[画像あり]FE風花雪月 最高難易度「ルナティック」をやってみた感想。


ニンテンドースイッチの電源を入れたところ、いつのまにか「ファイアーエムブレム風花雪月」がアップデートされていました。

一体どんな機能が更新されたのか?とゲームを起動、確認してみると、以前より噂されていた高難易度「ルナティック」が解放されているじゃありませんか。ルナティック…。1周目に難易度「ノーマル」を選んだ腰抜けの私としては無縁かと思いましたが、2周目から「ハード」をプレイしてみるとどうだ、なんだ全然いけるじゃん。

…ひょっとすると、ルナティックも余裕なんじゃないの〜!?ということで、ルナティックの難易度はどのくらいか?プレイしてみました。

ルナティックの前に、ノーマルとハードの難しさを振り返ってみる。

初心者・中級者向けのノーマル、上級者向けのハードに加え、最難関を求める人向けとして2019年9月11日のアップデートで追加されたのがルナティック。いずれも1周目からいきなりプレイ可能。


ヘタレの私管理人はというと、1周目にノーマルをプレイし、クリア後やっと重い腰を上げて2周目でハードをプレイ中。ルナティックをプレイする前に、これまでの難易度について振り返ってみよう。

ノーマル:
深く考えない脳筋プレイ可能。

かと言って、後半までそれが通用するかというとそうでもなく。さすがに終盤にもなると戦略的な攻略を求められますが、こりゃ勝てないなと思ったら何度でもクエストを繰り返すことで、好きなだけパーティーの強化が可能。十分に強化すれば武器は基本鉄シリーズのみで切り抜けることもでき、ゴリ押しでクリア可能。

俺TUEEEプレイが好きな人にはおすすめ、マイルドな難易度。

ハード:
戦略性が求められます。3すくみの法則はもちろん、地形効果や、キャラクターによっては貴重な武器も積極的に消費していく必要が。

強化の時間にも制限があるため、得意分野にある程度特化させたメンバー強化が必要に。ただし、私管理人の場合はアドバンテージのある2周目となりパーティーの強化も捗るため、序盤〜中盤はシナリオによっては正面突破の戦いも可能。

ファイアーエムブレムならではの絶妙な駆け引きが楽しめる。物怖じせず、最初からこちらを選んでいても良かったかも。

その上を行くルナティックってのは、いったいどんなとんでもない難しさなのか…?

どれ、やってみようじゃないの。

難易度ルナティック、まさかの初戦で初めてのゲームオーバーに!

それではさっそくルナティックを開始。

「最初から始める」でゲームを新規で始めると、選べる選択肢の中にありました、ルナティック。名前は可愛いけれど、鬼のような難易度かもしれない、名前に騙されてはいけない。

オープニングを進めていくと、盗賊に襲われる最初のシナリオが開始。ベレトとエーデルガルト、クロード、ディミトリ、そしてジェラルトが一味を迎え撃ちます。

初戦なので、これまでは特になにも考えずともあっさりクリアしていた、言わばチュートリアル的なクエスト。

ところが、ルナティックにおいてはこの初戦であっても脳筋プレイは通用せず。敵の攻撃を2〜3回で倒されてしまうため、敵との距離や地形効果を考えて行動する必要が。

これまでの脳筋プレイに慣れてしまっていた結果…

えっ…!?

信じられない

敵ターンの開始直後、盗賊3人から立て続けに受けてベレトがダウン。まさかの初戦ゲームオーバーに。

確実にこれまでの難易度と何かが違う、今までの意識を一度リセットする必要がありそう。3すくみはもちろん、カウンターを受けない遠距離攻撃を最初に当てつつ地形効果や敵ターンを先読みした距離を考慮し、各メンバーが所持している傷薬で回復しながら丁寧に進めることに。

最後に待ち構えるステージのボスに対しては、ベレトのパパにしてNPCキャラであるジェラルトに頼る!

やっぱり父ちゃんすごいや!

