バンドマンの友人(メタラー)からライヴのお誘いが来ました。私もその昔バンドマンだったため、こういう繋がりがありまして。
友人のライヴはさておいて、こうしてブログも環境新たに引っ越ししたわけだし、せっかくなので藪から棒に「好きなゲーム何?」と聞いてみたところ…
「そりゃあれですよ、ロックマンです!」とのこと。なるほど、ロックだからね。すげー。…本気で言ってるのか?
しかしロック系ミュージシャンは「ロック」という単語が好きだな。
さてロックマンは私も大好きです。初めてプレイしたのはファミコンの2だったでしょうか。とにかく難しいその難易度にこりゃクリアは絶対に無理だと思って何度もやっているうちに段々とステージやボスの傾向がつかめてくるんですよね。モンハンといい他のタイトルといい、カプコンのプレイヤー自身のレベルを上げながら達成感をくすぐる仕組み作りは昔から洗練されています。
ということで久々にやってみることにしました、なぜかiphone版「ロックマンX」!※バンドマンのくだりは以上になります。
物理ボタンの無いプレイはやはりストレスが大きい!
シリーズは私も好きで時々コンシューマー機でプレイしています。特にXはアーマーなどの装備品探しをするのもまた楽しさのひとつです。ゲームボーイの「ロックマンXサイバーミッション」では、なんとあのストリートファイターのリュウの必殺技、「波動拳」「昇竜拳」がステージに隠れていたのには感動した記憶があります。
ちゃんとコマンドも↓↘→+攻撃だったのに驚きました
そして先述の通りロックマンはかなり難易度の高いアクションゲーム。相変わらずどのシリーズも歯ごたえがあって簡単にはクリアできません。なので物理キーのないスマホ版はちょっと嫌な予感はしていました。
「ボタン押したよね!?今絶対押したって!」
機種はiphone5。本作は初代Xのリメイクですが画面はさすが綺麗です。そして携帯でロックマンがグリグリと動き回る姿に感動。がしかし!多少バランスが調整されているのかもしれませんが、他レビュアーの意見にもあるようにとにかく操作性が厳しい!元々ロックマンは画面を縦横無尽に動き回る必要があるゲームですが、物理ボタンではないため押下の判定もやや曖昧、押せなかった時のストレスが凄いです。「今ボタン押したじゃねーかよ!」ていうあれです。
物理ボタンの有無に加えてボタンの配置がシビア
先述の通り物理ボタンが無いタップは慣れない上に判定が曖昧なのでイライラすることがあるのですが、それ以上にイライラするのがこちら。
このボタンの配置!キャラクターが隠れる!
そう、このボタンの配置なんです。実際にプレイしてみると親指でロックマンを含む画面が隠れてしまうんです。しかも、本作には「フルスクリーンモード」という画面いっぱいでプレイできる画像サイズ設定があるのですが、それがこちら。
消える…
そう、スマホの画面サイズをフル活用するつもりがキャラクターが指で完全に見えなくなってしまうんです。そもそもロックマンは敵キャラクターの一瞬の些細な動きが次に来る攻撃のヒントになるのに、これだけしっかりと見えなくなってしまうのは致命的、相手がどの攻撃を仕掛けてくるのか分からないだけではなく、寧ろ攻撃を受けたことも分からない程まるで見えなくなってしまいます…。見えない相手から見えない攻撃を食らう。結構理不尽な気持ちです。
結論、アクションは物理ボタンが無いと苦しい!
スマートフォンでロックマンをやってみた印象としては、出来なくはないけれど、曖昧な押下判定や指でキャラクターの動きが見えなくなることで、シリーズやアクションゲームの醍醐味である爽快感が今ひとつ感じにられなかった印象です。特にロックマンは敵の動きのパターンを少しずつ覚えていき、無数に飛び交う弾を縦横無尽に避けて攻略するのが楽しさのひとつ。操作性によってそれらの魅力が妨げられてしまうのはかなりストレスになります。スマートフォンでいつでも手軽に好きなタイトルがプレイできるのは嬉しいのですが、楽しむにはまだちょっと無理があるかもしれません。やっぱりロックマンはコンシューマー機(物理ボタン)でやりたい!と思った作品でした。
スマホの画面でつやつやした?綺麗なロックマンが動くのはファンとしては嬉しいんですが…
クリアできなかった方にざっくりとエンディングを公開
※以下ネタバレです。ご注意ください。
というわけでスマートフォン版「ロックマンX」面白いのですが、スマートフォンのタップで骨太のアクションゲームをゴリゴリプレイするのはかなり至難の技かと思います。だと思う、そうであって欲しい!
私がヘタクソなのもありますが、同じくスマホ版の操作に苦戦して、挙げ句に匙を投げた方もいらっしゃるのではないでしょうか?いませんかね…。やっぱりいるかもしれないしいると信じているので、どうしてもクリアできなかった方の為にざっくりとエンディングを公開してしまうというお節介な記事で終わらせようと思っています。お疲れ様でした!