ここが良かった!ペルソナ5スクランブル クリア後の感想


「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」クリアしました、Switch版です。今年遊んだゲームの中で一番面白かったかも。

ペルソナという題材と悪魔合体、無双アクションが混ざればそりゃつまらなくなりようがないんでしょうが、テーマに加えてモラトリアム的な猶予期間の一ヵ月を懐かしい仲間とバカ騒ぎしながら全国を行脚する一夏の思い出的というシチュエーションとストーリーも良かった。

ということで、クリア後のレビューです。

JRPGの良さが前面に。メガテンも遊びやすくなったとしみじみ。

全体を通してバランス良くクセも少なく丁寧に作られている印象。尖った感じは無かったけれど、一つ一つの行動に対して得られる達成感も程よく、飽きずに遊べました。ビジュアル面はかなり尖ってるか。これこそJRPG。

いきなり話が逸れるようですが、その昔ファミコンやスーパーファミコンで女神転生を遊んでいた頃なんかは、遠くにあるセーブポイントの距離を意識しつつ悪魔にビクビクしながら長いダンジョンを一歩一歩進み、128分の1だかそんな低確率の武器をドロップした帰りにムドで一撃で倒されてやり直しになるとんだハプニングに見舞われたり。(遠い目)今となっては良い思い出…になると思ったら大間違いだよ!

「もう二度とやんねーよこんなクソゲー!」とか憎まれ口を叩いた直後に再挑戦したり、あるいは本当に投げ出して数年後にめでたくクリアしたりなんてことも珍しくなかったわけで。そういう理不尽さから来るストレスが本当に少なくなったと思う。特に日本のゲームは。

そして、ちゃんと努力に対して褒めてくれるのも嬉しい。いや、努力と言えるレベルでなくても褒めてくれる。私なんてのは褒めて伸びるタイプなので、雑魚一匹懲らしめただけで「やったな、ジョーカー!」「凄いぞジョーカー!」なんて言われると、悪い気はしないわけですよ、単純ですね。誰が単純だよ。

ところが、多少無茶をしてもセーブポイントはその辺にちゃんと点在しているし、いつでも回復スポットに戻れる。最近のゲームはこういうのが主流になってきていて、最後まで飽きずにエンディングまで導いてくれる。それがヌルいと言われたらそれまでだけど、私は良いと思う。ヌルく無いのはダクソやSEKIROにお任せするのもよろしい。

個性的なキャラたちのストーリーを、スッキリと完結させてくれたことに好印象。

おなじみの魅力的なキャラクター達とストーリーはもちろん、実際にエンディングを迎えてみると、余韻は残しつつも後腐れない感じで好印象。

やたらもてはやされる「なろう系」の臭いは時々鼻についてしまったりするけれど、それはさておいても、かつてペルソナ5本編で100時間も本編で行動を共にした仲間との再会はやっぱり楽しいわけで。

「続く。」なんつって何か含みを持たせただらしなく続く感じの終わり方だったらどうしてやろうかと思っていたけれど。どうしてやろうかと思ったところで泣き寝入りするしか無いんですけどね。収集つかないストーリーで着地するような3部構成のFF13とか、あるいは15年経っても完結の兆しすら見えないキングダムハーツとか。10年越しで続編出すとか、みんなが皆あの頃と同じモチベーションで取り組めるかも正直疑問だし、不謹慎を承知で申し上げると、結局プレイしないまま志半ばで亡くなってしまう方だっているかもしれない。FF7リメイクなんかもそうだよね。スクエニお得意のそれらに象徴されるような往生際の悪さみたいなものが無い。

別にスクエニを引き合いに出すつもりは無かったんだけど。

この作品をプレイすることで初めて「ペルソナ5の真相が暴かれる!」とかいうこともなく、スカッと終わらせてくれて良かった。

これだけRPG界に影響を与えてペルソナ5なら、続編が出れば出ただけ売れるのは間違いない。だけど、生かさず殺さずうやむやにせずちゃんと一つの区切りとして気持ちの良い終わらせ方をした潔さは評価。とか言って、これまでの傾向としてペルソナ5スクランブル・ザ・ゴールデンが出ないとは限らないけども。

相変わらず登場キャラはみんな魅力的だったし。特に今回は新キャラのこの人が本当に良かった。

どうも、私です。

新キャラ長谷川善吉さん。

京都府警から派遣され、警視庁公安部に所属する警察官。ビジュアル通りクールになり切れない3枚目キャラ。もうちょっとだけ踏み込んで話してしまうと、この人には年頃の娘さんがいまして。家庭のことを顧みずに仕事ばかりの父との仲は、それはもう最悪なわけですよ。同じく一人娘を持つ私なんかはもう感情移入しまくり。

善吉が仕事に没頭していた理由、娘がずっと言えずにいた本音、黒幕の存在がペルソナお得意サスペンスのフィルターを通して描かれるとか、もうお父ちゃんダメですわ。

得てして厨二的のシナリオは「正義が必ず勝つわけじゃないよね」みたいなねじ曲がった屁理屈を並べてモヤっとさせがちですが、正義としがらみの狭間で戸惑いながら、怪盗団を通じて信念を貫こうとする姿は、素直に我々プレイヤーを時々素直に勇気づけてくれる。

世間で言われるバランスやボリュームは丁度良いじゃないか。

とにかく初見殺しのバランスの悪さや、ボリュームが短いなんて批判的な意見も目にしました。

まず1つ目のバランスについては、プレイ開始直後は同感でした。ホント、遊び方根本的に違うんじゃないか?と不安になるほど。特に最初のボスなんかは「こりゃ無双の皮を被ったダクソですか?」という程何度倒されたことか。ここで「初っ端からバランス最悪だわ」と思われた方、大丈夫です、多分私の方がヘタクソで、回数死んでるんで。

その後じっくり時間をかけて、ペルソナを強化したりスキルレベルを上げたりしているうちに、ちゃんと強くなっていく。手間暇かけた分だけきちんと強くなってくれるのが嬉しい。

続いてボリュームについて。一通りのリクエストもクリアし、遊びつくしたなあという感じはありますが、そこまでのプレイ時間は40時間ちょい。

特に私のような会社員は、どんなに面白くても「クリア時間はたっぷり100時間だよ!」と声高に言われても、有り難みを感じるどころか多少胃もたれしてしまうわけで。にも関わらず、本編が100時間近くもあったオリジナルがあれだけぶっ続けで遊べるコンテンツは奇跡的でもあるけれど。

周回プレイができない人は、リクエストをこなしてみましょう。

そういえば、クリア後の引き継ぎ周回プレイがエンディングを迎えても全然できずにおりまして。

まあ別にいっか…と思ってコツコツと積み残しを消化していたら、サブクエストをクリアしているうちに解放されるんですね。

そしてこのタイミングで難易度RISKYも解放されると。やらないけどね、おっかないから。

一応クリア後も、まだコンプリートしていないペルソナや装備品も楽しめそうなので、コンプリート目指して遊びつくそうと思います。面白かった!


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