慎重に行動して初戦クリア。

敵AIの精度が上がったというよりは、単純に火力が増している印象。感覚としてはノーマルモードの倍くらいか?

言っても初戦はチュートリアル。本番はこの先である。

体感的にはもちろんハードよりも難しいですが、決してプレイ不可能な難易度ではなさそう。今は!

学園同士の戦い!メインクエスト2つ目、一撃死の可能性も!

続いてメインクエスト第二戦目「鷲と獅子と鹿の戦い」。エーデルガルト、クロード、そしてディミトリ率いるそれぞれ3チームが、実戦に向けて行う模擬戦のクエスト。ちなみにこのシナリオではメンバーが倒れても死亡扱いにはなりません(クラシックモードの場合)。恐れずに行こう。

ところが、開始早々、敵メンバーの攻撃で…

え!?

!!

相手チームからクリティカルを受け、即死。

このシナリオの出撃メンバーは5人。1人のダウンは致命的。これが仇となり、別のメンバーも立て続けにダウン。

次々に人員を削られ、あっという間に集中砲火を受けてリーダーもダウン。

ていうか、学園同士の模擬戦、命を賭けた戦いでもないのに全滅するとゲームオーバーになっちゃうのね…?

とかなんとかしながらやり直すこと3回、30〜40分ほどでメインクエスト2つ目クリア。

難易度が少しずつ理解できつつあります。

いよいよ実戦!フリー戦闘は着実に一体ずつ倒せば無理な難易度ではい!

メインクエスト2つを終えて、いよいよ実戦、フリー戦闘へ。

フリー戦闘は敵の数はそこそこ多いですが、メインクエストのような仕掛けの多いステージではなく、どこからともなく新手が飛び出すこともなければ群を抜いて強いボスが登場することもないため、一体ずつ確実に倒せば恐るるに足りず。

また、パーティーの中で桁外れに強くなるメンバーがいる場合は囮(おとり)としても利用し、射程範囲に入ったところを一網打尽にすることで、確実に倒していくことも可能。

一人称が「オデ」のラファエル君などが、頼もしいパーティーの防波堤に。

フリー戦闘はパーティー強化の貴重なチャンス、積極的に利用したいところ。火力の弱いメンバーも、隙を見つけてペチペチと攻撃を加え、技能レベル上げをする余裕くらいはフリー戦闘には十分にあります。

重宝しまくる魔法と弓などの遠距離攻撃メンバーは、確実に技能レベルを上げていきたいところ!

やってできないことはない!「ルナティック」は、十分楽しめる難易度!

その後メインクエストを5まで進めてみた感想として、ルナティックは確かに難しかった。特にメインクエストは思わぬところから突然敵が飛び出してきたり、条件によっては一撃で倒しにかかってくるボスがいたりと油断できません。

が、一般のプレイヤーでも十分に楽しむことのできる難易度という印象。

敵の射程範囲は必ず確認したいところ。

クエストを進める中で技能レベルを上げていけば新しいスキルも身についていき、戦略の幅も広がり生き残る確率も上がります。もちろん天刻の拍動も使用可能なので、アクシデントが発生したらターンを巻き戻すことも可能。

当初は無理ゲーに挑戦するようなプレイヤー向けの難易度かと思いましたが、そんなことは全く無く。むしろ、ファイアーエムブレムのスリリングな緊張感を楽しめるレベル。

ちなみにクリアデータからの引き継ぎも可能なので、難しそうと感じたら一度ノーマルかハードでプレイし、引き継ぎ要素を活用して2周目としてルナティックに挑むのも良さそう。もちろん、失った仲間が戦闘終了時に復活するカジュアルモードも選択可能。

ただし、チャレンジングなプレイがそもそも面白くない!という方は、特にトロフィーも無ければ、ルナティックをクリアしなければ解放されない何かがあるようでもなさそうですので、無理をせずにノーマル、ハードを楽しむのが良いかもしれません。

※噂によればこのルナティックを上回る難易度が用意されるのだとか?もしそうであれば、次こそ死にゲークラスの難易度になる…?

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