Playstation VRの予約が再開されます。予約開始初日である2016年6月18日、各地の繁華街にある家電量販店では前日の夜から多くのファンが寝袋持参で列に並び、Amazon等のネット販売サイトは開始からわずか数分で売り切れになってしまいました。特にAmazonにおいては、事前に「VR特設ページ」なるものを用意し、ページ内に商品ページへのリンクを掲載するとの事前告知を行っておきながら、開始時間になってもページは一向に更新されず。実は各ショップは着々と準備を進めて発見できたユーザーが無事購入できた一方、特設ページを見ながら待機していたユーザーは一切購入できないまま全店舗売り切れになってしまったというなんとも理不尽な出来事がありました。
ネット販売は実店舗と異なり運営者の姿が全く見えないため、ページを見ながら信じるしかないため、こうして購入の機会を逃してしまったプレイヤー達はECサイトに対して疑心暗鬼になっております。これはもうタイミングと感覚に頼るしかないと言っても言い過ぎではないかもしれません。そこで購入、予約の手段として再び注目すべきはそう、「店舗への行列」です!
何時から並ぶべき?本気であれば「始発前」は甘い!
人気商品はとにかく予約も限りがあります。主な受付方法としては抽選、先着順があります。抽選の場合はとにかく応募することでしょう。そして本記事においては、先着順の場合、どのように効率的にいつ並ぶべきかをまとめました。
まず東京・秋葉原にあるヨドバシカメラの店舗にはPlaystation VR予約開始初日、早朝から約500人が並んでいたようで、7時30分で予約受付は終了となったようです。途中の経過としては、始発が動き出す前の4時頃に現地に行くと、既に200人程が列を作っていたとのこと。またPlaystation VRは、他の店舗では200台以下の受付がほとんどだったそうで、つまり秋葉原クラスの規模の店舗において「朝4時に並ぶ計画では遅い」ということになります。もっと平たく言うと、「本気出すなら夜から並べ」が鉄則かもしれません。
繁華街は避け、地域の特性を見極めるべし
さて、続いて予約する店舗について。ゲーム機器において、なぜか人が集まるのが秋葉原、新宿、この2カ所です。Playstation VR予約初日において、上述の通りヨドバシカメラ マルチメディアAkibaにおいては早朝に予約終了、新宿西口のヨドバシではなんとAM1時の時点でアウトといった報告もあります。
つまり、前日の昼くらいから待機しとけってことか!?
ところがこちらの報告によると、新宿はあまりにも競争率が高いため、朝起きてからダメ元で池袋のヤマダ電機へ行き、6時半から並び始めて待つこと2時間半、無事に予約完了できたとのことです。さらにその後ネットによると「ノジマ藤沢店」では朝6時30分の時点で30人程度、「ヨドバシカメラマルチメディア錦糸町」では、なんと開店後からでも予約することができたという報告も見られました。
ちなみに新型iphoneなどもアップルストアの店舗によって行列の長さは全く異なるとのことで、やはり新宿など大きな街ほど長い行列ができるようです。確かに大きな街はターミナルになるため自宅から行き易いかもしれませんが、夜から、早朝から並ぶ情熱があるのであれば、ちょっと離れた場所でも良いのかもしれません。
そもそもなぜ新宿、秋葉原に行列は集中するのか?
それにしても錦糸町には前日夜から並ばなくても購入できたのに、商品確保数の多そうな新宿はなぜ午前1時の段階で受付終了になってしまうのでしょうか?単純に考えれば新宿近辺居住者が必ずしも多いわけでもないはずだし、都内各所に分散されそうなものです。その理由を調べてみると、なんと土地勘の薄い地方からの遠征組が、より有名な新宿や秋葉原に集まってくるとのことです。地域の店舗ではなかなか取り扱い店舗も少なければ商品確保も容易ではないため、どうしても都心に集中するというわけです。なるほど。であれば、地方からの方は、あらかじめ取り扱い店舗を事前に確認し、敢えてターミナルから少し乗り換えて、大きな繁華街を外れた店舗を狙うのもありかもしれません。
馴染みの無い街はどの程度の規模感、確保数か、不安もありますが…
都内に住む人にとっても、地方から遠路はるばるやってくる熱いファンと対等に戦うのは難儀なもの。特に都心に住んでいるのならば、錦糸町でも新宿でも池袋でも田舎の距離感で言えば「近所」のようなものです。敢えて競争率の高いエリアで戦うのは無茶かもしれません。
twitter、2ちゃんねるなどのネットでリアルタイム状況確認!
できれば前日、予約する店舗(街)を決めたら、近くにある深夜営業の喫茶店や漫画喫茶で待機しましょう。前日の夜から待機すれば確実性は高まりますが、やはり体への負担は大きいもの。また上述の通り地域によっては朝から並べば先着に滑り込める場合も決して少なくないので、まずは体を休めるべくのがベターです。とはいったものの、店舗から離れていると実際の状況はなかなか見えないもの。ぼーっとしていたら先着から漏れる程行列ができていて、もはや帰るに帰れない状況になってしまうのが最悪のケースです。
そこでtwitterや2ちゃんねる等で行列の状況を確認しましょう。行列ができるような話題のものであれば、概ね状況はネット上でシェアされているものです。行列の長さ等を確認したら、現地へ向かいましょう。
ただし向かった時間がど深夜だったとしても、そこは頑張りましょう!
そもそもなぜ並んでまで購入するか?についてはそれぞれ皆さん動機や理由は違うでしょうが、たとえば超人気商品で生産が追いつかない物だと、発売されてから数ヶ月も半年も購入できないなんて商品も少なくありません。出来るだけ早く購入したい、発売されているのに数ヶ月も据え膳の状態を余儀なくされるのはファンに取っては苦痛そのものです。
そしてせっかく体力と時間を消費して並ぶからにはより確実に予約、購入できるように作戦を立てて行きましょう!