカライズされて海外でも発売されました。海外での発売から半月後のメタスコアは86点、プレイヤースコアが8.9点とかなりの高得点。海外からすれば日本、SF、80年代と馴染みの薄い世界観のようにも思えますが、いったいどこに刺さったのか?人気の理由は何か?
共感度の高い海外プレイヤーのレビューを10点ご紹介します。
13 Sentinels: Aegis Rim for PlayStation 4 Reviews – Metacritic
丸2日間ぶっ通しで遊んでいる。
KingOfDelusion Sep 26, 2020
★★★★★★★★★★
何も知らずに直感で買ってみたんだ。少し悩んだけれど、これまでアトラスのゲームはほとんど楽しめたからね。同じ様にこのゲームを手にするのをためらっている人がいたら、今こそ言いたい、迷う必要は無い。
全ての場面において、これから起きようとしていることにドキドキする。もう丸2日間ぶっ通しで遊んでいる。ほんの少しもネタバレしたくないからこれ以上は何も言いたくはないけれど、強くおすすめするよ。
夢中になって没頭してしまう。
Dpjohnston1983 Sep 25, 2020
★★★★★★★★★★
この十三機兵防衛圏をプレイしないということ、すなわちそれは自分自身を不幸にしていると言っても良い。夢中になって没頭してしまう、魅力溢れる作品だ。
近年稀に見る、魔法のような体験。
TrophyEmpire Sep 28, 2020
★★★★★★★★★★
80年代に我々を魅了した巨大なロボットや怪獣、そして芸術的なビジュアルが好みだろうか?もしあなたが自分と同じくそうであれば、十三機兵防衛圏は我々のニーズを完全に満たしてくれる一本だと言える。
土台となるストーリーはしっかり作られていて、後ろで話しているキャラクターの考えから物語が進んだり、かつて無いような表現で話は進んでいく。説明すると複雑そうに聞こえるかもしれないけれど、それをアトラスは形にした。これだけ複雑なシナリオをまとめ上げるのは、これまで最高と評されてきたどのゲームをも上回っている。
登場するキャラクターはビジュアルやアニメーションだけではなく個性も輝くほど美しく、細かく描かれている。
機兵を操作するパートは見下ろし視点のシミュレーションになって、これはもう少しボリュームが欲しかったけれど、誤解しないで欲しい、このパートも疑うことなく魅力的であって、気に入っている。多少の不満があっても、他の要素で完全に帳消しにできる。
これは近年稀に見るような名作。まるで魔法のような体験。細部まで調べられた専門知識、そしてたくさんの情熱によって作られたことは想像に易い。このゲームが大好きだ。決してネタバレをしないように!
ボリュームは多くないけれど、値段以上の価値あり。
VoidiD Sep 30, 2020
★★★★★★★★★☆
なんてことだ。期待はしていたけれど、それを大きく上回っていた。
長所
素晴らしいストーリーテリング
興味深く絡み合うストーリーの構成
合理的な解決手法
ユニークなキャラクターたち
充実したシステム
サウンドトラック
短所
バトルシーンにおいて、ロボットや敵のビジュアルをちゃんと用意して欲しかった
ストーリーで細かい伏線回収ができていない
ボリュームは決して多くはないけれど、それでも値段以上に価値はあるし、このジャンルにおいての最高峰であることは間違いない。
キャラもシステムも想像以上だった。
Vragegaming Sep 29, 2020
★★★★★★★★★☆
初めて予告映像を見た時にシステムの良し悪しが分からなかった。だけど、買ってみたらどうだ、システムはもちろん、キャラクターもストーリーもこんなにも魅力的だったなんて。
機兵をセットアップしたり、主人公を選んでそれぞれの感情を引き出し選択することによってストーリーが進むシステムは最高。
個人的にSFには関心が無かったけれど、この作品を通じて興味が湧いたよ。10点満点にしていないのは、まだ全てクリアしていないから。だけど、現時点で9点の価値は十分に感じている。ヴァニラウェアとアトラスは、本当に最高なゲームを生み出した。
迷っているのなら、セールになったら買うのも良いんじゃないかな。
アトラスの偉業に改めて驚かされている。
DanTheMan1992 Sep 30, 2020
★★★★★★★★★★
アトラスがいつだって我々を魅了してくれるのは疑いようのない事実ではあるけれど、こんな息を飲むような素晴らしいゲームを作ってくれたことに、改めて驚かされているよ。どうか信じて欲しい、強くおすすめできるし、価格の価値は十分にあるってことを。
クライマックスは少し不満。
bball4224 Sep 29, 2020
★★★★★★★★☆☆
ストーリーのひねりや交差は素晴らしかったけれど、最後10%くらいは個人的にはいまいちだったな。トロコンも簡単で、全体的な難易度もそう高くはない。ポリコレ要素にうんざりすることもあるけれど、まあ日本はこういう表現が人気なのかな?あまり気にはならないけれど。そして全てのキャラクターがロマンチックに誰かを愛しているのも素敵だね、こんな高校生活を送ってみたかったもんだよ。
とにかく全体を通して十分評価に値するゲームだった。だけど、やっぱりクライマックスだけは、もう少し深く考えて作られても良かったんじゃないか?この開発陣ならそれができたはず。
SFが好きでストーリー重視であれば理想のゲーム。
Estellise13 Sep 30, 2020
★★★★★★★★★★
まず初めに言わせてほしい、このゲームを評価するためにわざわざMetacriticのアカウントを作成したんだ。
ヴァニラウェアは好きだけど、戦闘はあまり得意ではない…という人でも、この十三機兵防衛圏はそこまで難易度が高くないから心配無し。ストーリーテリングも素晴らしく、他のキャラクターと会話していく中でストーリーが進んでいく形式はユニーク。ネタバレになるから中身はここでは話したくないけれど。SFモノが好きでストーリーも重視したいような人ならば、これこそが理想のゲームだと思うよ。
謎が明らかになるにつれてのめり込んでいく。
SZJXOct 4, 2020
★★★★★★★★★☆
基本的にはSRPG要素が散りばめられたビジュアルノベル。アトラス、ヴァニラウェアの中では珍しいジャンルだけど、VNDB(ビジュアルノベルデータベース)には登録されている。専門的な知識については疑問に思うこともあるけれど、とにかく非の打ち所のないヴァニラウェアお得意のアートスタイルはさすが。合理的かつ比喩的にひねりを加えたストーリー、少しずつ謎が明らかになるにつれ、時間を忘れてどんどんのめり込んでいってしまう。間違いなく価値のある作品。
ヴァニラウェアは日本の宝。
bluesats Sep 29, 2020
★★★★★★★★★★
十三機兵防衛圏は、私がこれまでゲームでプレイした中で最高のゲームのひとつ。豊かなストーリーテリング、美しいアートスタイル、魅力的な戦闘システム。ヴァニラウェアは日本の宝であることは間違いないよ。