【写真あり】「リトルビッグプラネット」ってこんなゲーム。面白さは？

PS4の「今月のフリープレイ」がアップデートされました。2017年2月の対象タイトルは「ALIENATION」「ファーミングシミュレーター」「イヴ・バーストエラーR」「ゴーストリコン　フューチャーソルジャー」そしてPS3、PS4「リトルビッグプラネット３」。他の中々コアで渋めのタイトルの中のリトルビッグプラネットですが、シリーズ自体は2008年10月21日にPS3からのリリースを皮切りとして長く続いています。

私自身もパッケージ自体は時々目にしていたものの、そのビジュアルの可愛らしさから「どうせ女子供のやる内容だろう」と高をくくっていたわけですが、実際にプレイしてみるとどうだろう、クリエイティブで面白いじゃありませんか。

強いて既存の他のゲームに例えると「スーパーマリオメーカー」「星のカービィ」っぽいけれど…？

リトルビッグプラネットはざっくり言うと、やや浮遊感のある横スクロールアクションゲームです。そしてこのゲームの魅力はなんといってもギミックの多さ。ステージ上のあらゆる仕掛けを動かしまくって進んでいきます。

そして本作の売りの一つは「ステージクリエイト」です。ステージを進めることで集められるオブジェクトを集めて自分だけのステージを作ることができ、世界中のプレイヤーとシェア、プレイすることができます。ん？どこかで聞いたことがあるシステムだな。と思ったら、スーパーマリオメーカーと似ています。

写真はスーパーマリオメーカー3DS版です

スーパーマリオメーカーはどちらかというと平坦なステージに色々なオブジェクトをレイアウトして遊ぶイメージですが、リトルビッグプラネットは「仕掛け」を組み合わせていくイメージです。ステージクリエイトになかなか頭を使いますし、他人の作ったステージで遊ぶと「よく考えつくなー」「頭良いなー」と感心させられることも少なくありません。ステージクリエイトの手軽さでいうとマリオの方が取っつきやすいかな？と思いますが、作る楽しさや完成、人のステージをクリアした時の達成感は本作の方が圧倒的に強く感じられました。

そして本編の操作感はというと、何体かのキャラクターの特性、能力を活かしながら進めていく感じや独特の浮遊感から、なんとなく「星のカービィ」っぽい印象もありましたが、本作の方が「仕掛け」が多く、可愛いビジュアルの割に難易度もなかなか高めです。

オフラインは最大４人の協力マルチプレイも可能！

最近はオンラインが当たり前になりつつありオフラインで１画面での多人数プレイは貴重ですが、本作はオフラインでも４人まで協力してステージを進めることができます。これがまた楽しい！スマッシュブラザーズのように何人かでドタバタ対戦をするのも楽しいのですが、やっぱり協力するっていうのは終わった後になんとも言えない心地良さがあります。特にPS4においてはこういったオフライン協力プレイは実は珍しかったりします。またオフラインマルチプレイが可能なゲームはいくつかあれど、画面が分割されないのも嬉しいです。

4人フルメンバーでのマルチは未経験ですが、家族や友人を集めてやれば間違いなく盛り上がりそう！

海外のアニメーション映画を観ている感じでむちゃくちゃ可愛い！

クレイアニメの様なデザインやアニメーション、映像表現やナレーションはとても温かみがあって、まるでピクサー社の映画を見ているような気持ちになります。温かみはあるんだけど、ほんのちょっとだけ毒もありいかにも海外っぽいセンスで、見ていていちいち楽しいです。キャラクターだけではなく、ステージ上のオブジェクトの動き一つをとっても楽しいです。
それからBGM、これが個人的にはとても好みでした。アクションゲームってBGMひとつでこんなにも動かしているのが楽しく感じられるのか、と思える程グルーヴィでオシャレな曲が多いです。