古き良きRPGを無性にやりたくなる、そんな瞬間が私管理人にはあります。そんな衝動に駆られては移植されるドラクエやFFなんかを買っては放置しがちですが、今回無性にやりたくなってしまったのが天外魔境Ⅱ卍丸(MANJIMARU)。
当時PCエンジンCD-ROMであのグラフィックと表現を見た時にとんでもない時代が来たと子供ながらに感銘を受けたものですが、あの時の衝撃が今でも脳裏に焼き付いて「天外魔境は面白い」という記憶を時々呼び起こされたりするわけです。
あれから数年の時が経ち、複数のハードに移植されていったのは知っているのですが、調べてみた結果なんとそれぞれにとんでもないプレミア価格が付けられてしまっていることが発覚。一体どの機種が対応しているのか?
天外Ⅱがやりたい。
Amazonで天外魔境Ⅱの移植版ソフト探しを開始!
そういえば過去にニンテンドーDS版が移植された時に買ったのを思い出した。当時は例によって「今やったらやっぱりちょっと古臭いな…」と、途中で手放してしまったものです、ごめんねDS天外魔境Ⅱ。もう一度一からやり直そうと、よりを戻したい気持ちでamazonを見てみた結果…。
なんと廉価版の定価2800円に対して6600円というプレミア価格が!ニンテンドーDS本体なんてのは今やブックオフや何かで数百円でぶら下がってしまっているほどなので、てっきりせいぜい1000~2000円ほどで購入できるのでは?と考えていたけれど、どうやら甘く見ていた模様。あの時売っ払ってしまったことをいまさら後悔。よりを戻そうと昔の彼女に持ち掛けたら既に自分よりずっとスペックの高いメンズと付き合っていた、みたいな気持ち。
続いてPSP版。実はこのPSP版はもう少しお得で、なんと天外魔境Ⅰ、Ⅱ、そしてあのカブキ伝まで含まれている「天外魔境コレクション」となっていて、しかも1980円という破格廉価版もあったはず。そもそもの定価が安いわけだし、高くても1500円くらいか?もしかしたら1000円を切るなんてことも!?期待に胸膨らませつつamazonで見てみた結果…
高いッ!
なんとこちらも中古で5500円という定価の倍以上の値段が付けられてしまっている。まあいくら古いといっても不朽の名作が3本も入っているんだからそりゃそうなるはず、そもそもの1980円なんて値段も破格もいいとこ。なんだかこの際付き合えるなら誰でも良いみたいな振る舞いをしている自分が惨めになって来ました。
さらに古い据え置き機版、スマートフォン版は…?
そして据え置き機であるPS2、そしてゲームキューブ版へもこの天外魔境Ⅱは移植されていたはず。我が家の据え置き機事情はというと、PS2はかろうじて押し入れの奥にしまわれているけれど、ゲームキューブなんて確かもう無かったような、どこかにあったような?そんな程度。それほど稼働率の低いハードに限って…
やすい
…超安い…
安いしさすがに本体持ってない…
安い。余裕で手が出せる。20~30個くらい買って、天外魔境の普及活動ができるくらい安いけれど、そんなことをしようものなら妻に大目玉を食らうのでやめておこう。そもそもPS2やゲームキューブを改めて動かすのも腰が重いし、PCエンジンの本体なんてのは今とんでもない価格が付いているんですね。
ならば昨今あらゆるゲームが移植されている邪道とも思えるスマホ版はどうだろう?物理ボタンは無いけれど、この際操作性を犠牲にしても良いほど天外熱が高まってきている。期待を寄せつつiPhoneのアップストア、Google Playを探すも見当たらず。
どこにも無い天外魔境Ⅱ。
ダメ元でSteamを見てみるもやはり天外魔境は無し。これは6000~7000円を払って買うしかないのか…。
高騰と無縁のダウンロード版をPS Storeで発見!
しょんぼりしながらPS Storeを物色していると、そういえばダウンロード版の存在を忘れていた。ということで改めてPS Storeを検索してみた結果…!
あるじゃないか!
あった!PCエンジンのアーカイブスでPSP、PSVita、そしてPS3で動かすことができる。価格は800円とお手頃。ということで迷わず購入。やっとプレイすることができました、天外魔境!もうこれで売ることは無いからね!
結論、現在天外魔境Ⅱがプレイできる機種は下記の通り。
・PSP
・PSVita
・PS2
・PS3
・ニンテンドーDS
・ゲームキューブ
・PCエンジン
さて、現行機版の天外魔境ⅡはPCエンジン版から倫理上いくつかの表現がカットないし編集されており、このPCエンジンアーカイブスについても同様。残虐だったりお色気だったりする表現は全て修正済み。それでもあの楽しさやストーリーは変わることはなく。
スッキリしたところでレッツ天外魔境。