3DS版「ドラゴンクエスト１１」すれ違い通信「時渡りの迷宮」やり方と効果は？

PS4版と3DS版、異色のマルチプラットフォーム展開をしている「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」ですが、3DS版のみに実装されているオリジナルコンテンツ「時渡りの迷宮」では3DS本体おなじみの機能である「すれ違い通信」を使って遊ぶことができます。

ところが実際にこの「時渡りの迷宮」をプレイしてみると、手順に多少分かりづらい箇所が散見されましたので、まとめてご紹介いたします。

「時渡りの迷宮」とは？

3DS版にのみ実装されている「時渡りの迷宮」とは、時渡りの迷宮で手に入る「冒険の書の合言葉」を使って「祭壇の間」から過去作の世界へ入り、そこで起きている問題を解決することで報酬を得られるといった「クエスト」です。

時渡りの迷宮へは、ストーリーの序盤でへ行くことができます。(私の場合はのんびりプレイして、6時間弱で到着しました）

物語を進めていくと突然謎の生き物「ヨッチ族」が登場し「村を助けて欲しい」と訴えかけてきます。そのまま本機能の拠点となる「ヨッチ村」に到着し、説明を受けてから時渡りの迷宮へ入ることができるようになります。ストーリー進行上強制的に通過するイベントとなるので、見過ごす心配はありません。

以降、ルーラやキメラの翼にてヨッチ村に行くことができるようになります。

「時渡りの迷宮」ゲームの流れは？

「時渡りの迷宮」では、主人公たちの代わりに集めたヨッチ族を派遣してダンジョンを攻略していきます。

最大8匹のヨッチ族でパーティーを編成して、モンスターを退治したりアイテムを拾ったりしながら時渡りの迷宮を進んでいきます。

時渡りの迷宮各ステージの最後には「扉の門番」と呼ばれるボスが待ち受けていて、倒すことで手に入る「冒険の書の合言葉」を「祭壇の間」で使うことで、旧作品の世界に入ってクエストを受けることができます。

ところがこのヨッチ族がまたとんでもなく弱く、最初のうちは一匹あたり敵に与えるダメージはごくわずか、相手からの攻撃では１～２発で倒されてしまいます。またレベルや装備によってヨッチ族を強化、成長させることもできないので、いかに強いヨッチ族を見つけるかが重要になります。

より強い「ヨッチ族」を集める方法は？

ヨッチ族を集める方法は、フィールド上に現れるヨッチ族を捕まえることと、すれ違い通信を行うことの2つです。

フィールド上のヨッチ族を捕まえる、といっても決して追い掛け回す必要は無く、決まった場所にぽつんと立っているヨッチ族を見つけて話しかければ仲間に加えることができます。フィールドでヨッチ族に出会える頻度は高く、その辺りで拾える素材に近い割合で点在しています。

次にすれ違い通信では、本機能の予め設定された3DSを所持しているプレイヤー同士がすれ違うことで、それぞれが割り当てたヨッチ族を１匹ずつ受け取ることができます。

すれ違う相手がランクの高いヨッチ族を持っている場合は非常に頼もしい仲間となりますが、最初のうちはランクに制限が設けられており、「時渡りの迷宮」を進めながら階層を深めていくことで、より強いヨッチ族のランクが開放されていきます。

かつての「まさゆきの地図」と同様、時間が経てば強いヨッチ族が出回り始めるかも？

すれ違いの設定方法は？

まずは本体の通信機能がオンになっている前提で、ゲーム上において、「時渡りの迷宮」の拠点となる「ギルド」の受付で、すれ違い登録をオンにします。

続いて、案内に従って自分がすれ違う相手に渡すヨッチ族を登録します。この際に「性別」「趣味」「名前」そしてメッセージなど簡単なプレイヤーのプロフィールを設定します。設定するヨッチ族には名前や帽子をカスタマイズすることができます。

これで設定は完了となります。設定が完了したら、3DSの電源さえ入れておけば、ゲーム自体は終了してしまってもそのままプレイを継続していても、どちらでもＯＫです。

すれ違いが起きると本体右上のランプが緑色に点灯し、どのゲームに対してすれ違いが発生したかは本体機能の「お知らせ」にて確認することができます。