ここが面白かった!クリア後の感想「ゼノブレイド2」5つの魅力


発売から2ヶ月、プレイ時間120時間でやっとクリアしました、ニンテンドースイッチ「ゼノブレイド2」。凄まじいボリュームでした。ほぼ寄り道せずこのプレイ時間。やり込むには一体どのくらい途方もない時間が必要になるのやら…。

ゲームバランス、演出、仕掛けの全てがとにかく手間隙かけて丁寧に作られていました。既存のJRPGと比べるとシステムに癖はあるものの、これだけ豪華な作品が数千円で楽しめたのはとても贅沢に感じられました。

賛否の分かれ目?厨二病全開の世界観!

ゲームそのものの善し悪しは置いておいて、世界観はもうむず痒くなる程厨二病全開でした!

主人公レックスは、頭よりも体が先に動いてしまうような熱血感溢れる少年。「力を合わせて頑張ろうぜ!」「話し合えば分かるさ!」そんな真っ直ぐな性格からみんなに慕われ、登場する女の子からはモテモテ。一方のダークヒーローには悲しい生い立ちが。その結果、「人間なんて滅べばいい!」の考えの元復讐に燃える典型的な悪役。

変身バーン!覚醒ドーン!!萌えキャラ、ロリキャラ、ショタキャラと、もう絵に描いたようなめくるめく厨二の世界。

よくもまあこれほど寄せ集めたもんだとちょっとやり過ぎ感のあるキャラクター達に抵抗感を抱きつつも、終盤になる頃には仲間への愛着が湧いているから不思議です。

一方で本作への批判的な意見の多くはこの特徴によるもの。このテイストに対して極端な嫌悪感がある場合は、終始苦痛かもしれません。

私もこういった毛色は得意な方ではありませんでしたが、まあこれはこれでと受け入れてプレイを続けていると、思いがけずグッとくるイベントも少なくありませんでした。

映像、演出、音楽などのクリエイティブに対する拘りが凄い!

キャラクターのモデリングや動き、演出、そして音楽など、制作物に対する拘りが強く、とにかく妥協せず作られています。

イベントシーンはどれも見応えがあり、まるで超大作映画でも見ているかのような気分になります。

何よりもこの作品が巷でも特に評価されているのが音楽。聞けば有名な音楽家数名が手掛けているとのことで、素晴らしいの一言に尽きます。先述の通り、ベタベタで思わず歯の浮くような厨二感満載の世界で不覚にも?グッときてしまったのは、この音楽の功績に他ならないと思えるほどどれもダイナミックで情緒的なBGMです。

とにかくクリエイティブに対する気合いの入り方、本気で作りました感がひしひしと伝わり、見ていて、動かしていてとても楽しいです。

宝探し、寄り道、成長要素が盛りだくさん!

とにかく広くシームレスなオープンワールドのあちこちに、様々な宝箱、人物などのオブジェクトがぎっしりと散りばめられています。

ゲーム序盤から少し道を逸れればとんでもないサイズの恐竜が闊歩していたり、今は開けられない、触れてはいけないオブジェクトなど、冒険心をくすぐられる箇所がとにかく豊富です。

メインストーリーを真っ直ぐに進めるのであれば無理して寄り道する必要はありませんが、寄り道したらしただけ労力に見合った報酬が得られるのもゲームのモチベーション維持の重要な役割を担っています。

そしてキャラクター毎の成長要素。仲間は大きく「ブレイド」とそれを操る「ドライバー」に分かれ、それぞれにスキルの種類、成長、強化の方法が異なります。キャラクター毎に異なるスキルを持ち、特定のモンスターを一定数倒す、特定アイテムを一定数発掘する、○歩歩くなど、それぞれスキル毎に決められた条件でスキルレベルを上げることができ、これを探し回るのがまた楽しいです。条件は厳しければ厳しいだけスキルも強力です。

中には本編とは独立したミニゲームを繰り返しプレイすることで強化できるという特殊なキャラクターなどもいて、成長方法は様々です。

一本道でありながら自由度の高いシステムは快適でストレスフリー

本作では一度訪れた場所へファストトラベルとして一瞬で移動することができます。これによってサブクエストなどの寄り道、仲間の成長などの作業は圧倒的に効率的になり、煩わしさから解放されています。(そもそものボリュームが物凄いので、このくらい快適でなければやり込む気にはならないかもしれません…)

メインストーリーを追う際にも次に訪れる場所、距離を明示してくれているため、どこに行けば良いのか分からなくなる心配はありません。作業感が出るかと思いきや、広大で入り組んだマップで目的地へたどり着くために、高い位置から飛び降りるのか、様々なフィールドスキルを活用しながら道を切り開くのか、目の前に立ちはだかる超強力な敵の目を避けて、あるいは強行突破するのか?一本道かと思いきや、到着するまでの様々な手段を考えながら進むのがとにかく楽しいです。

JRPGここに極まれり!直感的でもじっくりでも楽しめる

基本オートの戦闘も奥が深く、確かに世間で言われるように複雑ではあるものの、必ずしも全ての機能を駆使する必要はなく、深く考えず直感的に動かすだけでも十分にストーリーを楽しむことができます。

広大でリアリティのある丁寧に作り込まれたオープンワールドの舞台で、直感的に自由に楽しめるけれど、やり込み出したらキリが無い、まさに今の時代に求められているゲームの象徴のような、JRPGのひとつの究極の形のような印象を受けました。

改めて、ゼノブレイド2、とても満足でした。今後もアップデートやDLCによって、アドバンスドニューゲームの新機能や、新たなブレイド、シナリオなど追加コンテンツなどさらに改修が加わるようなので、引き続き余韻を楽しみつつ、未だ寄れていなかったたくさんの寄り道を巡ってみようと思います。


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