テイルズオブアライズのDLCで買った「○○の効果2倍!」のアイテム効果を外したい。そう思ったのです。
ゲームの主たるサイクルである「報酬」を、金に物を言わせて倍増させてしまうことに対する罪悪感なのか?はたまた何なのか?購入しておきながらプレイヤーというのは勝手なものだ。(プレイヤー全員で括って、きっと自分だけじゃないよねと安心感を得るスタイル)
でも、アイテム欄を見てもそれらしき切り替えや「捨てる」選択肢すら見当たらず。
と思ったら、ありました。
まずはDLCの購入、効果アップアイテム受け取りの方法から。
DLCで買った追加要素を今更外したいなんて、飲食店で、注文したものを運んできてくれた時に「糖質制限中なので結構!」と突き返すような、作り手のご厚意を愚弄するような振る舞い。理解不能としか言いようがない。
前置きが長くなりましたが、DLCの購入はタイトルであったりキャンプやメニュー画面など、迷うどころかいたるところでちょいちょい挟んでくる。結構グイグイ来るね。
希望のDLCを購入したら、対象アイテムの受け取り。
メニューのシステムにある「DLC受け取りリスト」を選択すると、購入したアイテムが表示されるので、アイテムを一つずつ選択して受け取ります。
受け取ったDLCアイテムは、アイテムの「その他」カテゴリーに格納。
これらの受け取り済みDLCアイテムは、所持した時から効果が発生。
2倍2倍!!
これでガシガシ経験値やSPなどを稼ぐことができる。
と言っても獲得できる量が少ない超序盤のうちはあまりその恩恵を感じられないのだけれど、気持ちとしては荒稼ぎしている気分でございましてよ。
DLCアイテムたちは、当然アイテム欄から「捨てる」こともできず。
だけど、やがて罪悪感が出てくるわけでございます。
自分がしていることは、ただのチートプレイなのではないのか?
経験値やSP稼ぎなどに有る程度の障壁が有るからこそ、それを超えた先にある報酬をありがたく感じられるんじゃないか?(自分で買っておいてよく言うよね)
DLCに頼らず、純粋なプレイヤー目線で楽しむべきだと思い直す。
こんなもの、こうしてやる!!
…捨てられない…
アイテム「その他」欄は、衣装やレシピなどの特殊アイテムが格納されるカテゴリーのため、DLCで購入したアイテムも破棄できず。
当然店で売ることも不可。
こうなってしまうと、もはやドラクエで呪われた装備品を外せずにいる状態に近い感情に囚われてしまっている。外したい。(そこまでテンパってはいない)
もしかしたら呪いを解く教会みたいなところがあるんじゃないか?とか、段々と考えが迷走の一途を辿りつつある昭和生まれドラク世代の管理人です。
メニューの「ライブラリ」内「アーティファめクト効果一覧」に、切り替えがあった!
開き直って(むしろ楽しんで)様々な報酬を2倍獲得して楽しんでいたある時、メニュー画面でたまたま開いた「ライブラリ」で「アーティファクト」の説明が発生。
なにやら所持しているだけで特別な効果をもたらすものをアーティファクトと呼ぶらしいけれど、それってDLCアイテムのことなんじゃないですか?
で、それらのアーティファクトは、効果一覧画面で効果のON/OFFを切り替えできるのだそうな。
恐る恐るメニューの「ライブラリ」から「アーティファクト」を選択し、三角ボタンで「アーティファクト効果設定」を開いてみたら…
あった…
自分が受け取ったDLCアイテムたちは、こんなところにいらっしゃいました…。
それぞれの効果を選んで決定ボタンを押したらチェックが外れた。
DLC効果ON/OFFの切り替えできた!
DLC購入までの過程で「これらのDLCアイテムはアーティファクトですよ」という説明がちゃんとあって、単に私がそれを見落としていただけかもしれない。なかなか見つからない探し物というものは、ふとした場所に思いがけず見つかることが多い。そういう典型例である。
これで罪悪感に苛まれることなく思う存分経験値やSPなどの獲得量倍増プレイを楽しむことができるってわけだ。
それでは気を取り直して、やるぞー!うおー!
2倍2倍ッ!
2倍2倍ッ!
敢えて効果を外してみたりなんかして…。
うふふ、2倍じゃなくなった〜。
実は経験値2倍DLC、そんなに必要なかったんじゃないか説。
このテイルズオブアライズ、レベルの到達度合いによって、戦闘後に獲得できる経験値に補正がかかるので、序盤からムキムキのバランス大崩壊プレイができるわけでもなく。
獲得経験値が3から6になったぞ!…だからなんなのさ?という結果に。
DLCなんて不純な遊び方をしようとした報いなんじゃないかとすら思う。猛省だ。今すぐに外したい!いや、むしろ獲得経験値が半分になるDLCを購入すべきだ、というほど大層な話ではなく、結果、メニューの「アーティファクト」欄にアイテム効果の切り替えがちゃんとありました。
そういうお話でございました。
楽しいぞ!テイルズ!