2015年10月31日に彗星の如く現れた（というよりは発売前から話題になっていましたね）レトロフリーク。ファミコン、ゲームボーイ（カラー）、ゲームボーイアドバンス、スーパーファミコン、メガドライブ（海外含む）、PCエンジン（スーパーグラフィックス）などに加えて、追加のコンバーターを使えばゲームギア、セガ・マークIII、SG?1000など、1990年代前半までのいわゆる「第４世代」レトロゲームをほぼ網羅的にプレイできる夢のマシーンです。（ネオジオ、ワンダースワン、バーチャルボーイ等の事は言わない約束です）

さて、このレトロフリークですが何が凄いかって、吸出しマシーンって意外と高くて、ひとつのハードの吸出し機で安くても５～６千円はする代物なのですが、上記の10以上のハードのROMデータ吸い出しに対応しており（一部はコンバーターが必要）場所を取らずにセーブデータを含むソフトをインストール、管理することができます。また倍速やHDMI出力、クイックセーブ、スクリーンショットなど、当時のゲームがより遊びやすくなるための基本機能が大体備わっています。

レトロゲームは安いものは10円単位から入手できたりするものもあり、名作が安価で手に入るのも魅力です。つまり合法的にレトロゲームをひとつのハードで（安価で）管理できるということですね。

えせガジェッターで「GAME AXE」なるとんでもない携帯型ファミコンを持っている私ですが、こちらも心惹かれております。
ただし夢のマシーンだけあり、ハードの価格は決して安くはない20,000円（本体）＋税で、別売りのコントローラーや特定ハードのコンバーターを購入すると約3万円にもなってしまいます。

そんなレトロフリークですが、結局買いなのか？どんな風に楽しんでいるのか？若干二の足を踏んでいるので、実際に使っている方たちの意見をざっとまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

購入された方は概ね楽しんでいるようですが、意見としてはざっくり下記のような感じでした。

・インストールするのが楽しい（結局やらずに終わる？）
・いつでもどこでも可能なクイックセーブがとにかく便利
・カートリッジ差し込み口などハードが物理的に脆い
・動作しないソフトも複数あり（アップデート有り）

純正品ではないので多少の非対応タイトルは覚悟の上だとして、カートリッジ差込口が脆そうだというのはちょっと懸念点です。が、ここまで総合的によく出来たレトロゲーム互換機は色々調べてみてもそう無いと思います。バージョンアップデートもされているようで、一部ゲームの動作不具合修正など随時改善されているようです。

確かに正直2〜3万円は決して安く無いですし、なんならWiiUなどの最新機だって買えてしまう値段ですが、最新のリッチでグラフィカルなゲームをプレイするのと得られる価値が違うかもしれません。

私がこのレトロフリークに惹かれる理由でもあるのですが、購入した方達が口を揃えて話すインストールで遊べるタイトルが増えていく楽しみって「子供の頃にたくさんゲームソフトを買うことを夢見た大人にはたまらない遊び方」なのかな、なんて思いました。

そんな大人な人が直感的に「欲しい！」と魅力を感じられたら勝ってみても良いのかもしれません。

※2017年8月現在、お店によっては17000円程とかなり値下がりしているようです！
私も本記事公開直後に購入し、実際のプレイからスクリーンショットの掲載まで、当サイトでも大活躍しております、これは間違いなく買って良かったです。

レッツ、レゲー！