iphoneの画面が割れました、初めてです。画面が割れるとこれほどまでにショックだとは…。
iphoneを修理したことの無い私は、買ったお店に持って行けば「交換か修理かどうなさいますか?交換ですと本体代がまるっとかかり、修理すればしばらくお預かりして数万円かかりますが。」なんて優しく聞かれて、そこそこ高い金額を払って終了、くらいに考えていたのですが、思った以上に面倒でした。私と同じく、iphoneの修理ってどんな手順があるの?と考えていらっしゃる方の事前準備、心構えになればと思いますのでご報告になります。
※本記事はSOFTBANKのケースとなります。
修理依頼は基本apple直営店でのみ対応可(代理店では受付不可!)
ということで、私がiphoneを買った代理店であるノジマ電気へ相談したところ「softbankのiphone修理は直営・正規店でのみ受付可能なんです…。」と言われ門前払いとなりました、マジなのか…。いや、ノジマ電気さんは全く悪くなくて、寧ろプランの確認から具体的な手続きまで丁寧に調べて頂けたので助かったのですが…。
いつも好感接客のノジマ電気を私は大好きです
でも事前に軽く調べてみたところ、確かsoftbankショップでも修理受付をしていると書いてあったような。と、もう一度公式ページを見てみると…。
たしかに「ソフトバンク表参道」と「ソフトバンクグランフロント大阪」が対象ですって書いてある!
分かりづらい!これは絶対に無駄足運ぶ人いると思うんです。要するに基本的にはソフトバンクショップでは受付しておらず、ごく一部の店舗に限り受付しているということです。
修理の手続きは、予約無しで受け付けてたものの、2時間所要!
ということで事前に修理のオンライン予約を試みると、なんと最短で一週間先から受付可能という大人気の修理窓口。そいつは困るとダメ元で直接正規店である新宿はビックロのアップルサポート窓口へ飛び込むことに。
平日の夕方18時頃に到着すると、私の前に1~2人ほど修理と思しき先客がいらっしゃいました。先の方に続いて壊れた携帯を弄りながらぼんやりと待っていると間もなく店員さんが声をかけてくださいました。用件を伝えると、手元の申請書(紙)と、ipadの申請アプリに同じ内容を記入して待つこと1時間、予約無しで修理の申し込みを受けて頂けました。
スタッフの方に症状を伝えると、画面のみ修理の場合は、本体アップルの工場へ郵送して修理後1週間ほどで返送され、費用は12,800(税別)だそうです。なんとなく入っていた保険プラン「あんしん保障パックプラス(i)」が効くとのことで、費用の8〜9割をソフトバンクが持ってくれるそうです、助かった!
交換の場合、在庫があればここで交換してもらえるものの、費用は32000円(税別)と割高。もちろん本体の新規購入を考えると当然安いのですが。
※修理代金は2017年1月26日現在、iphone7での値段です。
softbank保証サービスに思わぬ落とし穴あり!
が、ここにちょっとした落とし穴が。
その場で保険料を引いた修理代を支払うのではなく、一回修理代を全額支払い、後日明細書を持ってソフトバンクショップ等(オンラインでも可)で申請をし、以降の携帯利用料金から分割で差し引かれるというトラップが。要するに、「修理代の何割かはウチが持つけれど、その代わりウチを契約し続けなさいよね!他のキャリアに乗り換えようとか考えても、残りの保障は払わないわよ、フフフ。」ということ。なかなか姑息というかなんというか。
やってくれるぜお父さん…(写真はお父さん犬とは無関係です)
依頼から5日で修理完了のメールが。
破損のダメージはほぼ画面のみなので、画面のみ交換してもらうよう申し込みをします。「バックアップは取りましたか?」「変な改造していませんか?」「代替機を貸すけど、壊したら弁償してもらうからね。」といった説明やチェックを1時間ほど入念に受けて誓約書を書かされた後、預ける端末を初期化。その後代替機を借りてその日は終了。(iphoneのデータは事前に自宅のMacでバックアップ済み)
借りた代替機はiphone6 16G。一時的なので容量も色も特に拘らず、あるものをお借りしました。案の定アプリも電話帳もすっからかんですが、使い勝手はほぼ同じなので、ここはiphoneの良いところですね。
そんなこんなで5日ほど経過した夕方17時頃、ビックロからSMSでメールが。「iphoneの修理が完了しました。ご都合の宜しい日、二週間以内にご来店をお願いします。」とのこと。
思ったより対応が早い!
受け取りの手続きは20分程度で完了、自宅に帰ってオンラインで保証の申請を実施。
メールを受け取ったその日の夜に小走りで新宿ビックロへ向かうと、残念ながら受付時間の19時を過ぎてしまっていました。が、スタッフさんに「受け取りなんですが…」と厚かましく食い下がってみると、「お受け取りですね、どうぞ!」と案内してくれました、やっぱビッカメ最高!
そして借りていた代替機のデータを初期化する前に、依頼時同様に誓約書を書かされます。その後スタッフさんに手取り足取り操作を教えていただき、修理から帰った自分の端末と対面、おかえり!受け取りの手続き自体は20分程度で終了しました。
その足でソフトバンクショップで「あんしん保障パックプラス(i)」の申請をしに行くと「修理受付直後は修理の履歴が更新されていないので、1時間はお待ち頂いておりまして…。」とのこと。そうこうしているとショップの閉店時間を過ぎてしまうということで、日を改めざるを得ないと思っていたら、「自宅のオンラインでも申請可能です。」と、ペラ1の手順書を渡してくれました。オンライン申請は全く難しい事もなく、さくっと完了です。手順は以下の通り。
タップして拡大されます。(茶色いライトですみません…)
薄型iphoneの画面割れ防止は、強化ガラス製カバーが良い?
そういえば修理の手続き中にビックロの店員さんも教えてくれたのですが、画面サイズが大きくなり薄くなったiphone5、5Sから6へ移行する過程で耐久性が大きく下がったため、そのタイミングで機種変更をしたユーザーの修理依頼が圧倒的に多いとのこと。仰る通り、かく言う私も確かにiphone5からiphone7に機種変更しており、iphone5は床に落としても割れることが無かったため、ソファやベッドにボフッと放り投げたり、ポケットにダイレクトにインしていたりとやや雑な扱いをしていました。
で、画面割れ防止なのですが、続けて店員さんが教えてくれたのは、手帳型ケースだと男性では煩わしい上に結局ケースを開いた上体で落としてしまえば耐久の意味が無いこと、背面ケースプラス画面シートでは画面側から落下したら意味が無いことを教えて頂き、画面に貼るタイプの強化ガラスカバーを推奨しているとのことです。確かに私の妻はiphone6Sで画面にガラス製のカバーを装着しており、何度か床に落としてしまっているものの、ガラス製ケースのみ小さなヒビが入り、本体は無傷で済んでいるようです。
今後はその合わせ技でiphoneの耐久性を上げるようにしてみます。(その前にもうちょっと大事に扱わねば…)