ファミコン「スターソルジャー」クリアしてみた!ラスボス・エンディングは?


どこでもセーブ・ロードを駆使してラスボス、エンディングへ!

ミスをしては「どこでもセーブ・ロード」を繰り返し、着実に進めていきます。先ほど早くもゲームオーバーになった2面もこの方法により難なくクリア。何と言われようが構わない。プライドも何もかもかなぐり捨てて、とにかくスターソルジャーを全面クリアすることだけに専念するのだ。

初めて見る3面、ステージはこんなビジュアルなんですね。久しぶりのスターソルジャーにも慣れてきたのか、一回目は2面早々にゲームオーバーになりましたが、ノーミスでなんと4面まで到達。

そしてついに出ました!

デカー!

デカいバージョンのボス「ビッグスターブレイン」、初めて見たぞ。そして強い!というよりデカい!近所のスーパーで売られていた「ジャンボフランクフルト」をふと思い出したけれど、それくらいのインパクトがある。

自機が動き回れるスペースも限られているので、慎重を重ねるように弾から逃げ惑うこと数分…

まさかのトンズラ!?

そう、一定時間が経つと、このボスは逃げてしまうのでした。逃げられてしまうともう一度同じステージをやり直し。ただし二回目のボス戦については逃げなくなりますのでより慎重にプレイ。

時間をかけて慎重に戦うこと1〜2分、ビッグスターブレイン撃破!やった!初めてビッグスターブレインを倒した!

そして5面が始まります。

見たことのない目玉の敵が現れたり、画面の上部から凄まじいスピードでバラバラと落下してくる敵やトリッキーな動きをする敵など、1〜4面では登場しなかった敵も出始めます。スターソルジャーの敵のバリエーションに改めて驚き。

ミスしてはロードを繰り返します。

巨大なスタービッグブレインが登場するのはステージ4、8、12、16、つまり4の倍数のステージに登場するわけか。難易度は高いながらもどうにかセーブとロードを活用しつつ切り抜けていきます。

次第に激しさを増していく敵の数と攻撃

そして気がつけば、10面を超える頃には時刻は夜中の12時を回っています。開始から早くも2時間が経過、激しくなっているとはいえ単調な構成と敵機から眠さが増していきます。

もはやこの物体の顔すらイラッとしてしまう。なんだよ、その切ない顔は。

やがて敵の攻撃にも変化が。なんと敵が発車する弾にまさかのホーミング機能が。1986年に発売された本作にそんな凄い性能のミサイルが備わっているとは!

しかもあろうことかステージ12のビッグスターブレインはそのホーミングをポンポンと容赦なく乱射してくる。


眠気と戦いながらとにかく無意識に近い状態でプレイ続行。薄れゆく意識の中、この3時間があれば、他の新しいゲームのひとつでもレポートできたんじゃないか?と、後悔の念も。


そうこうしているうちにステージも16に。ファミコンの古いゲームであればこの16面というものは最終ステージであるケースが多く。経験的直感から、スターソルジャーにおいてもこのステージが最終面になるのでは?ただし、さすが16面にもなるとビッグスターブレインは超強いです。この難易度はニンテンドースイッチのテクノロジーでカバー。どこでもセーブ・ロード機能を用いることによって…


ステージ16のビッグスターブレインを撃破!

そして…

これまでの「WARP NEXT STAGE」の表記から「COMPLETE WARP」の表記に!

スターブレイン撃破後のワープ画面に表示される文字に変化が!すると…

最後のメッセージが!

ゲームオーバー時のBGMと共に「OPERATION COMPLETE. CONGRATULATIONS」のメッセージが!エンディングとまで言ってしまうと大げさですが、最後のメッセージが表示されました、スターソルジャークリア!

そしてタイトル画面へ。

最後のメッセージが表示された後は何事も無かったかのようにタイトル画面へ戻ります。

ファミコンスターソルジャーのクリア後は?

ちなみにこのクリア後にタイトル画面から再度ゲームを始めると裏ステージが始まります。試してみたら、1周目のステージ16よりも遥かに難しい。さらに新しい敵なんかも登場します。


ちょっと難しいとなんでもかんでも「死にゲー」「死にゲー」と囃し立てる昨今ですが、敢えてその括りと温度感で申し上げれば、ファミコンスターソルジャーは死にゲー確定、はっきり言って激ムズです。

クリアをするだけであれば、先日プレイしてこれまた死にゲーと名高い「CUPHEAD」なんかの方がまだ死ななかったかもしれない。もちろんこれは得て不得手があるかもしれませんが、死んだ回数で言えばトントンかそれ以上。

まあ横スクロールだし、ジャンルは違うけれど

言い方を変えれば、このどこでもセーブ機能に頼らなければ、私はこの30年以上の呪縛から解き放たれることなく一生を終えていたかもしれない。というほど縛られてはいませんが、当時少年だった私に今こそ声を大にして言いたい。

「俺よ、ちゃんとスターソルジャークリアしたからね!もうひとつだけ言うと、高橋名人もナグラ君も嘘だったけど、怒らないでね!」

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