[画像あり]ドラゴンボールZ世代がPS4「KAKAROT」をプレイし始めた率直な感想。面白さは?


PS4のアクションRPG「ドラゴンボールZ KAKAROT(カカロット)」をプレイ中です。

本作を語る前に、テレビでドラゴンボールZが開始された時期を振り返ると、なんと1989年なんですね。平成元年!ゲームボーイが発売され、消費税3%が施行された年だと考えると、なんだかとんでもない未来に来てしまった気もするし、そんな未来でも次々に新作映画やゲームなどが立て続けに出続けていることを考えると、ドラゴンボールのコンテンツ力にも驚かされます。恐るべし。

小学生当時かめはめ波の練習を散々していたドラゴンボール世代ですが、このKAKAROTをプレイした感想を語っていきたいと思います。

多少複雑なコマンドで打ち合い、あの風景をプラプラ散策「悟空体験」が!

さて、本作のキャッチコピーは「悟空体験アクションRPG」なんだそうな。

あの当時、散々かめはめ波を練習したにも関わらず出せずじまいに終わった身としては、この謳い文句にはそそられるものがあります。

そしてプレイを続けてなるほど納得。

操作はやや複雑で癖があります。

そりゃガシガシ攻撃したり、回り込んだり、吹き飛ばして追撃したりしながら隙を突いて必殺技を繰り出す…みたいな、スピーディーな動きをするZ戦士たちですから、それ相応の操作は求められるわけで。

その操作に慣れてくると、シュンって回り込んで「ヤイヤイヤイ!」っていうあのドラゴンボールの激しい打ち合いが再現。これこれ!

そのまま弾き飛ばした相手を追って立て続けにボコボコにするもよし、エネルギー弾で追撃するもよし。最初は打撃とエネルギー弾と防御、それから必殺技と、極めて基本のアクションに絞って戦闘を行っていましたが、徐々に回避や弾き飛ばし、回り込みといった操作も慣れていきます。多少時間はかかりましたが。

それから、アニメにちょいちょい出てくるあのウェスタンな町、近未来の街まで、サブクエストやアイテムを散りばめつつあの風景が再現されています。どこかSFチックで懐かしいあのドラゴンボールの世界を自由に飛び回ったことって、過去のドラゴンボールゲームでは無かったなあ。ここまで来ましたか。

あの名シーンが3Dキャラで再現!シナリオはやや端折られた印象も。

「過去のドラゴンボールゲーム」とか言ってみたけれど、私が最後にプレイしたドラゴンボールゲーって何だったっけ…?

思い返してみると、これだ。1992年1月25日発売のスーパーファミコン「ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説」。その後ドラゴンボールの格闘ゲームなんかも遊んだけれど、RPGでじっくり遊んだのはこれこれ。

あの頃はキャラクターのセリフだけで「あのシーンだ!」なんてそのテキストだけの再現にすら感動したものだけど、こうしてグラフィックの表現も豊かになった今、どうしても求めるレベルが高くなってしまうのが心苦しいところではありますな。

カカロットに話を戻し、それぞれのイベントシーンはというと、あの名場面が3Dモデリングされたキャラクターでヌルヌルと動きまくり!感動!

ただ、細かいエピソードはどうしてもごっそり端折られている印象。

まあテレビでは4〜5話くらいのラディッツ編ひとつ取ってもこのゲーム内では数分のイベントシーンに収めるんだから、こればっかりはしゃあない。

ドラゴンボールって、ストーリー本筋だけじゃなくて、細かいエピソードがまた良いじゃないですか。

例えば、悟飯がピッコロの元で修行する中で登場する中で出会った、遺跡で自分を犠牲にして悟飯を助けるロボットさんや、悟飯が献身的に治療をするも、翌朝肉食動物に食べられてしまう草食恐竜など。そんな人生の無情さや儚さを目の当たりにして成長していく悟飯の姿。こういったシーンも当時のファンとしては見たかった!

上述しましたが、求めすぎということは重々承知。アニメだけでも長時間あるっておに、こんな細かいシナリオを全部余さず含めたら、我々プレイヤーとて遊び尽くすのに何ヶ月かかるやら。

それからBGMやイベントシーン、そして、本編をベースにしたサブクエストのシナリオは良くも悪くもオリジナルに多少のアレンジが加わっているので、若干違和感も。

それでも、あのシーンを3Dモデリングされたキャラクターが、リメイクされたアニメのようにグリグリ動く表現に、ゲームの進化と時代の移ろいを感じますよ、ホント。

キャラクターの育成、サブクエまでやり込みが凄い。

それから、キャラクターの育成要素がとにかく豊富。

基本となる経験値とレベルの概念に加えて、食事によるステータス恒久アップや、作品に登場するキャラクターとの親密度を高めてボーナスが付与されるコミュニティレベル、フィールドや戦闘で獲得できるオーブを消費して、ストーリーの進行や修行によって習得した必殺技を強化など、やること多すぎ。(良い意味で)

しかも必殺技はこのドラゴンボール世代がニヤリとするようなマニアックな技から知らない技まで多種多様。ドラゴンボールの必殺技って、こんなに種類あったんすか?オラびっくりしたぞ。

ドラゴンボールZ KAKAROT、遊びやすい良作!

正直期待はしていました。

自分が遊んできた限りではあるけれど、ファミコン時代からなんだかんだ言ってドラゴンボールのゲームはどれも面白かったから。何せ元ネタが最高なんだし、余程のことがなければどう形にしても面白くならないわけが無さそう…ではあるけれど、期待通り!

システムは全体的にとても遊び易いです。

別記事でも過去に申し上げましたが、準オープンワールドの世界を飛び回って、懐かしのキャラクターたちを通じてメンバーを強化して、「もっと強いヤツと戦いてえ」マインドで懐かしのシナリオを辿っていく流れはテンポも良し。

「こんな強いヤツ倒せない…」というとんでもない敵を、さらに上回る強さで立ち向かう。分かっているはずなのに、散々楽しんできたあのインフレドラゴンボールストーリーの次の展開が楽しみで、キリよくシナリオが終わった後もついつい続けて遊んでいます。買って良かった!

クリア後にまた感想をご報告します!

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