Switch「アルファディア ネオ」クリア時間と感想。隠しダンジョンの場所は?


ケムコ様から新作「アルファディア ネオ」をご案内いただけました。

ガラケー時代から続いている王道RPGシリーズの新作が、スマートフォン版からコンソールへも展開。ということで、Switch版を早速プレイ。

やっぱり画面がデカくて物理キー操作なのは快適だなーとか、ちょっと動かしただけでもメキメキ強くなるなーとか弄っているうちに、いつの間にかクリアまでぶっ通しで遊んでしまったじゃないか。

アルファディア ネオクリア時間、クリア後の要素は?

アルファディアネオとはどんなゲームなのか?

ネタバレしない程度でご紹介しようとしたのですが、勢い余ってクリアしてしまった。

そこで今回はゲームの内容より先に、いきなりクリア後の話からしてみる。ケムコ様のサイトにも包み隠さず書いてあるし。

クリア後の要素は以下の通り。

本編クリア時間は30時間以上、隠しダンジョンのクリアまでは約40時間ちょっと。決してボリュームが少ないわけではなく、やめ時を失ってしまった。

クリア後に追加されるダンジョン「フブーブ遺跡」「カオスタワー」「エナジ工房 本部」それぞれの場所についてはこちら。これらのダンジョンはクリアすることでとんでもないアイテムや武器が獲得できるので、ぜひご自身の目でご確認ください。

その他クリア後の要素として、データを引き継いでの周回プレイは無し。けれど、序盤から好きなだけ強化できるから、実質1周目から周回プレイで遊べるようなもんだ。

ドーピングアイテムでステータス強化しまくり。

クリア後はラスボス直前のポイントから再開することになるので、クリア後にステータスや装備、スキルを強化しまくって何度もラスボスに再戦することが可能。

よって、最終的にはこのラスボスをどのくらいの速さで倒せるかが成長度合いを知る判断軸になってきた。私の場合、初見では10分(10回くらい全滅)かかっていたものが、15秒で倒せるまでになりました。満足。

アルファディア ネオ、どんなゲーム?見下ろし視点の2Dコマンド型RPG。

改めてアルファディア ネオについてご紹介。

アルファディアシリーズは、ガラケー時代からナンバリングが5作、派生作のジェネシスが2作と実は歴史のある見下ろし視点のファンタジーRPG。古き良きJRPGの作法に則った、日本人には馴染み深い作り。

戦闘は3D化された前作ジェネシスから戻ってサイドビューへ。2Dはスピード感があって良い。

敵味方スピードの速い順に行動をするコマンド型で、技ごとの硬直時間や相手の速さなどから行動順を探りながらの戦略的な戦いが楽しめる。

おなじみ倍速モードやエフェクト表示切り替えなど、戦闘の快適性を追求した仕様になっているので、戦闘は爆速。

攻撃方法は、通常攻撃に加えてレベルに応じてキャラクターごと固有に身につけるスキルとエナジ技とがある。

エナジ技とは魔法のようなもので、6種類の属性を宿したリングを装備して戦闘をすることで終了後に獲得するポイントを貯め、各属性ランクが一定値に達することで新たに習得。

攻撃や回復、バフデバフのほかにも行動順を遅らせたり一度だけ完全に攻撃を防いだりといった効果もあり、時々登場する桁外れに強い敵相手の時には行動順を組み立てながらこれらのエナジ技、そして仲間同士の複合エナジ技を活用する必要がある。

また、パワーやスピードにウェイトを置いたアタッカー役や、回復やバフ、デバフ系に強いサポート役など、役割に特化した「型」のようなスタイルと呼ばれる要素があり、セットしたスタイルは戦闘中に切り替えることができる。

これらのスタイルはストーリーやイベント、ダンジョン内の宝箱などからも新たに習得。

しかしながら、身も蓋もない話をしてしまえば、ケムコ&Exe-Create製タイトルはドーピングで素早さを上げまくることで相手に攻撃させる隙も与えず一方的にフルボッコ…という俺TUEEEプレイ大好物なプレイヤーのツボを突く遊び方が楽しいので(私は)あまり活用せず。

「ドーピングなんてお前、そんなもの邪道だろう。RPGというのは、与えられたシステムを上手く使ってだな…」という生真面目な方は上手く使ってみてください。

相変わらずのやりこみ要素!カンストまでの道のりは、ケムコ作品の中ではややライト?

