PS4「デトロイト」ゲーム素人の妻がCASUALモードでプレイ。感想を聞いた。


主観の押し付けは良くない。いくら自分が楽しめたといってもオススメの映画や本、ゲームなどを人に押し付けがましく推めたところで相手が必ずしも楽しめるとは限らないわけで。自分の物差しで物事を推し量ってはいけないというわけだ。

そういえば、私の例で言うと、PS4の「Detroit: Become Human(デトロイト ビカム ヒューマン)」が凄く面白いと思いました、凄く人に押し付けたい。でもやっぱり迷惑なんじゃないか…?ということで、身近な人間でありゲームに無関心な妻に押し付けてみました。

ホンット面白いから!

管理人と妻紹介


1978年生まれ
趣味:アクセサリー、廃墟、鉄道
(強いて言えば)好きなゲーム:リズム天国、龍が如く
綺麗好きでしっかりもの。テキパキ動く。一人っ子でタレ目。ゲームは興味なし。サスペンス系のドラマが好きでゲーム音痴。どのくらいゲーム音痴かというと、古くはファミコンのスーパーマリオでBダッシュができず、PS4の右スティックで視点を回転させるか左スティックでキャラクターを動かすか、どちらか一つずつ不器用にくるくる回転するレベル。

さほど難しい操作を強いられる訳では無いからとデトロイトを薦めてみました。

私(管理人)
20161231061979年生まれ
趣味:ゲーム、楽器
好きなゲーム:レトロゲーから最新機種まで様々。
「デトロイト、話もサスペンス色強くて操作も難しくないから楽しいと思うよ、やってみてよ!」と、押し付けてみました。

難易度はCASUALに変更。ノーマル(EXPERIENCED)との違いは?

まずはプレイ環境について。

基本的には難しい操作を強いられることのないデトロイトではありますが、QTEなど咄嗟の判断でボタンの操作を行う必要もあるので、オプションから難易度をイージーモードにあたる「CASUAL」に変更

これによってQTE時の操作がシンプルになり、LとRを押した上で別ボタンを連打したり、コントローラーを上下左右に振るといった複雑なコマンドは、ほぼ◯、×ボタンの押下および連打のみに抑えられています。これなら私の妻のようなゲーム音痴でも安心か。

こういったコントローラーのジャイロ操作は◯か×ボタンの押下、連打に変更される

今回妻にプレイしてもらった時間は1時間半ほど。

コナーはハンクと共にアンドロイドが人間を殺害した事件の犯行現場へ、マーカスはカールのアトリエでレオと接触、カーラはアリスを連れてトッドの家から逃げ出す辺りと、それぞれ主人公の展開が大きく盛り上がっていくタイミングです。

ここまででデトロイトとはどんなゲームなのかは概ね理解してもらえたようですが、いかんせん妻はゲーム音痴。普段からコントローラーに慣れていないため、ハードボイルドなコナーですらヒョコヒョコと怪しい動きになってしまう始末。最初のシナリオで早くも妻にデトロイトを薦めたことを後悔し始めます。これは私にも妻にも、どちらにとっても幸せではないのでは?

一通りざっとプレイしてもらったので、妻に感想を伺ってみました。

ゲーム無縁の妻がデトロイトをプレイした感想は?

私「やってみてどうでした?楽しかった?」
妻「肩がこってきた…。左の方に行ってとか右の方に…とか、左がどっちかわからない。右スティックで視点切り替えもよく分からん。ただ、映像は綺麗過ぎてなんか凄いよね。


私「でしょ?」
妻「話は面白いけれど、こういう進め方は向いていないかも。」
私「選択肢によってストーリーが分岐していく感じ?」
妻「そうじゃなくて、指示に従うのが面倒臭い。物理的な操作が面倒というというよりも、こうやって押してドアを開けろとか。ゴミを捨てるとか。あと移動では走りたい。もわーんって歩くのがイライラする、せっかちなんでね(笑)あとボタンが多い。」
私「一応難易度を簡単なモードにしてみたんだけどね。」
妻「でもやっぱり多い。」
私「でも操作はだいぶ慣れてきたよね。ドアを開ける時のクイって右のレバーを回転させるの。」


妻「これはね。」
私「続きやってみたいとか思う?」
妻「そうね。ストーリー分岐とかは楽しそう、やってみたい。子供が寝ている昼間とか、時間があればだけど、面白そう。こういうシリアスなの好きだし。」
私「俺はこの人(マーカス)のシナリオが好き。」
妻「この人(マーカス)は幸せな家に拾われて行ったってことね。」


私「大きくが展開変わっていくけどね。他もサスペンスっぽいでしょ?」
妻「そうだね、その中で家族とかの愛憎なんかがあったりするから面白そうだとは思う。ゲーム自体は面白い、内容は良いですね。ただゲームそのものに慣れていないので。
私「操作がやっぱりね…。」
妻「自分が操作するよりは誰が横で教えてくれたり、そういうのがないと分からない。」


私「誰かが操作をしていて、横で見ている分には楽しいのかね?
妻「そうそう、そういう感じ。操作するのは疲れる。とくにタッチパッドをこうしたりって言うのが面倒。普段から(ゲームを)やってる人は、自分がやってるみたいなのが楽しいってなるかもしれないけれど、私はそれはいい(笑)さっきみたいなカーラが避けるシーンなんて出てきた日には、避けられないと思う。」

結論:ゲームをまっったくしない人にはQTEの壁が厳しいか?

以上、ゲームを普段から全くしない妻にデトロイトをプレイしてみてもらった結論としては、シリアスでサスペンス的、人間、アンドロイドの独特な感情が複雑に絡み合ったストーリーは先の展開が気になるものの、そもそもコントローラーを操作すると言う行動自体が煩わしいようです。

また今回難易度をCASUALに下げて開始し、ボタンの種類は簡略化されたとはいえ、ノーマルと全く同じスピード感のQTEはやはり日常的にゲームに慣れ親しんでいない妻にとっては難易度が高かったようです。

もちろん何か刺さるものがあってこれを機にPS4を始める!くらいの情熱があれば、アクションゲームのような複雑な操作を求められるわけではないので、慣れるまでにはそう時間がかかるわけでもなさそうですが。

なにはともあれゲームに興味が一切無いにも関わらず、私のゲーム推しに付き合ってくれて感謝です。

この記事へのコメント

  1. 中々鋭い着眼点(笑)

    ゲーマーとゲーム初心者との間には想像以上の差があるのかもしれませんね(´;ω;`)

    ご協力頂いた奥さまに感謝です^_^✨

    それと、写真から容姿端麗な姿が垣間見れて羨ましい限りです✨(笑)

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