都会は有利?新宿勤務者が「妖怪ウォッチワールド」をやってみた感想


先日ガンホーから新規タイトルとして発表されたものは、スマートフォンの「妖怪ウォッチワールド」、GPSを使った位置ゲーでした。ポケモンGOが出た当初の爆発的な盛り上がりには及ばないものの、コンシューマー界隈ではこちらも対局を成す人気のIPということで、巷でもある程度話題になっている模様。

妖怪ウォッチの位置ゲーか。普段ソシャゲはあまりプレイしませんが、せっかく人の集まる新宿周辺を拠点としているわけだしと、やや流れに飲まれる形で触ってみることにしました。

自己紹介、プレイ環境

私(管理人)
20161231061979年生まれ
男性
既婚(娘4歳)
趣味:ゲーム、楽器
職業:企画職
好きなゲーム:JRPG全般、レトロゲーム等
職場は東京都新宿駅周辺。自宅は23区外にある多摩地区は新宿駅から特急で片道20分、20kmほど離れたベッドタウン。職場も自宅もプレイヤーの数にはさほど困らない生活環境。

3DS版の妖怪ウォッチは飛び飛びでプレイ。それなりに楽しんだ記憶はあるけれど、新作が出る都度買っていないということはつまり愛着はそれなりということか。

「妖怪ウォッチワールド」って、何をするゲーム?

さて、この「妖怪ウォッチワールド」とは一体どんなゲームなのかというと、全国各地の妖怪を集めるのが主な目的の位置ゲーです。

その手段として、様々なエリアへ移動して妖怪ウォッチで周囲をサーチ、そこに隠れた妖怪とバトルして勝利することで稀に「ともだち」としてコレクションに加えたり、パーティーメンバーとして参加させることができるとまあよくある位置ゲーの雛形といったところ。

本作の特徴として、周囲のプレイヤーに自身の所持する妖怪をヒョーイ(憑依)させることで、自身が動かずともプレイヤーに運んでもらい、経験値や通過、アイテムなどの報酬が、進んだ距離に応じた報酬を手に入れることができます。逆にヒョーイされた側にはあまりこれといったメリットは無く、1kmあたり1〜2ヨーカと、小銭にも満たない金額が貰える程度。


さらにヒョーイした他プレイヤーの移動先で「妖怪の木」を植えることで拠点化し、そこからさらに遠方へ足を伸ばしたり、周囲の妖怪をサーチしてバトル、ともだちとして加えたりすることもできます。

ちなみに「ワールド」と命名されているものの、海外はエリア外。まぁ海外まで広げられちゃうと収集つかないだろうけども。

課金の度合いも今のところは良心的?

課金要素は妖怪が手に入るガシャ。入手できる妖怪にはレアリティが設けられていて、ガシャでの確率設定はかなりシビア。Aランクは約15%、最高のSランクはわずか3%という低確率。Sランクを狙うのであれば、相当な根気、若しくはスタート時のリセマラ(引き直し)を繰り返し行う必要があるかもしれません。


5日間プレイした限りでは、今のところAランクの妖怪がいれば街中に登場する妖怪は概ね倒せるのと、射幸心を煽るようなプレイヤー同士ガチのバトルを強いられることもなく、個人的にはコレクション要素を除けば特にSランクに拘る必要性はあまり感じておらず。ビジュアルや愛着のある妖怪を引き連れてコツコツとレベルを上げて十分無課金で楽しめています。

「ヒョーイ」がヒッチハイク的で楽しい!個人宅の特定は難しい(ほぼ不可能)

本作一番のウリは、何と言っても他プレイヤーに乗っかってどこかへ連れて行ってもらう「ヒョーイ」。GPSでマップ上に表示される他プレイヤーにメンバーの妖怪を憑依させ、移動距離に応じて報酬を得る機能ですが、これ、風に身を任せてヒッチハイクで旅をしているような感覚です。ヒッチハイクなんてしたことないけれど。


自分の妖怪が、各地から来た人にちょこんと飛び乗り、踏み入れたことの無い土地へ降り立つというのは、人様の営みをこっそり覗き見するような、なんとも言えないこそばゆい楽しさがあります。

ちなみに「このヒョーイによって個人の家が特定できるのでは…?」という点が懸念されているようですが、どうやらここに表示されているのはあくまで過去にそのエリアに居たことのあるプレイヤーであって、各プレイヤーの現在地を示しているわけではないとのこと。また実際に何度かサーチを実行したところ、同じプレイヤーであっても表示される場所が都度変わることも判明。つまり、個人宅および職場を特定することは極めて難しいと思われます。

都心でプレイした結果、思った以上にヒョーイで人が移動せず。実はスリープユーザーも蔓延…?