前回ご紹介した「ドラゴンプラナ」同様、参星石と呼ばれるアイテムを消費することでメニュー内のショップで経験値、ゴールドなどのポイント、アイテムドロップ率の倍増機能の解放や、装備品、回復薬など希少なアイテムと交換することができる。

この参星石は追加課金だけではなく、無課金でも戦闘を繰り返すことでドロップするという良心仕様。課金してしまったらとんでもない速さで強化することができそう。

これらのお役立ち機能やアイテムを使うことで、レベル上げやスキル習得が捗る捗る。

ただ、最大レベルが999の作品が多い同社製タイトルに対して、本作の最大レベルは99。最大HPも9999なので、途方もない時間を費やすことなくカンストできそう。凄い速さで強くなるので、ストーリーの進行もサクサク、ファストトラベルで移動も楽ちん。

と、快適に街を巡っていると、釣りキター。

本作独自の要素である釣りはエリアごとに出てくる魚が異なり、ダンジョンにも釣りスポットが隠れていたりする。

ここで釣った魚をFPに換金して貯めることで、さらに上位の釣り用品にグレードアップしたり、パーティー強化のアイテムなどに交換することができる。

魚図鑑で、まだ釣っていないエリアの探索も楽々。

ゲームを進めていく中で、まだ釣ったことのない魚を釣り易くなる機能が使えるようになるので、釣った魚図鑑のコレクションも快適。妙に不気味なビジュアルの魚がいたりするので「こういうの一匹一匹描いたんだな」とか、作り手の苦労や遊び心に思いを馳せながらFP稼ぎをしておりました。

ストーリーは分かりやすい王道ファンタジー。チート要素の解放は効率厨でも楽しい!

アルファディア ネオのストーリーはざっくり以下のような始まり。

ある惑星に隕石が落下。一度文明が無くなったものの、隕石から3種類のエナジと呼ばれるエネルギーが誕生。800年後、それぞれのエネルギーで発展してきた3つの大国のひとつである帝国が残り2つのエナジを求めて侵攻。故郷を滅ぼされた王国の王女スフレが、記憶を失くした青年アルトを救うところから始まり、帝国の暴挙を阻止するため行動を共にすることに。

全体的にはカラッとしたムードで進みつつも裏切りや復讐みたいなテーマも含んでいたりとダークな面も。

ややこしいワードや複雑怪奇な歴史や概念があるわけではないので、ストーリーは分かりやすい。

同じく過去にプレイした同社製作品で言と、ポップでコミカルなドラゴンプラナよりは重厚かつドラマ性があり、(確か)もう少し鬱シナリオだった気がした3DSのアスディバインクロスよりは明るい印象。

それにしても、相変わらずのケムコ&Exe-Createタッグ節。

やり込める上に超快適、ちょっと動かしただけでメンバーの育成に繋がるので止められなくなるし、癖になってくる。他のRPGができなくなってしまいそうな謎の中毒性がある。

直前まで散々続けていた別ゲーの手を止めて、裏ボスを倒すまでのめり込んでしまった。

そしてチート級アイテムの獲得や設定の解放も、俺TUEEEプレイヤーにとってはたまらない要素。

「だったらいっそのことレベルMAX機能とか最初から付ければいいじゃないか」とか、そういう声も聞こえそうではあるけれど、そういことじゃないんだよな、効率厨の人間にとっては。手間暇かけた後の達成感こそがたまらないのだ。今後のケムコRPGも楽しみ!

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