スイッチの名作シミュレーションRPG「ファイアーエムブレム風花雪月」プレイ中です。相変わらずスゲー楽しい。
ネットで同作の情報収集をする中、発売翌日でクリアしてしまうというとんでもないプレイヤーの方々が既に出始めるというまさかの事態にネタバレしないかヒヤヒヤしつつも、一方でクリア後のやり込みやデータ引き継ぎによる周回プレイといった遊び方についても情報が明らかになってきました。
私自身はまだ始めたばかりですが、早くも知ってしまったクリア後の引き継ぎ要素についてまとめておきます。いやクリアが楽しみだ。
※ストーリーのネタバレはありません。
風花雪月 クリア後二周目の引き継ぎ要素
ファイアーエムブレム風花雪月は、エンディング後にクリアデータをセーブすることができ、クリアマークがついたセーブデータがあれば、クリア時の状態をいくつか引き継いで最初からゲームを開始することが可能になります。
クリア後の引き継ぎ要素は、以下の項目になります。
・クエストや名声値
・雇用中の騎士団
・聖人像の強化段階
・ショップレベル
大聖堂には4体の聖人像があり、この4つの聖人像に「名声値」を捧げるとさまざまな能力アップ効果や、ステータス上限値解放、戦闘中の行動を一手前に戻すことができる「天刻の拍動」使用回数アップなど、様々な恩恵を受けることができます。この名声値についても引き継ぎされるので、二周目は開始早々聖人像にポイントを捧げまくることも可能です。
またキャラに付与することでステータスを上げる騎士団もそのまま引き継がれるようで、基礎能力値の高い状態で二周目を開始することができそうです。
二周目に自室メニューで名声値を使って解放できる要素
二周目に引き継がれた名声値を自室メニューで使うと、以下の項目をクリアデータで達した段階まで強化できるようになります。
指導レベル:1段階につき500 Pt
支援レベル:1人1段階につき400 Pt
技能レベル:1人1技能1段階につき500 Pt
兵種マスター時の獲得スキルや戦技:1人1つの兵種につき500 Pt
「指導レベル」とは、教師である主人公の生徒を指導する能力で、主人公の教師としての腕が磨かれるほどに上昇し、指導レベルに応じて、散策、教育、出撃に必要な行動力の最大値が増加します。その他一部の新しい機能が解放されていきます。
高くなるごとに様々な恩恵が得られますので、二周目に指導レベルが高い状態でゲームを始めたら、序盤から生徒を効率的に育てやすくなります。
支援レベルは、キャラクターが他のキャラクターに抱く信頼度のようなもので、支援レベルが高いキャラ同士は連携攻撃の効果が上昇し、威力や命中率が上がっていくファイアーエムブレムシリーズではお馴染みのシステムです。
ただし全てのキャラクター同士が最大値のSまで上がるわけではなく、キャラクターによってはBまでしか上がらない場合もあります。この支援レベルが最初から高い場合は、序盤からキャラクター同士の連携による手数が増え、戦闘における火力が圧倒的に増します。
また本作には結婚要素もあってエンディングにも影響が出るようなので、見たことのないエンディングを見る場合はここで支援レベルを上げすぎないようコントロールすれば良さそうです。
クリア後のこれらの強化はあくまでクリアデータで達した段階までのみの解放となるので、クリアする前にできる限りこれらのレベルを上げておくのが良いかもしれません。
その他の引き継ぎ要素と引き継がれない要素
クリア済の章に応じて紋章の力を引き出せる「紋章アイテム」も付与されるようです。(付与されていないものは自室メニューで名声値を使うと獲得)
修道院や戦闘、イベントで表示されるキャラクターモデルを変更することもできるようになるようです。そして、二周目を始める際、主人公の性別、名前、生年月日は再度選ぶことが可能。
一方で一周目から引き継がれない要素は以下の通り。
・所持金
・所持品
・キャラクターのレベル
キャラクターのレベルやこれまで獲得したアイテムについては引き継ぎは不可。ただし、名声値を使って能力値を高めたり、育成に欠かせない指導、支援、技能などのレベルを解放することは可能なので、圧倒的に効率的に強化させることができるし、そもそもの初期能力が高い。
いずれにしても、二周目は一周目に比べてかなり有利な状況で再スタートをプレイすることができそう。一周目は指導、支援、技能レベルの強化に特化させ、スカウト等は二周目以降から本気を出す!みたいな進め方や、様々なお相手との親密度を高め、見たことのないエンディングを見るのも楽しそうです。なにより難易度の高いシリーズで俺TUEEEプレイが楽しめるのは嬉しいですね。細かい寄り道や気にしてしまいがちな取り返しのつかない要素は後回しにして、まずは一周目クリアに専念するのもありかもしれません。
クリアがむずい悪しくてできません。