スイッチ「みまもりSwitch」で子供のプレイ時間を制限!設定できない時の対処法は?


Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)、ファミリーで楽しんでいますか?ウチの娘なんてまだ3歳で、ジャンケンのルールも危ういものでして。

さて、家族で遊んで楽しいスイッチですが、かといってお子様が団らんや宿題そっちのけでゲームするのはちょっと考えものですね。そんなお父さんお母さんに便利なのがスマートフォンアプリ「みまもりSwitch」です。アプリでスイッチをコントロールするなんて今風ですよね。我々が子供の頃なんて、ゲームボーイやアダプターをベッドの下やなんかにそれはよく隠されたものですが。

このアプリ「みまもりSwitch」を使うとどんなことができるのか?実際に試してみることにしました。

まずはアプリ「みまもりSwitch」とスイッチ本体の連携

「みまもりSwitch」で使用時間制限をするにあたって、まずはアプリとスイッチ本体とを連携させる必要があります。

①最初にスマートフォンで各マーケットからアプリ「みまもりSwitch」をダウンロードします。「みまもりスイッチ」等で検索すれば特に迷うこなく見つかります。

②アプリを起動すると、ニンテンドーアカウントとの連携を求められます。「みまもりswitch」の使用の際にはNintendo Switchをみまもる人(18歳以上の保護者)のニンテンドーアカウントをアプリに登録する必要があります。アカウントを持っていない場合は、アプリから新規で作成することもできます。

アカウントの登録が完了し、指示に従って進むと、6ケタの番号が画面に表示されますので、アプリは一旦このままに。

③続いて、このアプリで見守るNintendo Switch(スイッチ)本体とアプリとを連携します。

スイッチの電源を入れてHOMEメニューへ。「設定」を選び「みまもり設定」⇒「みまもり設定(保護者による使用制限)」を選択後、「スマートフォンで設定」を選びます。初めてみまもり設定を行う場合はここで4〜8ケタの暗証番号を設定します。この暗証番号は、以降本体はもちろん、アプリでも確認、変更が可能です。

この制限機能は全てこの暗証番号に依存するので、忘れないように、またはお子様にバレないように設定しましょう!

④暗唱番号の入力が終わると、そのままスイッチの画面で6ケタの登録コードを求められますので、先ほどアプリに表示された6ケタのコードを入力します。

これで、アプリ「みまもりSwitch」と、お持ちのニンテンドースイッチの連携が完了です、お疲れ様でした。

またこのアプリ「みまもりSwitch」は、複数台のスイッチ(最大3台)と連携させることも可能です。アプリの設定画面から、「Nintendo Switchを追加」を選ぶことで、上記と同手順で別のスイッチとも連携させることができ、アプリ画面左上のアイコンからコントロールするスイッチの切り替えができます。

アラーム、強制終了!プレイ時間の制限設定方法

改めてこのアプリ「みまもりSwitch」でできる機能として最も便利な用途としては2つの時間制限機能です。

まずは、1日にあそぶ時間の制限方法について。アプリを起動し「設定」を選択すると、メニューは大きく3つのみ。そのうち「1日にあそぶ時間」が時間制限機能になり、15分刻みで15分〜6時間の間で設定が可能です。

任意の時間を設定した後でゲームを開始。途中ホーム画面に戻ると、上部にプレイ可能な残り時間が表示されます。この残り時間を押下すると暗証番号を求められ、みまもり設定を一時的にOFFにして本体をスリープするまで無制限で全ての機能を使うことができるようになります。

ちなみにこの「プレイ時間」、スリープ時はカウントされませんが、ホーム画面を見ている時間はカウント対象です。


設定時間前になると画面表示と同時にアラームが鳴り始め、時間が超過すると「今日はおしまいにしましょう」というアラームが表示されます。が、アラームが鳴った後はそのままプレイし続けることもできてしまい、聞かん坊のお子様には何の役にも立たないかもしれません。

そこで、アプリで「ソフトを中断する」機能です。これをONにしておくと、時間が来ると「約束の時間になったため 本日はもうあそべません。」という冷たいメッセージが表示され、その名の通り中断されてしまいます。ちなみにこの機能、ソフトの進行状況によっては、セーブしていない内容が消えてしまうこともあるようなので注意が必要かもしれません。

続いて、指定の時刻に制限をかける「おやすみアラーム」機能があります。こちらも15分刻みで18:00〜23:45と任意の時刻を設定し、時間になるとアラーム、または強制的に中断させることができます。

もし自宅などでアプリとスイッチ本体どちらもネットに繫がっている状態であれば、アプリ側で変更した設定は即時反映されるため

「いつも空返事ばかりしやがって…えいっ!!」

と、敢えて設定時間、時刻をさかのぼることで、アプリ操作によってすぐその場でスイッチを強制終了させてしまうという荒っぽい措置も可能ということです。時代ですね。

アプリ「みまもりSwitch」その他の機能は?

アプリ「みまもりSwitch」には、「制限レベル」を「幼児」「小学生」「中学・高校生」と段階毎に設定することで、起動できるソフトや機能の制限を一括管理することができる機能があります。

たとえば、メッセージや画像の交換、チャットなど、他のプレイヤーとのコミュニケーションに制限を持たせることが可能です。

機能はソフトによって異なりますが、「スプラトゥーン2」の例で言うと、自由文字の入力、落書き、その閲覧ができる他プレイヤーのプロフィールの一部が表示されなくなります。

この機能は、アプリを使わなくてもスイッチ本体のみで使用可能です。

さらに、連携しているスイッチで遊んだ記録を、ユーザー別に確認できます。アプリの初回設定の際に「通知を許可」をしておくと、連携しているスイッチで遊んだユーザーがどのソフトにどのくらいの時間プレイしたかの記録がアプリ内で集計されます。

アプリとスイッチの連携設定、時間制限機能が利用できない場合の対処法は?

最後に、ネットで散見された連携、時間制限が上手く行かない場合の確認方法について。

・インターネットに接続できているか?
スマートフォンアプリ「みまもりSwitch」の使用には、スマートフォン、スイッチどちらもインターネットに接続できる環境であることが前提です。スマホはもちろん、スイッチ本体のインターネット設定は完了しているか?「機内モード」になっていないか?ご確認が必要です。

※時間制限については、設定後どちらかあるいは両方がオフラインであっても機能します。

・ニンテンドーアカウントと連携しているか?
お持ちのニンテンドースイッチとスマートフォンが、ニンテンドーアカウントと連携できているか確認しましょう。確認手順は設定⇒ユーザーでアイコン画像を選択し、ページ下部で連携しているアカウント(メールアドレス)が確認できます。このアカウントがスマートフォン「みまもりSwitch」と連携しているものと同一であることを確認しましょう。

・アプリを使わず本体のみで時間制限することができない?
残念ながら、一日にプレイ可能な時間の制限や指定の時刻になるとアラームもしくは強制終了になる機能はアプリ「みまもりSwitch」のみの機能となり、スイッチ本体だけでこの時間制限機能は使用できません。本体だけでも設定できると便利なんですけどね。

かつて我々が聞かん坊でゲームを制限されていた側からする側に回ったものの、当時よりも格段にスマートな制限方法です。恐れ入りました。

しかしながら、あの頃隠されては探し出しの熾烈かつアナログなデッドヒートを親と繰り広げていたのもまた良い思い出。あれはあれで楽しいコミュニケーションだったのでは?と思います。思わないか。

この記事へのコメント

  1. とても良いと思います。                   ありがとうございます                   

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