ファミマだけでもこれだけありますからね、新宿。

より遠くへ足を運ぶには、当然運んでくれる他プレイヤーの存在が必須。となると、やはり人口の多い都心部が有利で、地方に比べるとここ新宿は大きな優位性があるのでは!?

と、サーチをしてみた結果、その都度異なるプレイヤーが一度に10人前後も表示され、ヒョーイする相手には全く困りませんでした。が、ヒョーイしたプレイヤーが思った以上に移動しない。

それもそのはず、日中は仕事や学校など決まった場所でお仕事をされているでしょうし、外出される業種の方であっても仕事中にそうそうゲームをいじりながら移動しているわけではないでしょう。

確かに残業中に弄ってても、デスクから移動しないしなあ。

日中の感覚として、10体ほど適当なプレイヤーにヒョーイさせても、そのうち移動するプレイヤーは1体いるかいないか程度。

もう一つ感じたこととしては、「ヒョーイ歓迎!」とわざわざコメントをしているユーザーであっても、本当にプレイしているのか?と疑うほど誰もヒョーイを承認してくれない。具体的にどういうロジックでプレイヤーがマップに表示されているのかは謎ですが、実はもうプレイしていないスリープユーザーかなりの数表示されているのでは…?

仕組み上、私の振る舞いに対する拒否反応というわけでも無いと思うけれど…

ポケモンGOの例で言っても、一説によるとリリースから2ヶ月で3割のユーザーが、半年で5割のユーザーが早々と飽きてスリープしてしまったのだとか。そもそも上述の通り地図に表示されるのは各プレイヤーの現在地ではなく、あくまで「過去ここを訪れたことのあるプレイヤー」になるので、既にやめてしまったプレイヤーが多数表示されていると考えても推測とはいえ割と辻褄が合う気もする。つまり、新宿にいるから、もっと言えば空港付近にいるからといってアホほど移動距離が稼げる!というわけでもなさそう。

ただし、退勤時間前後になるとやはり移動距離はグッと伸びます。帰宅のピークと思われる18~20時頃の感覚として、3割程度のプレイヤーが移動してくれるくらいかなという印象です。

ちなみに帰宅時間帯20時頃の渋谷区はこんな感じ。人は確かに多いんだけどねえ。

バトルはシンプル。ただしAIがイケてない!

サーチで見つけた妖怪とのバトルは基本オート。勝利すると経験値と通貨が獲得でき、一定値に達すると戦闘に参加した妖怪のレベルが上がるという極めて分かりやすい仕様。


ところが、戦闘におけるAIがとにかくイケてない。効きもしないデバフ攻撃や、効き辛い属性の攻撃を連発したり、よく分からないタイミングでガードを繰り返したり。プレイヤーが自由に行動を選択することもできないから尚更たちが悪い。結果、自分よりも遥かにレベルの低い相手に釈然としないまま負けてしまうことも多々。テンポが良いといえば良いけれど。

結論、結構楽しめる!けれど、都心だからといって荒稼ぎとはいかない…?

プレイして5日経過しましたが、課金をしなくても延々とGPSを起動して野良妖怪を探してバトル、仲間に加えてヒョーイで遠くへ足を伸ばして…といった具合に延々と遊ぶことができます。このやめ時を与えない造りは、さすがソシャゲのナレッジが生かされていると関心。

ただし、良くも悪くもシンプルな出来なので、瞬間的に忙しくなって数日だけプレイせずにいると、すっかりやらなくなってしまいそうなのはソシャゲの宿命か。

新宿と横浜とを往復するプレイヤーさんにヒョーイ。どんなお仕事(生活)をされているのだろうか…ドキドキ。

そして「今のところ」他プレイヤーとの熾烈なバトルなど射幸心を強く煽られることもないので、自分のペースでダラダラと他のプレイヤーさんに捕まって日本全国津々浦々を旅をして楽しむことができています。


課金要素についても、余程コレクションすることに拘りが無い限りは特段目くじらを立てるほどでもなさそう。

ただし、都心にいるからといって圧倒的な優位性を持ってプレイできるかといったらそうでも無く。地方であってもターミナルとなる地域を「妖怪の木」で拠点を作ってしまえるので、さほどハンデは無さそう。

とはいえ、ソーシャルゲームはバランスや機能、方針すらある日突然ガラリと変わるもの。今後射幸心を煽るようなコンテンツが追加されて課金地獄になってきたらまた評価も変わるかもしれませんが、今のところは好きなペースでのんびり楽しめる良心的なゲームでした。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。