※本記事はネタバレを含んでおります、ご注意ください。
昨日の前編に続いて「ペルソナ4ザ・ゴールデン」トゥルーエンド後半です。
ついに最後のダンジョンでラスボスに対峙したわけですが、90近いレベルだけあり、さほど苦戦せずにラスボスと戦っていると、体力ゲージを全て奪ったはずがどういうわけか倒れません。
とその時、どこからともなくイゴールの声が聞こえ「見晴らしの珠」を使うよう言われます。
ラスボスイザナミが「伊邪那美大神」に変身!
イゴールに言われるがまま見晴らしの珠をかざすと、イザナミが「伊邪那美大神(イザナミのオオカミ)」に姿を変えます。
いかにもという感じの禍々しさ!
これまで苦戦はしなかったけれど、なるほどこういう仕掛けが待っていたわけですね。
が、こちらも同じく慎重に行動すればさほど苦戦しません。伊邪那美大神の攻撃を警戒し、千枝の「ドラゴンハッスル」や直斗の「正義の盾」など、強化と防御を抜かりなく行いつつ、主人公か雪子がメシアライザーで回復させていれば問題ありません。
が!伊邪那美大神の体力を全て削ったと思いきや、突然主人公に向けて「幾千の呪言」なる怪しい攻撃を向けると、それをかばった仲間含め全員どこかへ引きずりこまれて全滅!?
これは…ゲームオーバー画面か?(はたまたファイナルファンタジー4のラストバトルか??)
気がつくと一面真っ白い場所に倒れています。と、これまでコミュレベルをMAXにした仲間達がやってきて主人公を励まします。
(…このシーンどこかで見たことがあるぞ?そうだ、FF4のラストバトルのシーン!?まあよくあるパターンとして見て見ぬふりをすることにします)
最後にマリーの声で目を覚ますと、主人公のペルソナ「イザナギ」が「伊邪那岐大神(イザナギノオオカミ)」に転生します。
これは…ベタだけどワクワクする展開ですよ?
そして再度主人公が戦いの場に戻ってきます。主人公の復活に「あり得ない!」と驚きを隠せない伊邪那美大神はダメージ999の攻撃を連発してきますが、主人公は倒れません。続いて伊邪那岐大神のスキル「幾万の真言」を使うと…
…伊邪那美大神が崩れていきます
ついに伊邪那美大神を倒しました、相手の体力をゼロにした後はイベントバトルだったということですね。ボスのビジュアルとトゥルーエンドの割にはさほど苦戦しなかったように思えます。
ラスボス「伊邪那美大神」撃破!そして新たな世界の誕生
伊邪那岐大神の「あがいていきるより、嘘に目隠しされ騙されて楽しくいきていく、それこそが人間の平穏ではないか…」との問いかけに「そんなのごめんだ!自分たちの力で切り開いていく!」と力強く答えるメンバー。
人の子よ、見事なり!
「ならば思うように生きてみるがいい。この私を消し去る程の力…もはや私の知る人間の枠を超えている…それが果たして幸せなものとなるか…人の子よ、見事なり!」と言い残して伊邪那美大神は消えていきます。
気がつくとベルベットルームのマリーの目の前にいます。そして自分がこの地に生きる者を守り、その者たちの願いを叶える、豊穣の意思「イザナミノミコト」であり、ラスボス伊邪那美大神やアメノサギリ、クニノサギリは、全て自分から分離した存在である事を告げて消えていきます。
再び自分の元に戻ったことに礼を言うマリー
その後イゴールが出てきて「こうして貴方をここへお招きするのも、ついにこれが最後となりましたな。これほどの旅路に立ち会えたことを、私も誇りに思っております。…貴方は最高の客人だった。貴方が最後に勝ち取った”世界”がどのような素晴らしき明日であるかを…」と言って画面が切り替わります。
「それではいよいよ”旅路の真の終点”でございます、…貴方は最高の客人だった。」
場面は一変して、テレビの中の世界が楽園のように美しい景色になっています。つまりマヨナカテレビに映し出された人の心からも霧が晴れたということのようです。
世界を覆っていた霧がやっと晴れました
その後一行は現実世界に戻り、主人公が都会に戻る3月21日がやってきます。ノーマルエンディングと同じく駅へ見送りにきてくれますが「5月の連休に早速遊ぼう」など、ノーマルと少しコメントが変わっています。
直斗が「一緒に行っちゃおうかな…」と主人公に対して好意を寄せたりと、ノーマルより親密な印象です
主人公が都会に戻った後の後日談
夏休みになり主人公は再び田稲羽市に戻ってきますが、駅には誰も迎えにきてくれていません。ふと駅の回りを見渡すと、なんと生田目が駅前で演説をしています。
話を聞いている人に尋ねてみると、なんでも心を入れ替えて、今度は田稲羽市の為に尽くしたいと話していることを聞きます。
知っている仲間はどこにも誰もいない…?
その後堂島家に到着するも、誰も自宅にいません。洋介に電話しても出ないため、商店街に行ってみることに。ところがここにも知り合いは誰もいません。今度は思い出深いジュネスのフードコートを尋ねてみるもやはりここにも誰もいません。と、その時…
みんな勢ぞろい!
かつてのメンバーが勢ぞろいで集まってくれていました。最後の別れから約半年後ですが、髪型や格好など、それぞれなんとなく雰囲気が変わっています。
そして全員再び堂島邸に集まります。
ピアノから帰ってきた菜々子ちゃんもちょっと大人に。
ピアノのレッスンに通い始めた菜々子も途中で家に帰り、その後のそれぞれの近況を話していると、テレビからお天気お姉さんらしき人が写ります。
どこかで見た顔…。
どうやらマリーはすっかり現実世界に馴染んで、今は「 久須美鞠子(くすみ まりこ) 」なるお天気お姉さんとして活躍している模様です。
しかもなぜかこのお天気お姉さんは天候を自由に操作することができ「彼(主人公)が来ているのに雨とかはありえないからしばらく晴れにします。愛してる。」とテレビで告白し、天気予報が終了。
そして菜々子が主人公に伝えたいことがあるとみんなに耳打ちします。
「せーの、おかえりなさーい」
最後に主人公がやっと笑います、笑った!ノーマルエンディングですらくすりともしなかった主人公がにっこりします!いやーなんだか報われた。
そして回想シーンとともにスタッフロールが流れます
ということで、やっとクリアしました、トゥルーエンド。
ノーマルエンディングの記事でも申し上げましたが、ベタベタの青春グラフィティのはずが、どうにか最後の別れが寂しく感じました。
この夏休みのくだり、後日談についてはザ・ゴールデンに追加された要素らしいのですが、もっと後の話、それこそ主人公がこの中の誰かさんと結婚する話なんかが見られたらなあ…なんて思ったりしました。