イースってこんなに面白かったのか。シリーズ未体験でも楽しめる?


更新頻度を落として久しいですが、人と会ったり映画を観たり大嫌いなランニングの距離を伸ばしたり、CMの無くなったフジテレビをダラダラ観たりしながら過ごしております、ええ。

もちろん積みゲーも消化しておりましてよ。

ボリュームも遊び応えのあるゲームほど積みがちで、本日ご紹介するイースもそのひとつ。他のゲームに目移りしているうちにあれこれ思い出すところから時間を費やす積みの典型例と化しておりましたが、再開したらしたで楽しすぎて、ⅧとⅨをぶっ通しで遊びました。

こんなに面白かったっけ?昭和イースのイメージからいつの間にか変貌を遂げていた。

そもそもファミコン育ちの私にとってイースとは、パソコンで遊べる見下ろし型アクションRPGのイメージが拭えず。

しかも当時パソコンなんてのは当時相当リテラシーが高いご家庭でのみ許されていたため、我々のようなファミコンキッズにとってイースとは敷居も条件も高かったのだ。その印象が尾を引いて、やがて家庭機に参入した時ですら敬遠しがちだった私のようなプレイヤーも少なくないだろう。少ないですかね。

ていうか何十年前だよという話で、そのまま見下ろし2Dアクションが鉄の掟によって守られ続けるなんてことは無いのだけれど。

やがて時は経ち、現行機でもプレイできるし画面も面白そうだし、イースは手を出しやすくなった。大衆路線に舵を切ったハイブランドの品を買うような気持ちで購入。

するとどうだ、マジで面白いのな、イースって。

時折無双っぽい爽快感もあるし、パリィを活用した歯応えのあるボス戦は、ソウルゲーをプレイしてきた身としても唸る場面も多い。

拠点をデカくしていく楽しさ、スローライフ的な楽しみ方、武器や技の強化要素、技の閃き、探索も楽しい。タワーディフェンス的なコンテンツもある。すっかり見下ろし型視点のアクションRPGの枠を超えてゲームのいいとこ取りゲーになっていた。「イースがつまらない」とかいうプレイヤーって、この世に存在するのか?

と思ってAmazonレビューを見たらごく一部いることはいるらしい。まあ世間は広いわけだし。橋本環奈が紅白の司会に抜擢されれば山田花子を嫁に迎える男だっているのだ。

イースⅧ、アクションRPGのいいとこ取りみたいなゲームだった。

まずイースⅧは漂着した島が舞台。

豪華客船に乗り合わせた乗客たちとのサバイバル生活からの遺跡巡りに男心くすぐられ放題。もしも無人島に何か持っていくとしたらSwitchとイースを持っていくね俺は。

戦闘は戦術の通り爽快感もあり、ジャスト回避や防御で形勢逆転するスリリングさも強い。被ダメがデカく雑魚敵でも緊張感がある一方で時間をかけた分だけ強くなるのもやり込み厨としては嬉しい。楽しすぎてカンストさせちゃったよね。

島の中心に遭難者を募って拠点化し、様々な施設を拡張していくとか、それだけで楽しいわ。イベントや画面切り替えが多い中でロード時間が短めな快適さもありがたい。

イースⅨ、半オープンワールドならではのフィールドアクション!

一方でⅨはオープンワールド風なのがⅧとの大きな違いか。

建物から建物へ飛び移っては駆け上る、オープンワールドならではのフィールドアクションも多彩で、街中もダンジョンも探索し甲斐あり。

戦闘は仲間が強くなりⅧよりは気持ち易しいかな。フィールドアクションを活用したり、ボス戦の仕掛けなどギミックは深まった印象。

ストーリーはⅧよりやや暗め。なにせ投獄から始まり、呪いがテーマだったりするので。と言ってもホラー的な要素は無いので怖がりな方もご安心されたし。

イースⅦとⅧ、途中から始めても全く問題なく楽しめた!

Ⅷ、Ⅸ、そしてこれからⅩもプレイ予定のイース初心者なわけですが、過去シリーズをプレイせずいきなり着手した感想として、全然問題なく楽しい。

ⅧもⅨも「ひょんなことから」発生するような流れで、経験として過去を語られるこそこそあれど、続編に続くような繋がりは構成にあらず。

お作法に倣ってもチンプンカンプンで置いてけぼりなスターウォーズに対し、男はつらいよとか裸の大将みたいな流浪の物語に近い。どこから遊んでも楽しい。アドルは寅さんであり、山下清でもあるのだ。

フーテンのアドル。

同名でありつつも全く別世界のゼルダのリンクに対して、アドルはシリーズを通して同一の人間。過去の思い出を語るシーンもゼロではないけれども「ああアドル君にはそんな過去があったのだね」くらいでストーリーも十分理解可能。

イースⅦとⅧはどっちが面白いか?

で、たった2作品しかプレイしていないけれど、イースⅧとⅨ、どっちが面白いのか?

個人的にはⅧを選びたい。

高低差溢れるフィールドの多彩さと探索要素、釣りやスローライフ的な楽しさもあったりと圧倒的なボリューム。拠点に増えていく仲間たちも一人一人の背景が細かく描かれていて個性を感じる。

ⅧとⅨは同じシリーズの連番でも、前者はサバイバル、もう一方はオープンワールドとそれぞれアプローチが全然違った。あとⅨのボス戦はギミックが楽しい。どちらが面白いかは本当に好み。

どちらもデータ引き継ぎの周回プレイがあるのも嬉しい。それぞれ時間をかけてコツコツ鍛え、より高い難易度に挑戦するのもよさそう。

コツコツと言えば、気まぐれに更新し、サイトの素材として活用してきたYouTubeの登録者数が100人を超えてしまった。過去に「100人超えたら何かします」とか適当申し上げた記憶がおぼろげにあるのだけれど、いったい何をしたら良いのか考えあぐねているところです。YouTubeって何をすれば良いのか誰か教えてください。(他力本願)

話をイースに戻して、ここまでやったら難易度がハードだろうがその先のインフェルノだろうがなんだろうがクリアすることはできるだろう。多分。

次はⅧやⅨよりもさらに評価の高いⅩをやってみるとしよう。楽しみ!

この記事へのコメント

  1. ずっとスキあらばゲームさんの記事を長い事見てましたけど…ようやく新しい記事が来たと思ったらあんまりご存知無いゲームが来てしまった…。
    (ー∀ー;)

  2. 当時PSPでやったイース7は神ゲーでした
    アイシャちゃん可愛い

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