さて、昨日に引き続いてゲームボーイ「ちっちゃいエイリアン」のバックアップ用電池を交換すべく、カセット開封に必要となる2.5ミリのドライバーをダイソーで購入。これは期待できます。
ついに空っぽのバッテリーに命が吹き込まれる!
逸る気持ちを抑え切れず、ちっちゃいエイリアンよりも先に手元にあったゲームボーイソフトで試してみることに。「熱血硬派くにおくん 番外乱闘編」よろしく!
カチッ!
興奮に震える手元をコントロールしながらネジへドライバーを添えるとカチッとはまる音が。がっしりと角に食らいついた感じこそありませんでしたが、回せる気がする!力を混めてドライバーを回してみると…
あ、あ、開いたー!!
開きました!ついにゲームボーイのカセットの秘めたる部分がお目見えです!30年間弱ベールに包まれた部分がついにあらわに。このメカメカしい基盤の姿を眺めていたらなんだかいけないことをしていると思いつつも、得体の知れない達成感に酔いしれます。君、こんな姿をしていたんだね…。
ちなみにネジを開けた後にカセットを開封する際は、スライドして開ける事が出来ます。強引にぱかっと蓋を開けるようにひっぱると壊れるので注意!
さあ、続いてついに「ちっちゃいエイリアン」の乾いた心に潤いを与える瞬間が来ましたよ。
同じようにドライバーをネジに当てるも、先ほどと反応が違う…
続いて本題の「ちっちゃいエイリアン」。よく見てみると、なんとネジが二つも付いている。しかもスケルトンでオシャレ過ぎるスケスケなボディから覗くバックアップ用の電池に加え、単四電池をセットするところまであるというやや変形モデル。随分と守りが固いようですが、今の私には恐いものはありません。二つだろうが三つだろうが余裕で開錠いたします。オープンしてやる!
…カチッて言わない…?
おかしい、さっきと同じ形状のネジのはず。くにおくんはガンガン開いたのですが、なぜかこちらは開かず。それどころかナットがネジに食いつく様子もなく、カチッという反応もありません。ナットをネジに当てる角度を変えたり力の加減を変えてみたりしてみたものの、やはり一向に開く気配は無し、開かない!
そうしているうちに腕もパンパンになるし、これ以上やると今度はネジの角が削れてしまい、本来合うであろうネジでさえ合わなくなってしまうかもしれない懸念があり、中断。なんということだ!
ゲームボーイカセットのネジサイズ、多少の誤差があっても開くことは開く!
くにおくんはバッチリ開封できたものの、本来の目的だったちっちゃいエイリアンは開けることができませんでした、ショックが大きい。しかしこれは自業自得です。だって調べた時にはドライバーのサイズ3.0って書いてあったの見たでしょ?自分!
…ちゃいリアンおあずけ。
ただし!くにおくんの例のように、上手くいけば開けることができました。「もう今すぐにゲームボーイのカセットを開けたい!でも近くには100円均しかないから!」という方は、大型の100円均一であれば少しサイズが異なり、上手くいけば開けることができるドライバーがあるかもしれませんが、もっと望ましいサイズがあるはず。
その後3.8ミリのドライバーを入手しました。ネットで300円。「6角形スクリュードライバー3.8mm」というものです。ネットに載っているサイズに比べると少し大きめでしたが、問題無く開けることができました。ドライバーのサイズはピッタリでないと開かないわけでもなさそうですね。(実際私が購入した2.5mmのものでも開いたことは開いたので…)ところがこの後が問題で、なんと電池が基盤に固定されておりました。
新たな障害。
が、これは有名な話ですし、逆にぽろぽろ取れてしまう程脆いようだとそれはそれで困ってしまいます。個人での交換方法は、この接着された電池をカッターや薄い形状のもので少しずつ剥がしていき、新しい電池をテープで固定するのが一般的なようです。
ただ、先ほどもお伝えした通り、残念ながら「ちっちゃいエイリアン」についてはスケルトンのオシャレ過ぎる仕様になっているため、テープなんかで固定しようものならだらしないテープが透けて見えてしまい、かっこいいバディが台無しになってしまうため、結局電池は交換できず。
ゲームボーイの電池交換サービスが終了する前に、ここはちゃんと任天堂に交換してもらった方がいいか悩ましいところです。
※バッテリー交換費用は1,000円(税別)+送料とのことです。
結論:ゲームボーイカセットのドライバーのサイズは:3.0〜3.8ミリ!
誤差があるドライバーでも開くかもしれませんが、ちゃんと開けるならばそれに合ったサイズを買うこと。当然ですね。さもなければ肝心のソフトを開けて電池を入れ替えることができないだけではなく、今後おそらく一度も使うことのないドライバーだらけになってしまうことも危惧されます。みなさま、ドライバーの持ち過ぎにはくれぐれもお気をつけくださいませ。