SNSや周囲でやれウデマエがS+に上がっただの、さらにS+10になっただのと報告の見られるスプラトゥーン3。私ですか？私は必死の思いでA+になりましたが、Sに昇格する自信なし。

私は正直スプラトゥーンが得意ではない。むしろセンスが無い。

ナワバリバトルだろうがバンカラマッチだろうが、いつでも塗りの甘さに意気消沈したり、野良プレイヤーの方々にボコボコにされては戦意喪失したりしている。私はスプラトゥーンに向いていない。

と、思っていたら、プライベートで知人と4人で戦ったところ、親プレイヤーの誤操作により間違って私VS3人の戦いに。するとどうだ、まさかの8キル1デスという返り討ち。それをＯ氏に伝えたところ「寧ろ向いている」と言われた。

嬉しいぞこれは。褒められて伸びるタイプなのです。

メンバー紹介

管理人
1979年生まれ
男性
趣味：ゲーム、楽器
職業：企画職
好きなゲーム：JRPG全般、レトロゲーム等
買ってやらない病が重症化中。積みゲー消化にばかり時間を割いている。3DSのセールに気を取られすぎてゼノブレイド3を1ヶ月がかりでクリア。スプラトゥーン3プレイ中、連日寝不足。本会話当時からランクアップし、ウデマエA+になりました。

M氏プロフィール
1974年生まれ
男性
趣味：ゲーム、音楽、映画
職業：技術職
好きなゲーム：FPS、ソウルライク、JRPG
夜になるといつもPS5かSwitchのどちらかがオンライン状態、おしゃべり担当のアニキ。ELDEN RINGレベル1縛りで裏ボスマレニアを盾で倒すという奇跡の男。スプラトゥーン3は様子見と話していたものの、Ｏ氏のプッシュに負けて購入。優しい。ナワバリバトルばかりフレンドとの付き合いでプレイしているので、ウデマエは未だにC-。

Ｏ氏プロフィール
1986年生まれ 男性
趣味：ゲーム、サッカー、スポーツ観戦
職業：営業
好きなタイトル：JRPG、ソウルライク
M氏の会社後輩。元スポーツマン。スプラトゥーンが大好き。エルデンリング、モンハンサンブレイク、ライブアライブ、ゼノブレイド3を経て大好きなスプラトゥーン3プレイ中。大学時代の仲間と大会に出るほどのプレイヤー。ウデマエはS+12。

そもそもスプラトゥーンは上達になかなか気付きにくい。

私「そういえば今まだA-だけど、マッチングする相手も強くなってきているのか、別のプライベートの友達と４人でプライベートマッチして、間違えて俺VS3人でナワバリバトルしたら8キル1デスでボコボコの返り討ちにできました。全然上手くなんねーなと思っていたら、いつの間にか上達しているのかな…と、都合よく考えている」

あまりのことにスクショを撮れませんでしたので、リアルスプラトゥーンした写真を。返り討ちの証人は、操作を間違えた当サイトメンバー夏海嬢。

Ｏ「おおー！いいですね！そうですよ！気づかずに伸びてるもんです！そもそもスプラトゥーンはマッチングの仕組み上、上達に気付きにくいですからね」
私「そうなんだよね。マッチングのロジックどうなっているんだろうね？」
Ｏ「スプラトゥーンのマッチングのロジックは公開されてないんですよね。ただ、ウデマエとかには関係のない実力の近いプレイヤーがマッチングされるので、いつ戦っても五分五分に近い結果になってしまうんですよね。だから、自分が実は上達していても、同等の相手と戦い続けることになっているから、いつでも買ったり負けたり負けたりしてるんですよね。僕も負け続けていますよ…」

私「S+10以上の世界でも負け続けたりするのか」
Ｍ「実は最近職場の同僚のお子さんとも一緒にやっているんですが、お子さん11歳でA+、その友達は2はXだそうです。オッサン着いていけないわ…って気持ちでやってますね（笑）」
私「だいたいのことって大人の方が上手いもんだと思ってましたけどね…」
Ｏ「スプラは小学生でプロになった子もいますからね。Xパワー気になるな〜。でも子供に負けてたらショックデカイだろうな〜（笑）」
Ｍ「若い子と一緒にやると色々考えさせられるよ。やっぱり好きなことをやった方が良いと思うんだけど、ゲームも仕事も器用貧乏になってるのかなって気がして（笑）」

単身強いプレイヤーも弱いプレイヤーも、勝ったり負けたりするゲーム。

私「負け込んで気が滅入って「スプラ面白かったけど向いてないだろうから、ウデマエAまで上がったらやめよう」になりかけていたからねぇ。Aまで上がったら、誰とでもたしなむ程度には楽しめるかな？と思って」

Ｏ「それがスプラ好きとしては一番悲しいですけど、やっぱりそうなっちゃいますよね、対戦ゲームって…。やっぱりスプラは対戦ゲームで「オンライン上の人に勝つ」のが目的になります。なので結構心にきますよね。負け続けると向いてないな…ってやめちゃうんですよね。もちろん向き不向きではなくて楽しめるかどうかが一番なんですけど」

私「きっとスプラトゥーンって真の頂点にいる人以外は結局勝ったり負けたりを繰り返すゲームだから、そこで向いてないと決めつけてしまうのはもったいないんだけどね。自分に足りない部分を補って強くなると、より強い相手とマッチングしちゃうからね（笑）」
Ｏ「そう思います。結局チーム戦なので、全プレイヤーの頂点に立つ人間だとしてもマッチングするメンバーの動きがイマイチだとチームとしては負けちゃうわけですし。そういう面でもS+に上がってもメンバーに「頑張ろうぜ！」って思うことはありますけどね」

スプラトゥーンに「向いている人」は？PDCAサイクルを早く回せる人。一回一回の負けに落ち込まない人！

私「「上達しやすい」という意味で向いてる人ってどんな人なんだろうね？」
Ｏ「スプラ3はS+までであればなんやかんや行けるものなんですけど、X、さらに+10とかそれ以上となるとキッチリ論理立てて筋道立てて課題解決に取り組まないと中々上がれないですね」
私「PDCAを早いサイクルで回せる人だ」
Ｏ「そうですね、対戦ゲームのトップ層になると最近はもうPDCAのセンスで殴り合うような感じですね。eスポーツの競技シーン好きなので色々見てますけどスマブラでもスプラでもcodでもシージでもなんでも、とにかく皆んなPDCA早いです。正直指先の器用さだとか動体視力だとかのフィジカル面はその先だと思いますね」

Ｍ「私は課題解決能力と経験だけで仕事してるようなもんだからこれはゲームで培った力なのかも（笑）」
私「プロはそういうサイクルを毎日ストイックに続けてるんだろうなあ。普通の人はどこかサボっちゃうけどね。仕事以外で分析するのしんどいな（笑）」
Ｏ「そうですね、そういうPDCAサイクル回してひとつひとつ課題解決するのが楽しめる人は上達するんじゃないですかね。あと楽しめる意味で向いているのは、あまり一回一回の負けに落ち込まない大らかさですかね（笑）」

私「それは思い当たるな。もう一戦一戦結果が悪いとチームのメンバーの家一件一件歩いて回って謝りたくなる（笑）」
Ｏ「気にしない方がいいですよ（笑）自分が明らかな戦犯だったとしてもごめんねごめんね〜くらいで良いんじゃないですかね。知らない相手ですし！気づけばS+に到達していて、更に気づけば負けることも嬉しくなっている時がきますよ！」