何の気なしに不朽の名作、ファミコンの初代「MOTHER(マザー)」をレトロフリークで再開しています。
そういえばこのマザー、実は「Earthbound beginnings(アースバウンドビギニングス)」として2015年にWiiUのバーチャルコンソールで海外へも展開されています。糸井重里氏のあのニュアンスをそのままにローカライズできているのか?それでも2015年のE3での発表の際に、ご本人直々が紹介しているのだから、きっと心配には及ばないでしょう。
Metacriticでメタスコアを見てみると、現行機ではないせいもあり残念ながらレビュアー、メディアからの評価は無いものの、プレイヤーからの評価は発売から30年近く経ったにも関わらず、8.3点という高得点。
そんなアースバウンドビギニングことマザー1の、海外プレイヤーの感想をご紹介します。
Earthbound Beginnings for Wii U Reviews – Metacritic
涙も枯れ果てるくらい最高
spanky2001 jan 19,2016
★★★★★★★★★☆
2週間前に買ったばかりだけど、間違いないよ、誰もが触れておくべき強烈な作品だ。だけど、先ずはEARTHBOUND(MOTHER2)を必ずやって欲しい!
MOTHER2の前編にあたる作品であることは確かなんだけれど、それぞれの謎は明かされず全く独立したゲームだよ。だけどシステムはほとんど同じ。難易度はとにかく難しくてくじけそうになるけれど、涙も枯れ果てるくらい最高のシリーズだ。
シリーズを有名なものにしたユーモラスな表現
CultGameFan Sep 23, 2015
★★★★★★★★☆☆
間違いなく、とにかくクリエイティブで、後に伝説的でかつて無いほどクールなRPGを生んだ原点。正直最初の印象は、全ての年代にとってベストとは言い難いものだった。たとえば、グラフィックはファイナルファンタジー3のようなチープなものだったり、ゲーム開始時には戦闘時に体力がMAXの状態であっても最も弱い敵に余裕で負けることだってある。
だけど素晴らしい点としては、とにかくシリーズを有名にしたユーモラスな表現。これまでのシリーズの熱狂ファンにこそオススメできる。最初にマザー2、3をやっておくべきだけどね。
ゲームというよりはひとつの芸術作品
paulcrary Jun 24, 2015
★★★★★★★★★★
最高だよ!やっとアメリカにも、という気持ちさ!ランダムエンカウントはこれまでのシリーズと手触りが違うけれど、スタークラフトやスプラトゥーンなんかでは味わえないような、冒険心、そして魅力の塊のような作品だよ。もはやゲームというよりはひとつの芸術作品。傑作だね!
悪くはないが、気になる点がいくつも点在
motherfan123 Jul 12, 2015
★★★★☆☆☆☆☆☆
※ネタバレ注意
全体的に悪い作品ではないことは間違いない。だけど、気になる点がいくつも点在している。これまでのシリーズと比較すると、これはマザーシリーズではない気がするよ。例えばマザー3のラスボス戦では、回転する体力のスクロールバーが留まることで生き残り、勝利する。こういった機能が備わっていなかったり、最も強力な攻撃系PSIを主人公が使用できなかったり。さらに納得できないのはランダムエンカウント。
もちろん後にリリースされたのだからそれは仕方の無いことかもしれないけれど、最終エリアに行くまでに少しずつがっかりしてくるんだ。たとえば、途中で四人目の仲間「テディ」が加わる。正直二人目の「ロイド」よりも強いキャラクターなのに、途中でパーティーから抜け、再び頼りないロイドが加わる。しかも最後尾にね。最後のエリアが難しい事は言うまでもないはずなのに。そして、そこからひたすらレベル上げに徹することになる。2、3においてラスボス選はとにかく楽しいものだったのに。他にも、墓場から助け出した女の子ピッピがパーティーから抜けてしまったり。
もしマザーシリーズを心から楽しみたいのであれば、この作品は無視して2、3をプレイしてしまっても良いんじゃないかな。
多くの時間をレベル上げに割く必要がある、退屈で難しいゲーム
zyx0 Feb 16, 2016
★★★★☆☆☆☆☆☆
マザー1、魅力的なゲームであることは認めるんだけど、全ての年代に合っているかと言われると疑問だよ。正直がっかりした。難易度は無慈悲なほどで、多くの時間をレベル上げに割くことになる。
もしもユーモアに溢れた風変わりで難易度の高いRPGを求めているのであれば少し考え直した方がいいかもしれない。あまりにも退屈で難しいゲームだと思うよ。
本質を見た時、素晴らしい作品であることが分かった
DaEpikDude Dec 16, 2016
★★★★★★★★☆☆
マザー2が簡素になった感じだよ。だけど、何かが洗練されている。もちろん2や3に比べれば、古いが故に足りない部分もある。だけど作品の本質を見た時、直感的にこれは素晴らしい作品であることが分かってきたんだ。発売したのが30年近くも前だということを考えると、極めて斬新なアイデアが詰まっているんだ。
そして任天堂のゲーム全てに言えるけれど、音楽が素晴らしい。特に砂漠のアップビートチューン、スノーマンの落ち着いた音楽は秀逸。
二つだけ不満を挙げるとすれば、全ての仲間は全てレベル1から開始されること(テディは除く)そして二つ目は最後のイトイ山(ホーリーローリーマウンテン)が難し過ぎる。そしてここで倒されると、再び容赦なく麓からやり直しになる。そのうえ主人公ニンテンがスーパーヒーリングを覚えるまでレベルを上げる必要があるんだ。アナは協力なPSIを使うけれどもとにかく貧弱ですぐに倒されてしまうからね…。リリース日に追われて難易度調整はできなかったのかな。
けれど、今のところ名作であると思うよ。エンディングにも満足。
素晴らしく、奇妙な冒険の旅
patrickres9 Aug 4,2015
★★★★★★★★★☆
北米にもやっとマザーが来た、最高だよ!難易度の問題についてはほぼ全てのファミコンのRPGが直面している問題、つまり開発期間的な問題なのかもしれない。それを除けば、素晴らしく、奇妙な冒険の旅、まさにマザーシリーズそのものだよ!
