ニンテンドー3DSがついに生産を終了したのだそうな。2011年2月の発売から早10年弱、お疲れ様でしたと言いたい。しかし10年ですか。この期間プレイヤーは3DSと共に色んな変化を過ごされてきたに違いない。私は結婚して子供にも恵まれたり、震災やコロナウイルスの蔓延など未曾有の災害に見舞われたり、長い期間でした。本当にお疲れ様でした。
と言っても我が家では未だ現役の3DS。どのくらい現役かと言うと、4半期にいっぺんくらいちょっといじる程度になってしまいました。それを現役と呼んでいいのかどうかという思ってた以上に少ない頻度でした、すみません。それでも一度起動すればついつい時間を忘れて遊んでしまうのは嘘ではなく。今日はそんな魅力的な3DSからnintendo e-shopを開き、3DS生産終了発表直後のランキングをジャンルをRPGに絞って確認しました。
第10位:テイルズ オブ ジ アビス
第10位はオリジナルがPS2から発売されたテイルズオブジアビス。廉価版が発売されるまで中古でもなかなか価格が下がらなかったシリーズの中でも特に人気が高い作品。今では3000円台のお手頃価格に。3DS初期に移植され、そのグリグリ動く3D映像にハードにポテンシャルを感じられる良作。メンバーから総スカンを食らうほどクズな主人公が仲間を通じて変わっていくシナリオも見どころ。やり込み要素も多め。
第9位:真・女神転生Ⅳ FINAL
第9位は真・女神転生Ⅳ FINAL。てっきり同じく3DSから発売された真・女神転生Ⅳのなんちゃらエディション的な完全版商法かと思いきや、Ⅳの続編にあたる完全新作。ストーリー上後戻りのできない究極の選択によって展開が変わるマルチシナリオ。八百万の神様を取り扱っておきながらハードなサイバーパンク色、ディストピア感も強く、トラウマシーンも多め。
第8位:ファイアーエムブレム 覚醒
第8位はファイアーエムブレム 覚醒。タイムリープといったSF要素が含まれ、これまで硬派な国家間の戦いを描いたストーリーに慣れ親しんでいたファンが発売当初抵抗感を訴えていたにも関わらずプレイしているうちに不覚にものめり込んでしまい、最終的に評価が高くなった。シリーズ初の試みとして採用されたのが、味方ユニット二人で一人の相手を攻撃できるデュアルシステム。システム面でもストーリー面でも、凝り固まったシリーズに風穴を開けた革命的作品。
第7位:真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
第7位は真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY。ニンテンドーDSで発売されたオリジナル版からのリメイク。あらゆる物を分子崩壊させながら巨大化する亜空間「シュバルツバース」が南極に突如出現し、調査隊となって現地へ向かうも脱出できなくなってしまい、見えない敵によって次々に調査隊が殺されていくという怖すぎるシチュエーション。閉塞的で見えない敵に襲われる恐怖が強く、シリーズの中でも難易度の高い作品。リメイク版が発売になるまでオリジナルDS版の人気がジワジワと高まり、プレミア価格にもなった。
第6位:ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち
第6位はドラクエⅦリメイクエデンの戦士たち。遊び方によっては本編だけでプレイ時間100時間を超える超大作。石版を集めてそれぞれに関連する地域へ向かい、行く先々の問題を解決しながら進んでいく短編の集まりのような構成。全体を通してセンチメンタルなストーリーも特徴的。オリジナルに比べて職業ごとの特技習得に必要な条件も軽減化され、遊びやすくなっている。