木村拓哉主演、PS4のキムタクが如くこと「JUDGE EYES(ジャッジアイズ):死神の遺言」をクリアしました、これは名作。
ゲームは無縁でサスペンスものが好きな妻も、戦闘に入ると私にバトンタッチという役割分担で、珍しく本作をプレイ。
ところが、元ジャニヲタの彼女曰く「ゲーム慣れしてない人だと難しくてクリアが難しいのでは?」とのこと。我々からすれば極めて当たり前の操作であっても、ゲームに無縁の方にとっては確かに簡単ではなく、結果ストーリーを追うのも精一杯なのかもしれません。ということで、本作のチャプターごとの概要を、あらすじの粒度でご紹介いたします。
またエンディングについても後日ご紹介いたします。
※完全なネタバレになります、くれぐれもご注意ください!
Chapter1:「モグラ」
2018年、神室町では関西から進出中の極道たちが次々に殺され、その目を抉りだされていた。
かつて弁護士だった神室町の探偵・八神隆之(木村拓哉)は、容疑者として挙げられた松金組若頭・羽村京平(ピエール滝)のアリバイを証明。だが同時に、真犯人の存在をごく間近に感じ、真相解明に動き出す。そして、名もなきその殺人鬼に八神は”モグラ”と名をつけた。
Chapter2:「アンダー ザ ウォーター」
「松金組若頭・羽村京平は”モグラ”と通じている」その仮説を裏付けるかのように、八神は行く手を阻まれる。町中に張り巡らされた羽村の監視網は予想を超えて根深い。
孤立無援の八神へ、神室町で暗躍する窃盗団に救われる。だが…夜はまだ明けない。
Chapter3:「ピストル強盗」
“モグラ”を追う八神たちに松金組の包囲網が狭まっていく。八神と探偵業を共にしている元ヤクザの海藤が1年前所属していた松金組から破門されたのをきっかけに、塗り替えられた松金組内部の勢力図。だがすべては仕組まれていた。
裏社会の掟に翻弄される神室町の男たち、いつかその流れに一矢報いようと彼らは足掻き続ける…。
Chapter4:「ジャック イン ザ ボックス」
東城会を標的とした共礼会の銃声、神室町は混迷の度合いを深めていく。
誰の目にも見えていたのはヤクザのシマ争いという単純な図式。だがその陰に、大手ゼネコンや政治家たちの存在が垣間見える。そして八神のすぐ背後では”モグラ”の鋭い爪が新たな犠牲者を生み出していた…。
Chapter5:「白昼夢」
“モグラ”の新たな犠牲者となったのは、かつて八神の兄弟子であった新谷弁護士。
その生前最後の通話履歴である「先端創薬センター」から、八神を破滅させた3年前の出来事がよみがえる。病院から連れ去られ、山に埋められた入院患者。八神の弁護で罪を免れた容疑者・大久保新平は、そのわずかひと月後…包丁で刺した恋人・寺澤絵美に火を放ったという事件であった。
Chapter6:「フィクサー」
“モグラ”による新谷弁護士殺害。警察は八神に疑いをかけ、重要参考人であるという。現在と過去の事件が交錯する「先端創薬センター」。かつてその敷地を開発用地として大規模な再開発計画があった。計画を立てたのは、関西のゼネコン梶平グループ会長…梶平茂。
Chapter7:「蝶の舞う夜」
梶平グループへの内通者でもあった創薬センター副署長の死。梶平茂から依頼を受けてその死因を調査する中で、開発中の認知症を完治させる未完の新薬「アドデック9」がセンターへもたらす莫大な利権がその裏にあったことを知る。八神はすべての可能性が何者かに仕組まれている可能性に突き当たる。
だが検察は委細構わず、新谷弁護士殺害犯として、これまで八神に情報を提供していた現職の刑事・綾部の名を挙げた。
Chapter8:「親子盃」
“モグラ”は羽村に使われる裏社会の殺し屋であった。その背後にひそむ脅威が八神と海藤に松金組との訣別を迫り、ふたりは後戻りのできない道へ足を踏み出していく。
やがて黒幕として浮かび上がったその名は、アドデック9開発者のひとり…生野洋司だった。
Chapter9:「夢の薬」
3年前、創薬センターで入院中の認知症患者が殺害された。当時容疑者とされた死刑囚・大久保新平は、今なお潔白を主張する。
そして一連の事件がアドデック9の”人体実験”であったとする八神の仮説は、寺澤絵美殺害の真犯人を浮かび上がらせた…。
Chapter10:「デコイ トラップ」
アドデック9の人体実験、その裏で暗躍する”モグラ”。真相へ近づいていく八神に仕掛けられた罠は、海藤の流した血と引き換えに大きな収穫をもたらした。
今、松金組若頭・羽村の口から語られる一言一言が、事件のベールをはがしていく。
Chapter11:「バックステージ」
松金組と”モグラ”による襲撃、そして壊滅する神室町の共礼会…。かつての仲間に裏切られ、命を狙われた羽村は、八神に”モグラ”の正体を明かした。それは、神室署組織犯罪対策課刑事・黒岩…。
松金の命を奪ったその男はアドデック9の巨大な利権に守られている。
Chapter12:「ダーティ ワーク」
アドデック9を世に発表した創薬センター長の木戸もまた、その莫大な利権に取り込まれたひとりにすぎなかった。未完の新薬のために繰り返される人体実験。八神は、神室町にある生野の秘密ラボを突き止め、その証拠を手にしたかに見えた。しかしすべては闇に葬られる。人類を救う新薬…その”正義”の名のもとに。