現時点ですら余りにも過小評価過ぎる
Fred_GameOnBatt Jul 8, 2016
★★★★★★★★☆☆
こりゃ確かに難しいからみんなが怒るのも無理は無い。だけど、これは真のRPGファンこそ触れておくべき傑作だよ。現時点でのここの評価だって、余りにも過小評価過ぎる。ありえないよ。
洗練されたシステムとは言い難いけれど、思わず笑ってしまうユーモアに溢れている
Eratyx Apr 27, 2017
★★★★★★★★☆☆
マザーは最もよく練られたシナリオのゲームであると言えるね。ドラゴンクエストのパロディ要素なんかもあったり。ファミコン時代相応のシステムに抵抗が無ければ間違いなく楽しめるRPGだ。音楽も素晴らしく、セリフ回しもくだらなくて、思わず笑ってしまうユーモア溢れる内容。
つまり間違いなく良いゲームであり、見逃す手は無い作品であることには間違いない。実際当時のドラゴンクエストと比較しても、テンポ良く戦闘を自動で進めるオート機能があったり、無料で体力を回復したり、お金が口座に蓄積されたり、斬新な機能も取り入れられている。十分に注意してプレイすれば難易度も何とかなる。
ただ、とにかく難易度が高すぎる。高いエンカウント率、そしてバランス。そして、謎な仕様もいくつか見られる。例えばヒーリングβがどの状態以上を治すのか、そしてPKビームγが即死効果があるのか、PSIに説明が全く無かったり、全ての街に病院が備わっているわけではなく、死んだ仲間を行き返らせるスーパーヒーリングはストーリーの後半に覚えるので、状態異常からの回復がとにかく面倒だったり。パンくずで移動を短縮したり、とても素晴らしいアイデアもあるけれど。
結論としては、素晴らしい要素もたくさん備わっている。2017年現在においては洗練されたシステムとは言い難いけれど、決して苦痛ではない。10数時間プレイして中断してしまったけれど、また再開しようと思っているよ。
言葉に言い表せないスペシャルな何かがある
DrLuciusFOX Nov 27, 2017
★★★★★★★★★★
ストーリー、RPGとしての世界観、キャラクターなのか。この作品には、言葉に言い表せないスペシャルな何かがある。その先に出るゲームに対してどれ程の影響を及ぼしたのか計り知れない。
なんていうか、スピルバーグの映画のような価値を感じるよ。プレイした方が良い、君自身の為にも。
でも僕はMOTHER1 2 3順番でやる派
当時ですらシステム面は不評だったから無理もない
でも2では味わえない魅力がある
あの難易度の高さがわりとリアルな気がするんだけど
バットを持った超能力少年がグリズリーに負けるとか
仲間育成にマジカントの世話になったから愛着がわくのもある
1989年当時、夢中でプレイした。
レベル上げも苦にならず。デパートに行ってお金を下ろす時に嬉しかった。
幼い頃に遊んだゲームは音楽を含め心に残るモノだけど、30年経った今聴いてもMotherは、どの曲も良い曲だなと感じる。全ての作中音楽をオーケストラで聴いてみたい。
不朽の名作、MOTHER。
初代は、歴代シリーズの原点にして、
最高傑作だと自分は思う。
MOTHER2、3も名作であるが
初代に関しては、泣く。
BGMやエンディングの曲を聴いただけで、涙があふれる。
ギーグの倒し方が、一番衝撃的で
エイトメロディーズが頭から離れない。
最初にプレイしてからもう10年も経つが、
未だにあの感動と不思議な気持ちが忘れられない。
一言でいうなら、心が温まるRPG。
素晴らしく、そして切ない物語。
ありがとう、糸井重里さん。
ありがとう、母なる地球よ。