ちょっと前までやっていた新作タイトルそっちのけで、衝動的に買ってしまった旧作ばかり遊んでしまいがちな私です。

そんなこんなで手をつけてしまっているのがHDリマスター版「ファイナルファンタジーX-2 」、switch版。名作ですね。いや、シリーズの中では不人気作でしたっけ。楽しいですけどね。

その中でも特に難易度の高いのがトーブリ運搬イベント。ちょこちょこ動き回るすばしっこいトーブリを追い詰めてエレベーターにぶち込むことで、超序盤でレアなアイテムが報酬として貰えることでプレイヤーにはおなじみのイベントですが、どれだけ厄介か？ご覧ください。

FFX-2のトーブリ運びイベントとは？

まずトーブリさんはこの人。

楽団員を従えた早口の旅芸人、良い顔。

このトーブリが主人公一行の飛空挺に乗り込んだあとで、狭い通路の先にあるエレベーターに押し込むというもの。

発生タイミングは、ストーリーレベル2開始時。このイベントをクリアすることで、たしか「キューソネコカミ」という瀕死状態であれば全てのダメージが9999を超えるというゲームバランス大崩壊のチートアイテムが貰えた。

つまり、このキューソネコカミをゲットすれば、私の大好きな俺つえープレイが楽しめるというわけだ。しかも、超序盤から。これは取るしかない。

このトーブリ運びイベントを発生させるためには、ストーリーレベル1の段階で幻光河のミッションをしない、そしてトーブリに会わない、ということが条件。つまり、ストーリー進行ミッションだけをこなせばOK。迷う必要なし。

トーブリ運搬イベントをやってみた！

それでは実際にトーブリ運搬イベントをやっていきたく。

飛空挺の通路にいる楽団員たちをエレベーターに追いやればクリア。楽団員たちは基本棒立ち状態なので特に問題なし。一方このトーブリはというと、ちょこまか動く上に小さい。おまけに早口ときたもんだ。スルッとユウナの脇をすり抜けてしまうと、またエレベーターの反対に戻ってしまう。

それでは行ってみます。トーブリめ、運んでやる！

それー！

むむむ！

あーん！

ダメだ、全然運べない。茹でているうどんを箸でなかなか掴めないみたいなもどかしい気分。諦めずにやってみよう。

ちょっとずつ追い詰めて…

ピタッとハマった！

そう、このピンクのレーンとユウナの間にうまれる微妙な隙間にトーブリを収めることで、動けなくなるわけですね。あとはこのレーンとの距離を保ちながらエレベーターまで進めばOK。勝算あり！

ちょっとずつ…

無だ。心を無にするんだ

無に

…

いけるぞ…

いけるぞ…？

いける！

あ

あ、

あああ

あらららら！！

終了。

失敗。エレベーター目前だったのに。こんな面倒でしたっけ？トーブリイベント。

ちょっと心を鎮めるべく、一旦休憩を挟みましょう。

ジャイアンことドラえもんの剛田武氏の趣味は、カラオケとおままごとらしいですね。６歳の娘が言ってました。いったいどこから仕入れたのやら、最近は子供から学ぶ知識も多いです。

それでは気を取り直してもう一度。グイグイ行きたいと思います。

ちょっとずつ…

コツは掴んだ。

邪念は捨てよ

慌てるな

いけるぞ…

今度こそいけるぞ…？

これはいける！

いけるっしょ！？

いけた！？

やったー！！

成功！あとは楽団員たちを雑な感じで次々にぶち込んで終了！キューソネコカミをゲットして俺ツエープレイするぞ！

いけいけー！

キューソネコカミ、あたーす！

あたーす！

ん？

何スか？これ。エンタープライズとは？キューソネコカミは？

移植版以降ではトーブリ収納イベントアイテムは差し代わっていた！

そう、なんとこのキューソネコカミ、序盤で取ってしまうことでとんでもないバランス大崩壊を引き起こすということが問題視され、移植版FFX-2からはなんと別アイテムである「エンタープライズ」に差し替えられた様子！

肝心のキューソネコカミはというと、後半にならないと獲得できない上に、装備することでスロウとバーサクが自動でかかってしまうという余計なおまけ付き。というのはとっくに皆ご存知だったようで。

今さらエンタープライズとはなんぞや？を説明するまでも無いのですが、HPが限界突破して9999を超えるというもの。レアではあるけれど、あくまで9999を超えるHPになって初めて効果を発揮するもの。

装備しても

レベル上げないことには恩恵も無し。

しかも、このイベントをクリアしてしまうことでその周はイベントコンプリート率を100%にすることができず、強力なジョブ（ドレスフィア）きぐるみ士も入手できなくなるので、なので、このトーブリイベント自体1周目では頑張ってやる必要のない、むしろやらない方が良い説も。もうやること全部裏目裏目に出ているぞ。もうセーブしてしまったぞ。

やはり序盤からキューソネコカミなんか使ってチートプレイしようとした罰ですかね。新作そっちのけで引き続きプレイしてきたいと思います。真面目に、実直に。