先日レビューさせていただいたVita版「ジェットセットラジオ」、普通にプレイしていても申し分なく面白いのですが、公式サイトを見てみると、どうやらオリジナルグラフィティを作ることができ、街中に落書きしまくれるというなんとも唆られる機能があるとか!
ガレージのメニューにでっかくありました。
オリジナルグラフィティを作ろうにもどこでどうすれば作れるのか分からず「もしや本編を一度クリアしなければ解放されないのでは…?」などと想像を巡らせてみたり、「設定」を覗いてみてもそれらしきものは見当たらず、さてどうしたものかとガレージ(メニュー画面)をパラパラと見ていると…
…これじゃないのか?
嘘でしょう?でっかくメニューがあった!「グラフィティの選択や作成」あっさり発見しました。そこで私は思ったわけです。大変親切にチュートリアルが作られた昨今のゲームに甘んじているあまり、売りとなる機能すら想像を巡らせて自分で発見することができなくなってしまっているのではないか?なんと情けない!と思ってGoogle先生で調べ始めたパソコンの画面を見てみると、どうやら私と同じく、オリジナルグラフィティをどこでどう作れば良いのか分からないメンズ達が結構いらっしゃるじゃありませんか!ということで、せっかくここまで調べたので、同じくどこでどう作れば良いのか分からなかった方々のためにメモを残しておきます。
メモリーカード内の写真を使って自由にグラフィティ作成
まずはメモリーカード内に保存されている写真を使ってグラフィティを作ってみることに。最初にガレージのメニューから「グラフィティの選択や作成」を選び、続いて「グラフィティを作る」を選択します。
次にゲーム内に出てくるグラフィティのサイズ「スモール」「ラージ」「X・ラージ」の中から1つを選びます。テキストを入力する画面が表示されますが、こちらは画像の中央に表示させる文言で、任意(入れなくてもOK)です。続いて「ペイントモードへ」を選び写真のフィルムのアイコンを選択すると、Vitaのメモリーカードに保存されている写真のリストが表示されます。ここで任意の画像を選択。
錬金錬金!
出ました、「ソフィーのアトリエ」のソフィーちゃんです。最近レビューした「ソフィーのアトリエ」のスクリーンショットがどうやらVitaに残っておりなんだか目を引く可愛らしさだったので、試しに使ってみました。
ゲーム内で使用するには「グラフィティを選ぶ」こと!
グラフィティを作ってみたのでさてゲームを始めてみようとステージへ移動してみることに。スプレーを集めてグラフィティのポイントを発見したので早速落書きしてみます。ところがかわいいソフィーちゃんが出てくると思いきや、いつも通りのいかついグラフィティが出てきます。おかしい。もう一度ガレージ(メニュー)に戻り、グラフィティ作成を確認することに。
…そういえば「選択」ってなんだ?
そういえばメニューにあった「グラフィティの選択や作成」の「選択」って何だろう、もしやここでゲームに使用するグラフィティを選ぶということなのか?と思い、開いてみます。するとゲーム内で使われている見たことのあるグラフィティが表示されているじゃありませんか。ということで、作成したソフィーのグラフィティをそれぞれのサイズに当てはめます。
これでゲーム内で表示されるグラフィティがオリジナルのものになるのか?と思い、今度こそステージへ出発。再びスプレーを回収し、当てがったラージサイズの壁に落書きをしてみると…
…これは…!
「ソフィーのアトリエ」のソフィーちゃん出ました!いや可愛らしい。なるほどこの「リストからグラフィティを選ぶ」を実行していなかったのか!ということは、もう一つ設定したX・ラージサイズの壁も…?
…おお!?
でかすぎー。
出ましたソフィーちゃん、でかいです!
カメラの撮影写真もグラフィティ化できた!
続いてVitaのカメラで撮影した写真をグラフィティにします。要領は同じなのですが、せっかく機能として備わっているのであれば、使ってみないことはないと思い。
まずはメモリー内の既存写真データと同様「グラフィティの選択や作成」から「グラフィティを作る」を選択。サイズを選んだら「ペイントモード」を選択し、カメラのアイコンを押下。すると中央の画面が撮影の画像に切り替わるので、案内に沿って「LまたはRで撮影」をします。
写真が撮れたら(撮る前でも可)「文字モード」で画像の中央に表示される任意のテキストを入力します。
ちなみに今日の我が家の晩御飯です
加工できたら同じくフロッピーディスクのアイコンで保存し、メニューに戻って「グラフィティを選ぶ」で決定します。さて、実際にゲームを始めてみると…
おいしそう
蓋は開いていませんが、この中にカレーが入っています。実際にはライスが入っていないので「カレーライス」の表記は誤りになりますが、いい絵が撮れましたので大成功と言ってもいいでしょう。
PS3版へのグラフィティデータ移行も可能!
ちなみに本体、コントローラーにカメラが内臓されていないPS3版では直接写真撮影をすることができないのですが、Vita版で作成したグラフィティデータをオンラインストレージ等で移すことはできるようです。ただしメモリーに保存されている写真データであればPS3でも同手順にてグラフィティ作成ができるので、敢えて解像度がそこまで高くはないVitaカメラで撮影する必要も無いかもしれません。
いずれにしても冒頭で申し上げた通り、オリジナルのグラフィティ作成方法についてはメニューにデカデカと書いてあるのでおそらくここで苦労する方は非常に少ないと思われますが、万が一私と同じ程度のリテラシーがアレな方がいらっしゃったら本記事がお役に立てれば嬉しい限りです…。